2009年07月11日
化学防護(1)
今回新旧2種の訓練用化学防護パックを入手した。化学兵器で汚染された皮膚を清浄にし、炎症を防止、皮膚からの毒物の浸透を阻止・・・といった機能を持つもので、ガーゼで巻かれた軟らかい容器を握りつぶし、皮膚に塗布する・・・というのが基本的な使用法である。旧ブログでは戦前のものを紹介したことがあるが、50年代終わりのベークライト容器、70年代の金属容器入りの2種は今回が初見であった(文献で目にしたことはあるが)。
現物がまだ届かないのだが現地で撮った画像を。ガラスアンプル、軟質容器2種(ガーゼ製カバーも見える)などがよく判る。容器蓋に鋭い金属突起が見えるが、容器(の内容器)を破るのに使うパーツである。
容器を日に透かしてみた。訓練用なのだからそこまで正確に作らなくても良いと思うのだが(実際70年代の訓練キットは空っぽだった)内側のガラスアンプルには粉末まで入っている。おそらく「訓練用」に回した「本物」なのだろう。
こんなものを持って空港に入ったら「化学発火式爆薬」を持っていると思われかねないので泣く泣くばらしたのである。異様な臭いのする液体といい怪しげな粉といいどうしたものか、と思いつつ友人宅の流し台にぶちまけてしまった(笑)。まあ大した毒性はないと思う(無責任)。
現物がまだ届かないのだが現地で撮った画像を。ガラスアンプル、軟質容器2種(ガーゼ製カバーも見える)などがよく判る。容器蓋に鋭い金属突起が見えるが、容器(の内容器)を破るのに使うパーツである。
容器を日に透かしてみた。訓練用なのだからそこまで正確に作らなくても良いと思うのだが(実際70年代の訓練キットは空っぽだった)内側のガラスアンプルには粉末まで入っている。おそらく「訓練用」に回した「本物」なのだろう。
こんなものを持って空港に入ったら「化学発火式爆薬」を持っていると思われかねないので泣く泣くばらしたのである。異様な臭いのする液体といい怪しげな粉といいどうしたものか、と思いつつ友人宅の流し台にぶちまけてしまった(笑)。まあ大した毒性はないと思う(無責任)。
Posted by Yakov at
18:37
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