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Yakov

2009年03月31日

環境保護(2)

 さすがにこの辺になってくると制服一式揃えるのは長期計画でやらないと仕方ない。まあモスクワの宿泊先は近所に大きなvoentorgがあるので地道に記章類を揃えられて助かる。もっとも客は現役の軍人やら警官やらばかりで、こんなものを山ほど買い込むマニアは筆者くらいだと思うが。



どうみてもプールの安全監視員のようだが(笑)、現ロシアの水資源保護監視員のパッチである。以前紹介した環境保護局のパッチとよく似てはいるが。



まあついでなので再録するが、これが一般的な環境保護局のマーク。ここの制服はかなり詳細な資料があるのだが、水資源保護監視員にかんしては制服自体不明なままである。
ちなみに、ソ連時代の水資源保護官の帽章は海軍によく似たベースに「水面に落下する水滴」というわかりやすいデザインであった。



それでもこのような記章だけはこまめに入手している。上の環境保護局エンブレムはおそらく襟章、下の水資源保護官は帽子のクラウンにつく帽章であろう(下には文官共通の円形コカルデがつく)。



大きさ比較のためにソ連時代とロシアの水資源保護官のバッジを並べてみたが、そもそもタバコか何かと一緒にしないと意味がないことに気がついた。まあ標準的な「当番バッジ」サイズということで見逃していただきたい(笑)。  

Posted by Yakov at 19:45Comments(0)

2009年03月30日

環境保護(1)

 旧ブログで漁業資源保護官や国家環境保護局について少し触れたと思うが、今回は水質関係を。



これは浄水の方だが、他に紹介する項目も立てにくいので・・・。レニングラードの浄水100周年記念バッジである。基本的に埋立地に作られたサンクト・ペテルブルクであるから上下水の問題は非常に重要であったのは言うまでもない。そこらに井戸を掘ればいい、というわけには行かないのだ。



これもソ連時代の優秀水質検査員章だが、これは自然環境保全の専門家であろう。



ソ連の水資源利用及び資源保護監視官の証明バッジ。

次回はロシア時代を。



  

Posted by Yakov at 18:25Comments(0)

2009年03月29日

袋物・リュクサック(3)

 本日は旧ブログでも紹介したパラシュートバッグについて。



教本(国防省86年)で図解されている個人用パラシュートバッグはこのスタイルである。コードで開口部をまとめて小さな蓋を布ベルトで締める(ベルトと確認用封印は欠けているが)システムで、運搬時のほか降下後にパラシュートをまとめておくためのものだが戦地では私物入れに重宝したようだ。もともとこれもボロ市で「商品運搬用」に使っていたものを無理に譲ってもらったものな訳で(笑)。
サイズは70X55X25。



このような止め具/コード併用タイプは今回初めて見た。全体を覆う大型の蓋があるのだが、何のパラシュート用かは不明(いや、正直先のものも何用か確証はないのだが)。止め具(リフト・ザ・ドット)のソケットが何個か欠けていたため国内(某サムズさんである)製品で補った(笑)。サイズは55X45X25。

先ほど国防省教本を久しぶりに眺めてみたが、個人用、安定用、貨物用から逆噴射エンジンつきパラシュートに至るまで似たようなパラシュートバッグが制定されているので識別の鍵はサイズくらいしかないようだ。(あまり熱意がないので)これが何用かあまり突き詰める気はないのであしからず(苦笑)。
ちなみに大型のパラシュート(逆噴射タイプとか)には本体用と備品用に大小2つのバッグがつくようである。
  
タグ :空挺備品

Posted by Yakov at 18:42Comments(0)

2009年03月28日

袋物・リュックサック(2)

本日来客にて簡単に。





ロシア山岳兵装備・・・に限ったわけではないが、長期行軍を行なう偵察部隊等に支給されるリュックサック。普段からあまりPX品とか官給品とかの区別を重視するブログではないのだが、これは(とあるところから出た)官給装備のようだ。現ロシアでは折りたたみ式のカバン類が愛用されており、「バウル」と呼ばれる肩掛けなどでお馴染みだろう。





モノクロの簡易インストがついてくるのが面白い。兵器見本市で配っているリーフレットにもよくこんなイラストが使われているのだが・・・。  
タグ :装備迷彩

Posted by Yakov at 20:47Comments(0)

2009年03月27日

一次戦リエナクト(5)

 今回は映画用小道具を少し紹介してお茶を濁すのだ。





映画会社から出たアクセルバント2種。金色の方は実物ペンシル(ニコライ2世の紋入り)つきで本体は一部編み直してあるように見えるが材質からしてかなり古そうだ。銀に金メッキしたものらしく黒ずんでしまうのはまあ止むを得ないが。
銀色の方はペンシルこそ実物らしいがソ連の兵用銀色アクセルバンドを組みなおして再現したようだ。形態的にはソ連1969年式(2本ペンシルの将官用)に近いので着用は楽にできそうだ。



同じく映画会社から出たものだが縫製はかなりしっかりしている。右端の軍医用肩章はもちろん出来はいいのだが、大戦時と思われる上質の金織物ベースに銀色塗料を塗りこんでいる・・・という「もったいないオバケ」が出そうな代物だ。中央は同じく大戦型らしいベース(金の含有量が明らかに多い)の少将肩章から刺繍の星を解いたもの。左端はロシア時代の真鍮製織物にファイバー製エンブレムをぶち込んだもので、これならまあ我慢が出来るレベルではなかろうか(<何様のつもりだ)。



この辺になってくるとレプリカか実物か判らないエンブレムといい豪華なベースといい、海外で実物として流通していそうなレベルである(大尉のベースは明らかに70年代以降のものだが)。
こういう上質なものはいつの間にか散逸してしまうわけで、いやはや悲しいことである(<他人事)。  

Posted by Yakov at 18:22Comments(4)

2009年03月26日

武装警備員(7)

 このネタはデンビル同様エンドレスに続きそうな気もするが・・・今回はやや古めの物を。



雑然とした写真で恐縮だが、40~50年代のクロームメッキのボタンと6~70年代の下級職員バックル。
40年代の下級職員バックルには星に鎌槌+クロスした小銃・・・というボタンと同様の意匠がついていた。



細部がよく見えないが、61年式の菱形襟章がついていた・・・と思われる武装警備員用ギムナスチョルカ。紺色折り襟に切り欠き式のポケットということで、ボタンを替えれば1934年式GULagの看守服代用に使えそうな代物である。クロスライフルにターゲットマークのアルミボタンが付いていたが、後に襟章が平行四辺形台座となってからも使用されたかはよく判らない。基本的に下級職員用の制服だろうと思われる。



これまた後の時代の記章とまぜこぜの写真で恐縮だが、クロスライフルの襟章用エンブレムのうち、銃剣がついているタイプ(画面左上の中でやや右側のもの)は50年代から62年までの旧型である。真鍮に銀色メッキのものと銀色の合金製の2種類を入手した。
・・・このタイプの襟用階級章は七宝を入れても戦前の代用にならないのが残念である(笑)。  

Posted by Yakov at 19:32Comments(0)

2009年03月25日

続・民警(7)

 本日所用につき簡単に。



この項の(6)で紹介した予審判事の制服。ベースは民警そのままで、軍法務官と同型の襟章、右袖の民警兵科章は裁判の象徴:天秤となっている。
まあこの辺は想像に難くないが、件のDVDで地区の民警総会のシーンを見てみると、左袖の内務省記章が通常の黒バックでなく青いものを着用している人物が何人か写っていた。例によってどこかに入り込んでしまったが、それと同型のパッチは数年前モスクワで購入していた。購入後6~7年経ってようやく正体がわかった次第である(もちろん通常の黒バック国章も使われているはずだが)。



コレクションの箱を引っ掻き回していたらこんな二つのバリエーションを発見した。上の丸型は伝統的な民警スタイルで、予審判事も法務省職員(廷吏・事務官)も共通規格のはずである。ただし法務省は全て水色、予審判事にはトルコ石色と呼ばれるやや色の濃いバリエーションもあるようだが・・・。
問題は下の角ばったタイプで、形態的には検事局のものによく似ている(配色は全く異なるが)。
配色からしてまあ法務省/予審判事の肩章とみるべきだろうが90年代初めの服装規定資料がいまいち不明でどうもすっきりしないのが正直なところだ・・・。

  
タグ :記章法務

Posted by Yakov at 20:26Comments(0)

2009年03月24日

商業系(2)レストラン

我ながら地味なネタだとは思うが、まあ好きなのでしょうがない。



下にあるのはただの商業労働者優秀賞だが、上にあるのはモスクワのレストラン・「アルバート」の給仕バッジである。民営化された現在はともかく、ソ連時代にはそれはもう、超高級レストランとして知られていたところだ。筆者など(根がケチなので)横にある惣菜コーナーでケーキやらサラダやらを買う位が精一杯である(苦笑)。
給仕以外に盛り付け担当やコックのバッジもあるわけだが・・・お察しの通り、現在この手のバッジは想像以上に高価なのでそうそう何種類も集めていられないのだ(悲)。



鉄道駅その他交通機関のレストランは統一機構で運営されていたようだ。鉄道弘済会みたいなものだろうか(<多分違う)。まあこの辺はソ連末期か、ひょっとするとロシアになってからのものかもしれない。
ソ連映画「二人の駅」に登場するような「クソ不味くて選択の余地のないチケット制のレストラン」というのも今になって見ると一度経験したかったと思う(今ではどこで食べてもそこそこ美味いし)。
ソ連時代にレニングラードまで長距離列車に乗ったことはあったがなにしろ夜行の急行列車だったわけで・・・。



オマケに食器も一つ載せておこう。ボロ市で買った塩入れだが、戦前の博覧会(今はВДНХ)会場のレストランからくすねてきたもののようだ。どう考えてもスターリン時代、綱紀粛正の真っ最中。なんというか、いい根性をしていると思う。  

Posted by Yakov at 18:10Comments(2)

2009年03月23日

商業系(1)

 ソ連時代、商業系の労働者はあまり重視されておらず、優秀な学生はまず技術系を推薦された・・・とよく聞かされたものだが、余禄の大きい職種だけに時々は名誉を与えないと腐敗の温床になってしまうというものである(実際温床だったみたいだが)。その辺のバッジを中心に。



モスクワの百貨店といえばGUMであろう。赤の広場に面した一等地で伝統ある建築物なのだが、もともと小規模なコーナーに分かれていたのでソ連時代から「中野サンモール」みたいな印象がぬぐえない。現ロシアでは西側モードやら何たらが入ってさらによく判らない場所になってしまっている。
このバッジにはモスクワ市生活委員会商業本部・・・とでも訳すのだろうか、物々しい文字が入っている。実のところ当時の売り子が普通につけていたバッジのようだが。



これはモスクワ川沿いのデパートのバッジ。以前TsMU(モスクワ中央デパート)のバッジも見たことがあるので、いずれこの辺のバッジを集めだすことになりそうだ・・・。  
タグ :店員記章

Posted by Yakov at 17:48Comments(0)

2009年03月23日

武装警備員(6)

 本日(あと数分だが)所用につき簡単に。





旧ブログでも紹介した国立銀行の現金輸送員と警備員のバッジだが、帽章とセットで売っていたので重複も省みず買い込んでしまった。以前専用ボタンのついた黒いジャンパーも紹介したのだが、こうなると純正の帽子が欲しくなる。実は制服が頻繁に変わるため、制帽なのか略帽、ベレーなのかすらわからないのだが。現状を知るために用もないのに銀行に立ち入ることになるのだろうか・・・。
ま、そんなわけでいつか制服を調べるためだけに口座を開設することになるかもしれない(笑)。
・・・正直日系銀行(買収されて今はみずほ銀行だが)にもう口座を持っているというのに・・・。
ちなみにそこは民警が警備しているため面白みに欠けることこの上ない(<身勝手)。  
タグ :警備員銀行

Posted by Yakov at 00:10Comments(2)

2009年03月21日

地下ガス救難隊(2)

 また地味なネタを再開する(パンツも地味といえば地味だが)。



前回少し触れたが、現ロシアでは交通建設局と石炭生産省(それ以外にもあるのだが)では別組織の救難隊が組織され、制服も別である。
これは石炭生産省の2004年式肩章だが、通常この手の組織では下級、中級、上級、高級職員の肩章ベースからして異なる。しかしこの組織では下級~上級の肩章ベースが同一、という変わったシステムとなっている。この例でいうと、星がない状態では下級職14カテゴリー、星が1~4個つくと上級の8~5カテゴリーを示すことになるのだ。



これは交通建設局の2004年式シャツ用および制服用肩章で中級職(7~4カテゴリー)のベース肩章である(星が階級を示す)。実は機密通信輸送吏と全く同じつくりで、ボタンとエンブレムを替えればそのまま使えるのであった。制服自体は全く異なるのだが、こういう奇妙な例も結構ある。

  
タグ :記章救難隊

Posted by Yakov at 17:52Comments(0)

2009年03月20日

軍用パンツ

 唐突なネタだが「春だから」・・・というわけではない。一部の要望により・・・というと妙な感じだが資料性は希薄ながらも粛々とパンツ画像を載せるのである(着用写真はないのでご安心あれ)。



ソ連時代のパンツといえばほぼ一貫してこれである。戦前の映画にも社会の窓(死語)のないこのスタイルのトランクスとランニング(白またはブルー)がでてくるので少なくても30年代以降は使用され続けていると思われる。ヨーロッパでは昔からYシャツの裾を活用することでパンツの使用に替える習慣があったようで、30年代以前についてはあまり追求したくない。
・・・ちなみにランニングは戦前でも(私物と思われる)海軍縞タイプも頻繁に使用されているようで、規定の支給頻度では消耗に追いつかなかったのだろう。
細かな話だが製造年スタンプが直接押されている製品と別刷りの布がつくタイプがあるようだ。
とりあえず立体裁断なので前後ろだけは区別できる。



黒い生地のものも支給されたようだが時代的な差異であるのかはよく判らない。裁断は全く同一である。





以前軍事博物館からホニャララした中に混じっていたのだが、非常に薄い生地で尻にポケットがついている。これがトレーニング用としたら生地が薄いので大惨事(笑)になりそうである。
このような生地は医療用(外科医の手術着インナーなど)によく見られる生地なのでそっちの可能性のほうが高そうだ。まあどうしてポケットが必要なのかよく判らないが(笑)。

ロシア時代のブリーフというのもあるが、旧ブログでざっと触れたような気がするので省略する。


  
タグ :ソ連軍下着

Posted by Yakov at 18:25Comments(5)

2009年03月19日

地下救難隊(1)

 旧ブログでは炭鉱関係・・・とアバウトにくくったのだが、小物がまた手に入ったので項目を変えて再開するのだ。



ロシア型所属パッチのバリエーション。2004年型だと紋章(赤十字+クロスしたハンマー)に柏葉が付け加わるのだが。このパッチでは非常事態省を思わせる意匠が付け加えられている。
ちなみに都市建設省でも石炭生産省でも同名称の救難組織を持っているのでこれがどこの省庁のものか今ひとつ判らない。





旧ブログでもベースを紹介したが、青縁に黄色いラインがソ連型(及び90年代)の配色である。炭坑夫や技術者とも同様のデザインでエンブレムのみ異なる。・・・それにしても、後期型のポリ塩化ビニール製はいつ見ても切なくなっていけない。
ちなみに中級職では袖章も併用されるのでコンプリートへの道は結構険しい。



いきなりな感じだが戦前型の鉱山救難員の帽章。ほぼ相似形の襟章用エンブレムなども存在するが、これまたコンプリートは至難の業である。
  

Posted by Yakov at 17:30Comments(2)

2009年03月18日

兵科シンボル(3)

 本日はほぼ一発ネタで。これまで野戦銀行とか珍妙な組織を何件か紹介してみたが、しみじみ21世紀だなあ・・・と感じてしまった。



voentorgで購入した時は何だか判らなかったのだが・・・資料を調べてみたらロシア連邦軍環境保護部の兵科バッジだそうである。軍事行動は究極の環境破壊ともいわれるくらいでもはや言い訳など利かないような気もするが、まあ平時にあっては必要な部局ではあるのだろう。
温暖化やら何やらと大々的に謳っていると将来「ゴアのハッタリ」みたいに結論付けられてしまうかもしれないが、「環境保護」とアバウトにいっておけばとりあえず組織は安泰だと思う。



さすがにこれだけではあんまりなので・・・。ロシア軍では2004年改定で兵科紋章を小エンブレム、中エンブレム、大エンブレムと3段階に定めている。ここで宇宙軍の盾形紋章を紹介しておくが、大エンブレム自体はやや異なるデザイン(鷲章と唐草があしらわれている)の意匠となっている。
・・・軍の定員を大幅削減するとかいう割りには変なところに予算を浪費している様な気がしないでもないが。

いやもうマニアは大変なんすからホントに。  

Posted by Yakov at 18:29Comments(0)

2009年03月17日

兵科シンボル(2)

 本日は趣向を変えて。兵科章の変遷についてちょっと紹介してみたいが、この調子で全兵科やる・・・とかではないのでご安心を。いよいよネタに困ったらやるかもしれないが。



帝政の装甲車部隊章と1922年式戦車兵袖章を。割と下世話・・・というか即物的な帝政デザインに対し、イメージ優先の赤軍デザインが面白い。この後盾と電撃のマークもでてくるのだが(その現物はどこかに入り込んでしまったので後日)この旧マークは1924年にも装甲部隊本部のシンボルとして残されている。



1924年式エンブレムの一部。装甲車、装甲列車、戦車の個別にマークが設定されているのがわかる。ここに出した戦車マークはややイレギュラーな現地製造タイプかもしれない。・・・さすがにこの辺は実物ではなく型取りした金属製の複製品である。黙っていればわからないかもしれないが(笑)。



1936年型戦車兵エンブレム。大小あるが、士官候補生用に小さいのが存在したのは間違いない。実際のところ小さいものを襟に着用した士官クラスの写真も散見するので「候補生専用」かどうかは断言できないが。
小型のものは早期に姿を消したようで、1943年の肩章用にはほぼ全て大型タイプがつく。



戦後の55年、69年、94年、2000年ごろの各エンブレム。なんというか当時使われていた戦車とはほぼ無関係のデザインとなっているのが面白い。最後のものなどスターリン戦車にしか見えないのだ(笑)。
最新の2004年型は胸甲騎兵の鎧にデザインがかえられたらしいが、現物にはまだ出会えていない。  

Posted by Yakov at 19:58Comments(4)

2009年03月16日

兵科シンボル(1)

 ほとんど番外編のような感じだが、この秋何故か手に入った旗の紹介でも。
ロシアになってから、各兵科のシンボルマークはほとんど数年ごとに改定がなされている。2004年にまた大規模な改訂があったのだが、その一部を何枚か所有している。旗自体はPXでも売っているようなさほど高級な造りではないのだが入手先は・・・ゴニョゴニョ・・・と誤魔化しながら淡々と紹介したい。長辺が1.5mを越え、非常に用途に困る旗なのだが。



本日紹介する旗は全て出所が同一なのだが、まあ一番使い勝手がよいのはこの国旗であろう。サッカー会場で振り回そうものなら(でかすぎるので)後ろの席の奴に殴られると思うが。



帝政期から変わらぬデザインの海軍旗。もちろん艦隊指令とか各兵科のものとかバリエーションが無数にあるのはソ連時代と同様である。



ロシア国防省旗。これは90年代からほぼ変わらないが、国防相専用旗とか副官用とか似たようなデザインが多いのでニュース映像などで誤認しないように。



空軍旗の2004年型。これまたソ連時代から微妙なデザイン変更がなされ続けているのだが、新型ではプロペラに大砲まで付け足されてなにやら座りのよくないデザインに・・・。



地上軍の2004年型。ま、各兵科の旗はいくつもあるわけだが、陸海空というくくりなら当然この旗である。



後方支援軍旗。当ブログでは一番登場回数が多いような気がする。

  
タグ :軍旗兵科

Posted by Yakov at 18:08Comments(4)

2009年03月15日

鉄道・交通ネタ(6)

 今回はちまちまと小物で。まあこういうものほど苦労するのが常であるが。



軍鉄道輸送部隊(ВОСО)の51年式帽体用制帽章。黒のビロードバンド、水色パイピングの制帽自体は以前紹介したと思うが、この帽章が驚くほど入手しにくいのだ。昨年何個かモスクワに出回ったのだが、皆足元を見た値段がついており、それでも何とか手に入れることが出来た。しかしピンが折れるのが怖くてなかなか帽子につけられない悲しさよ・・・。帽章の予備がないというのは非常に心悩ませるものである。・・・そんな強迫神経症めいたメカニズムにより、逆に使いもしない帽章が溜まったりもしてしまうのだが。



同じく悩みの種になりそうな40年代都市交通帽章。制帽の配色が今ひとつわからないのだが、うっかり複製制帽など完成させてしまうとまた地獄が始まるような気がしてならない。



都市交通に限ったものではないが、公共サービス部門の優秀労働者章。公務員ネタというのは時代によって分類区分が変動するので実にやりにくい。
実はレストランなど別項目で取り上げたいネタも多いのだが、「公共サービス」なんて項目を立てるわけにもいかず(公務員と同義反復になってしまう)この辺もうしばらく考えてみたいと思う。  

Posted by Yakov at 17:59Comments(0)

2009年03月14日

続・森林警備官(2)

 またもマイナーなネタで。現ロシアはともかく、ソ連時代の小物はえらく大変なジャンルなのだ。





50年代の森林官と巡察員の勤務バッジ。服に糸で縫い付けるシステムなのが面白い。40年代には国防省の管轄であったり、組織の変遷がかなりあるので微妙な差異のあるものが恐ろしく高価で流通している。いくら道楽者の筆者でもさすがに完全品には手が出ないので(1枚数万円を軽く越えるのだ)七宝の落ちたものを安価で購入、七宝モドキでお茶を濁す・・・というのがせいぜいである。まあ当時の襟章用エンブレムを手に入れようと思ったらまた地獄の苦しみを味わうことになるのだが(40年代の金属製袖章だけは手に入れた)。



70年代の下級職員用袖章。配色自体は変わっておらず、旧型でも緑色のラインが縫い付けられていたはずなのだが、旧型リボンの織パターンその他、謎が多い代物である。いつかは旧型実物を・・・ああ、また煩悩が(苦笑)。  

Posted by Yakov at 17:55Comments(0)

2009年03月13日

袋物・リュクサック(1)

 身の回りでアフガニスタン・リエナクメントが盛り上がっているようだが今回は80年代の民間リュックの紹介でも。軍偵察員は空挺型装備を支給されることが多いがさすがにあの収納量では長期作戦には向かないわけで、かといって山岳装備が全ての部隊に回ってくるわけでもない。勢い軍事百貨店などで旅行者用の大型リュクを購入して使用した例も多いのだ。
旧ブログで紹介したものとは別バージョンが(また)手に入ったので今回は2点ほど。



かなりの大型リュックで長期行動にぴったり・・・と思うのだがベルトの強度がどうも信用が置けない。ナイロンウェブのベルトで上蓋を押さえるのだが、小さな金属ガイド(というか四角い金具)を通すだけという構造で、肩ベルトと本体側をつなぐDリングが細いウェブで繋がっていたり・・・。肩紐は片方が固定、片方が自在金具による脱着式なのだが脱落しやすく、やむなくカラビナを別途購入した(悲)。
キャンバス製とはいえ、多少軽いのが救いだ。



このタイプは蓋押さえのベルトが60年代以降お馴染みのゴム引きキャンバスベルトで出来ていてかなり頼もしい出来となっている。まあパーツが軍隊風だからといって軍制式というわけでもないようだが。
それでいて本体のDリングは頼りない化繊ウェブで縫い付けられていたりして、この中途半端なヘビーデューティーぶりがよくわからない。ゴム引きベルトの霊験はあらたかなようで、中身を空にしても非常に重い(爆)。
・・・かつてOSPREY社のソ連軍研究本に「ソ連軍大型リュックサック」とロシア語(正式名どころか一般名詞なのだが)つきで記載されており、筆者の抱いていたスティーブン・ザロガへの敬意はこれを機に消え去ったのである(<じじいネタで失礼)。
追記:正確にはこの型ではなく、もっと民間型丸出しの革製ストラップタイプのリュクが載っていたのだ。









おまけ。今回モスフィルムから中古のRD54を何個か手に入れたのだが、バットマン2とか(ポピュラー歌手グループの)ニルヴァーナとか変な落書きがあるものも結構混じっていた。(復員兵のものでなく)部隊の備品が放出されたはずなので、何を考えとるんじゃ、と思うことしきりである。部隊長が堅物だったら殴られるのではなかろうか(いや、部隊長でもなければ逆に殴られそうな連中だとも思うが)。
  

Posted by Yakov at 18:01Comments(2)

2009年03月12日

武装警備員(5)

 またまたマイナーの極北である。入手から幾歳月・・・の40年代ものを。





友人から譲り受けた49年式鉄道省警備員制帽(下級職員用)である。制帽のトップは暗青色のはずだがどう見ても黒そのもの。友人が手に入れたものはバイカ生地でおそろしく濃いながらも紺色・・・といえる範疇だったのだが。まあ手持ちの60年代警備員キーチェリも同一生産年度ながら片方は紺、もう一つは黒なので、ひょっとすると「手持ち資材で適当に仕上げた」ものがあるのかもしれない。
それにしても帽章を手に入れるため、また苦労する羽目になりそうだ・・・。



同じく49年式中級職員用肩章。当時のソビエト百科事典では文官型の銀糸織パターンのはずだが、このような軍隊式織もあった、ということだろう。何しろ他にこんな配色の肩章はないのだから。



モスフィルムの倉庫から出てきた原反の一部。ソ連では廃止された規格の軍その他の余剰品を安価でモスフィルムに卸す・・・ということがよくあったようだ。この手の品を改造して帝政やら外国の制服やらをでっち上げるのに重宝したらしい。・・・まああまり使い勝手のよくないものは50年後でもまだ残っている・・・ということになるが(笑)。  

Posted by Yakov at 18:01Comments(0)