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Yakov

2009年07月31日

建設関係(2)

 今回もサクサクと記章ネタ。



軍事建設部隊の優秀章。軍事建設隊は軍工兵隊と違いほとんど準軍事組織のような扱い・待遇を受けており、被服、装備もワンランク落ちるものが支給されていた。
この辺は後日紹介するが、旧軍でいう「チョウチョ、トンボも鳥のうち」を髣髴とさせる話なのである。



40~50年代に制定された各省庁別の優秀社会主義労働章なのだが本当にありとあらゆる官庁のものがある。筆者が手に入れた頃、この建設省のものなどかなり安かったものだが今となっては・・・。
ちょっと変わった官庁(保健省とか軽工業品製造省とか化学工業省とか)、また戦前のXX人民委員部と記載があるものなら軽~く数百ドルが飛んでいくのである。



これも建設関係には違いないのだが、白海運河を実際に作った人間はあまりもらえていないと思う(囚人だから)。建築技師はともかく内務省関係者への支給例が多い、というのはまあ今更言うまでも。
こういう戦後の支給品はまだ入手が楽なのだが・・・。その辺もまあおいおい。

  

Posted by Yakov at 19:14Comments(0)

2009年07月30日

医療・衛生(5)

 4月以来の医療ネタ。ミリショーの準備で忙しいため、しばらくは簡易更新になるので宜しく。



サンクトペテルブルクの化学・薬学アカデミー。医学系の大学卒業章は赤エナメルに金が医学、青エナメルに銀が薬学、青エナメルに金が獣医科・・・というのが原則だったはず(学校銘板がない場合)だが、詳細な資料で調べてみると「文字入り記章」で例外がゴロゴロ出てきたのには恐れ入った。
ロシア連邦ではソ連時の「XX名称XX大学」から称号が抜けたり変わったりなんとも判りにくい。



リガ市の文字が入った赤十字バッジ。戦前には「赤十字及び赤新月社」という名称だったソ連赤十字の図案から、戦後新月はほぼ消えてしまっている。



「民警からのプレゼント」で紹介したようなロシア赤十字最初期(92年)の慈善票。実質宝くじである。赤十字を助けることは自分も助けることになる・・・と書いてあるのは(賞金となる)配当が少ないことのいいわけだろうか(笑)。
まあ日本のアレみたいに第一勧銀(<もう死語だが)だけを儲けさせるよりはいいかもしれない(爆)。  

Posted by Yakov at 17:19Comments(0)

2009年07月29日

ロシア海軍将官(1)

 また唐突な・・・と我ながら思うのだが、旧ブログで94/97制服を紹介し忘れていたことに気がついた。
実のところミリショーが近づいたためでもあるのだが。



94/97規定の海軍少将常勤服。ソ連時代の8個ボタンから6個ボタンにマイナーチェンジがなされ、裁断が大佐用と同型になったのである意味ありがたい。写真のものはサイズの都合で記章交換中のもの。
それはそうと、現ロシアになってから(糊でがちがちに固められて)交換のたびに地獄を見るような記章が増えてきたような気がする(涙)。



陸・空軍に比べてソ連時代のデザインを色濃く残したロシア海軍だがこういう微妙な改定は随所に見られる。袖章の中の鎚鎌を錨に変えるとか、遠目にはほとんど意味のないものが多いが(笑)。



肩章が台形から五角形になったのもさることながら、階級星の内側の「五角形部分」がソ連時代の赤から黒に変わったのも意味があるようなないような。というのも、今に至るもソ連型帽章やソ連型略帽を(好みで)着用する例が山ほどあり、これに比べれば細部の違いなど・・・と思わざるを得ないのだ。

ちなみに規定上は「ロシア海軍士官は錨をデザインしたボタン、将官は鷲の紋章ボタン(陸軍で全階級が使用しているタイプ)」と定められているのだが、ロシア将官の多くは「ソ連時代の海軍将官ボタン」を好んで使用しているようである。  

Posted by Yakov at 18:07Comments(0)

2009年07月28日

スポーツ記章(1)

 バッジネタはきりがないので恐縮だが、思いつくままの時々更新、ということで。



スポーツ大会の報道員とかは前にも紹介したが、1983年サヴィエフ記念バレーボール大会におけるトレーナーと審判のバッジである。しかしまあ製造ロットは明らかに少ないと思うのにさまざまな種類をきっちり作りわけるところはさすがスポーツ大国というべきだろう。



アーチェリーのトレーナー章(デザインで丸判りだと思う)と農村スポーツ大会(?農産省の大会かもしれないが)のトレーナー章。
・・・こういうバッジの山を見るに、このジャンルのデザイナーはソ連時代食いっぱぐれることはまずなかったろう、としみじみ思う。  

Posted by Yakov at 19:29Comments(0)

2009年07月27日

建築関係(1)

 昨日は某イベントでアンドレイ・チカチーロのガレージキットを購入(こういうキットが実在するのだ)して感動した筆者であるが、さすがにこのネタで項目を立てないだけの良識はある(当社比)。

余談はこのくらいにして今回のネタは建築関係。随分とアバウトなくくりだが、ソ連といえばこの関係のグッズの汲めども尽きぬ泉・・・ということでボチボチ紹介して行きたい。





優秀建築労働者バッジとДСК-1:モスクワ市建設局第一住居建築コンビナートの10年記念章。
優賞労働者章の裏面には「労働の名誉と栄誉」の頭文字がЧИСТと読めるようになっているが「清潔」の意味を匂わせる駄洒落になっているような気がする(笑)。ДСК-1の裏面には建設した作業体積(とでも言うのだろうか)が書いてあるのだが「工場の累積作業実績」なのか「これだけの作業実績がある人間に支給」されたものかよく判らない。



そういえばこの間のSSOネタで紹介し忘れたがモスクワ国立大学МГУの義勇建設隊の袖章はひたすら目立つデザインである(レーニンが丘に立つ本館のシルエット)。
そういえば旧ブログで紹介したモスクワ物理工科大学では何故かSSOパッチの意匠が原子模型(原子核の周りに電子軌道)だったりしたが、e-bayとかにはこういうパッチを「ソ連秘密原子研究所の記章」とかいって売り出す悪徳業者がいそうな気がする(笑)。

  

Posted by Yakov at 17:10Comments(0)

2009年07月25日

友の会(2)

 記章ネタで淡々と更新。




 
ソ連国防省内の旅行部記念メダル。まあ卓上メダルだから当たり前なのだが、親衛章と比べてもかなり大きなサイズだ(そんなわけで筆者はあまり卓上メダルを集めてはいない。それでも集まってしまうのだが)。旅行友の会というのかなんというのか訳語が難しいのだが、ソ連国内にも軍専用のホテルや保養施設があるように休暇の際(職業軍人の場合だが)には旅行プラン立案、ツアー組織その他、結構な業務があったのであろう。アフガニスタン視察ツアー(保険なし)なんてのには死んでも参加したくはないが(笑)。



自動車及びバイクのエンスー(<死語)サークルバッジ。左の少年部と右の成人部では当然活動内容も違うのだろうが(少年部では実車操作訓練以外に模型製作なども活動守備範囲だろうし)。
少年XXという友の会はほぼ無数に存在するのでこういう安いバッジを集めていても塵が積もって大変なことになる(笑)。



久しぶりにロシア防衛&スポーツ協会РОСТОネタ。カリーニングラードの支部55年記念、ということだがもちろんДОСААФまたはОСОАВИАХИМ時代から数えてのことである。まあその前はケーニヒスブルクだったわけから、さすがにその時代を勘定に入れるわけにもいくまい(笑)。
今回滞在したモスクワ南部のコローメンスカヤ辺りではРОСТО/ДОСААФと大書した宣伝カーがしょっちゅう行き来していたが、やはり頻繁に宣伝しないと人が集まらないのかもしれない(ソ連時代より知名度も下がったし)。

  

Posted by Yakov at 16:48Comments(0)

2009年07月24日

続・近隣国(3)

 久々のネタだが地理的にはあまり近くない国から(笑)。



旧ブログでも取り上げた南イエメン(社会主義のほう)の記章。帽章のほうは金と銀があり、金色の帽章は国旗部分が正規のもの(三色旗の上に青い三角形+星)なのに対し、この帽章では三角形部分が白になっている。以前紹介したので画像は省くが階級章の星、ボタンとも同様に金と銀があるのである。兵と将校にしては(兵下士官の階級には星がつかない)おかしいので、軍と内務省の違いとかそういうことかもしれない。
真ん中の準軍事組織のものらしいバッジだが、リボン部分がエナメル塗装・・・というのはアフガニスタンその他でもよく見られる仕様である。右の青年組織と思しき七宝のバッジはなかなか良質。かなり古いものだろうか。
・・・余談だが、アラブ系の「人種的」アイデンティティーは「黄色人種のアジア人」ということなのだろうか・・・とこのバッジの配色を見て考えてしまった(<差別的文脈で言っているのではなく)。


на антикварном магазине в москве. НЕ ЛИЧНАЯ КОЛЕКЦИЯ АВТОРА!

某アンティックショップで見つけたモンゴル軍1934年記章見本。モスシュタンプ工場が提出したもの。
上の帽章と真ん中の三角形2つ組み(上級指揮官階級章)は現物を持っている。
後で聞いたら某博物館の盗品らしく、買わなくてよかったと思った(ま、高くて買えなかったのだが)。  

Posted by Yakov at 18:54Comments(4)

2009年07月23日

お国自慢観光土産(1)

 またバッジネタをやろうと思ったが、全然整理がつかないので観光地ネタ。



どうということもない画像で申し訳ないが、右二つはゴーリキー市土産のコップホルダー。60年代後半に流行ったアルミ製の廉価版だが、都市風景を描いた部分より、カモメ型にうち抜かれたベースの造形がなかなかステキである。

余談だがソ連・ロシアの道路わき、遊歩道や緑地帯に施されている柵の類も、(近くで見ると物凄く荒々しいつくりなのだが)ちょっと離れて見るとシンプルで優美なデザインになっているものが非常に多い。
さらに言えばアパート低層部分の窓の格子(泥棒避け)デザインも旭日とか海岸のイメージとかで結構面白いのだ。
まあこの辺は次回のモスクワ行きでまた撮り溜めてきたいと思う。



「英雄都市」と書いてあるので戦後のものということになるが、七宝やエナメルで綺麗に飾られたオデッサ土産のシガレットケース。真鍮に銀メッキのお馴染み50年代スタイルだが古びてくるとなんとも言いがたい魅力が感じられる。まあ人によっては「ゴミ捨て場から拾ってきた」ように見えるかもしれないが。
シガレットケースはすでに30個以上集まったが、紛失が怖くてあまり持って歩けないのが実情なのだ。

いっそ(失くしても大丈夫なように)同じデザインのものを買ってこようかとも思う(<本末転倒)。  

Posted by Yakov at 20:04Comments(0)

2009年07月22日

マニュアル(3)爆発系

 あまりマニュアル紹介ばかりやっていると正統派軍装マニア(いるのだろうか)の拒否反応を喰らいそうな気もするがもう少しだけ。



ちょっと古い版(60年代)なので、現在では主に第三世界のジャングル戦で汎用されているПОМЗ杭状地雷とかの使用法が詳しく載っている。その後ろに見える工兵バッグは今回現物を購入したので(荷物到着後に)また細かく紹介できると思う。工兵ペンチ・プライヤーや地雷の安全装置にはめ込む針金、雷管ケース(もちろん空である)などがまとまって入っていたのだが、整理、再現するのにこういう図解は実に役に立つ。





クラシックな木製の箱型地雷や踏むと足を撃ち抜くトカレフ弾入り地雷、普通の対戦車地雷(この図は遠隔爆破タイプ)などとともに・・・。



「ロンメルのアスパラガス」が発展したような対上陸用の地雷とともに地雷処理についても詳細に書かれている。右の車輪に載っている棒・・・という絵は「爆弾三勇士(古い)」のような地雷原爆破装備である。



地雷原マーカーといえば、筆者は大戦時の携帯セットを持っているのだが戦後のこういう携帯バッグは初めて知った。これまでただのマガジンケースと思って見逃していた中にもこの手のものが混じっていたような気がする。
右に見える爆薬、信管、(第9中隊でチXポ型に造形していた)プラスチック爆薬などもサイズ入りで細かく図解されている。最近出たGRUスペツナッズ本にこの手のイメージ図がかなり載ってはいるのだが、こういう詳細な資料を見ると悪い虫が騒いで仕方がない(笑)。いや、原寸模型を作る、という話なのだが。



オマケ。モスクワの総合科学博物館に展示されているソ連最初の原爆(と同型筐体)。模型というよりむしろ「中身を抜いた本物」が並んでいる・・・というのがソ連博物館の怖ろしいところである。



  

Posted by Yakov at 18:26Comments(0)

2009年07月21日

マニュアル(2)激キワモノ

 筆者のオフラインでの友人知人はご存知のことだろうが、我が家には標準的な歩兵火器マニュアルや基本操典がゴロゴロしている。そんなわけでいい加減「普通」の感覚が麻痺しているのだが「ちょっとこれは・・・」というマニュアルを二、三。まあほんのさわりで申し訳ないが。



左の工兵兵器マニュアルはまあ普通のものとして(笑)右の「模擬兵器マニュアル」はなかなか面白いものだと思う。



手前に置いたДП64対破壊工作員兵器もキワモノではあるが(<潜水してくる工作員を潜航艇ごと爆雷で破壊、という乱暴な兵器)右側のマッチ点火の四角い箱は・・・演習で効果音を出すための模擬爆薬なのだ。爆竹みたいなやわいものではなく2km以上音が響くことを前提にしてあるので周囲10mは非常に危険、という奴である。



左のより爆竹状のもの、中央の電気発火式のものも効果は上と同様で決して甘いものではない。
このほか砲弾の弾着を再現する大型爆竹がモデルとする砲弾(口径)別に何種類も紹介されている上・・・。



極めつけはこれだろう。模擬原子爆弾・・・。見せるだけ、取り扱いを覚えるだけの模型ではなく効果音と閃光、きのこ雲発生装置まで内蔵されていて兵士4人で運用・・・という代物。

・・・某国でもこれとアイソトープ散布を併用すれば結構世界を騙せるかも・・・とさりげなく時事ネタで〆るのである。
  

Posted by Yakov at 18:02Comments(4)

2009年07月20日

マニュアル(1)下級指揮官の手引き

 このような「簡易画像紹介ブログ」では不十分なことこの上ないが、この春購入したマニュアルを、ほんのさわりだけでも紹介したい。



国防省発行の「下級指揮官の手引き」表紙。かつては無償あるいはただ同然の価格で発行されていたマニュアルであるが、なかなかいい値段(600ルーブル近い)で販売されるようになってしまった。これもまあご時世というやつであろうか。
「下級指揮官」というとソ連時代の分類では上等兵~曹長クラスを指すわけだが、かなり高レベルな内容である。



このような射撃・着弾等の基本はもちろん・・・。



装備、武器は自動小銃からRPG(<ゲームではない)、手榴弾は言うに及ばず・・・。



C-4爆薬など戦闘工兵レベルの基礎知識も網羅されている。



МОН50(ソ連版クレイモア)などの配置、統制爆破などももちろん守備範囲なのである。





これも時代である・・・。



当然無線機の基礎概念(別途マニュアルがあるはず)も・・・。



個人用掩蔽壕だけでなく、それなりの規模の塹壕陣地の構築も解説されている。



医療キット、応急処置方もかなり詳しく載っているのだ。

別々に発行されているマニュアルを程よい分量にまとめた「総集編」的なマニュアルとして、外国人の好事家には十分なものではないだろうか・・・って発行者は「外人の需要」など微塵も考えていないと思うが(笑)。

  

Posted by Yakov at 18:46Comments(6)

2009年07月19日

キャンペーングッズ。

 アバウトな表題で恐縮だが、この春モスクワの消防博物館(旧内務省系)でもらってきたグッズの紹介である。このブログの最初期にВДНХで行なわれた展示会"安全2008"を紹介したが、消防が非常事態省に移管されてからは別の場所にある「非常事態省博物館」にお株を奪われつつある・・・という話を友人から聞いた。



このように世界各国の消防グッズが展示されているコーナーもあるので、筆者は日本の骨董市で(ただ同然で)買った消防~消防団のグッズを時々寄贈している。そうするとお返しに本やら小物などをもらえるわけで・・・(それが目的で寄贈しているわけではないが)。





今回はなんとも奇妙なものをもらってきた。この手のロゴ入りマフラーはスポーツ観戦の定番(主に応援用)グッズなのだが、「予防」と大書したマフラーというのはなんとも奇妙な感じがする。
防災キャンペーングッズに意味を求めるな、といわれればそれまでだが、ともかくこの手のマフラーには「フーリガン」のイメージが強すぎて・・・。色も(非常事態省も加盟している)ディナーモのチームカラー(白とライトブルー)に近いし。

もしかして「予防安全」なんて名前のスポーツチームがあったらどうしよう・・・と思ったが幸いそんなチームはないようだ。・・・ま、日本で団扇に色々印刷するようなものかもしれない(笑)。


  

Posted by Yakov at 17:40Comments(0)

2009年07月18日

大統領警護隊再び(1)

 旧ブログで(ほぼ一年前に)さんざん紹介したのだが、今回つい魔が差して(笑)現用警護隊の礼装一式を購入してしまった。現物はまだ届いていないのだが上下、キーベル(礼装シャコ帽)、ベルト等である。専用ブーツも引き合いがあったがさすがに(サイズ44だったし)それは止めにした。乗馬用の物凄くカッチリした靴であったのだが・・・。





上着の全体。帝政期の服をモチーフにしつつも結構簡略化されているのが判る。



襟元のアップ。襟章は織り出し式ではなく、金糸編みの階級リボンを張り合わせた簡易生産である。  

Posted by Yakov at 17:29Comments(0)

2009年07月17日

SSO:学生義勇建設隊(1)

 荷物はまだ到着しないのでちょっとした雑感ネタで。





今回購入したロシアの雑誌「コレクター」で学生義勇建設隊の特集をやっていた。旧ブログで何回か特集したように筆者も作業服やら記章、記念バッジの類をちまちま集めていたのだが、こういう雑誌はなんというか実に痛し痒し、なものである。
雑誌自体は主にバッジ・記章に特化した構成なのでそれほど毎回注意して見ているわけではないのだが、いきなり表紙に学生義勇班鉄道部門の写真が・・・。おまけに中を見てみると隊員バッジの「年代別バリエーション」がびっしり・・・。
これまでは(モスクワでも)ちょっとマイナーよりのジャンルだった(はずの)学生建設隊関係の相場がいきなり跳ね上がってしまったのだ(涙)。



とりあえず見つけた72年の学生建設隊バッジ。帰国後ССОで検索したら(タクティカル専門店の方を探したかったのだが)この手のバッジコレクターのページがヒット、しばらく気が遠くなってしまった。

(荷物が来るまで)このネタはしばし保留ということで。

  

Posted by Yakov at 19:23Comments(4)

2009年07月16日

プロパガンダスカーフ(1)

 (1)としてはみたが、まあ単発の発掘ネタ(部屋を整理していたら発見)である。
ジャンル的には「紙より扱いやすいポスター」といえるかもしれない。帝政期にはモシン・ナガン小銃の分解作法を掲載したものなどが作られており(中央軍事博物館に展示してある)、それらは兵営、宿営地などに貼られた(・・・というかそれ以外に使用法が思いつかない)ものだろう。



前景。一辺が80cm程度と余り大きな物ではない。こういうものは上質な絹製が通り相場だが1943年製、ということもあって薄い綿の様な混紡のような微妙な材質である。
1943年建軍25周年の記念品で、これ自体は(部隊ではなく)個人に贈られたもののようにも思える。
スローガンは「レーニンとスターリンの旗の下前進!ドイツ占領軍を叩き潰せ!」という定番のもの。



細部に色々なモチーフがちりばめられていて面白い。サイズが大きいだけに三軍の軍旗の他、各共和国の略称とかも見ることができる。



戦場群像というかなんというか、こういうコラージュ手法はロシア人の好むところである。

・・・あまり有意義なコメントも出来ないが、本日はまあこの辺で。

  

Posted by Yakov at 17:27Comments(0)

2009年07月15日

ユダシキン制帽(2)

 本日も地味に制帽ネタを。



前回までと同様、ソ連式によく似た刺繍が施された空軍パレード制帽。しかし制帽自体の配色は(ソ連時代と異なり)ロシア94/97同様制帽バンドが暗青色となっている。帽体の鷲章がなくなったのだからソ連風にウイングでも足してみたらどうか・・・とつい思ってしまう。



これは正直これまでのものと同じシリーズかどうかよく判らない。ソ連時代も現ロシアも海軍制帽のバンドには(一部特注品を除き)織物ベルトが巻かれているのだが、これにはバイカ(起毛綿)地のような(少なくてもベルベットには見えない)生地が使われているのだ。豪華な金コイル刺繍が粗末な(?)生地に施されている、というのはなんとも居心地の悪い感じである。



一遍に購入した中に混じっていたので、97式制帽もついでに紹介しておこう。高級注文品の将官制帽には大抵金糸刺繍の鷲章がついているのだが、規定上はこのような金属記章でかまわないようだ。  

Posted by Yakov at 18:25Comments(0)

2009年07月14日

ユダシキン服制帽編(1)

 現物は当分来ないようだが現地で撮影した将官制帽でも。
某博物館から出たものなので試作品の可能性もある。



礼装制服の方は70年代ソ連式を意識しながらも(ボタンが大幅に減るなど)「似て非なる」感が強いのだが、この将官パレード制帽はかなりソ連時代に似ている。顎紐は海軍将官や大佐用と同じ普通の編紐になっているが金糸コイルを使った高級なものである。もっとも今のご時世でソ連式素材、ソ連型手刺繍を導入したら経費が莫大なものになってしまうと思うが。
帽章は中心の星が消え、帝政将校と帝政兵下士官を「足して2で割った」ようなものになっている。帽章サイズは小さくなり帽体の鷲もなくなったのだが相変わらずクラウンの大きさは結構大きい。



この顎紐がソ連将官礼装と同型である。裏革(時にベージュの表革)に金のコイル刺繍が施された豪華版で、さすがにこんなものまで復活させたら大変な気がする。



常勤用の空挺及び宇宙軍将官制帽。帽章以外はほぼ94/97年規定のままのように見える。
  

Posted by Yakov at 17:14Comments(2)

2009年07月13日

民警のプレゼント(2)

 本当に貴重な制服類はまだ届いていないので今回はネタ小物を。





全ロシア福利基金「内務省ベテラン」が発行した「治安宝くじ」のハズレくじ(<当たり前)。売上げの半分を退職者の福利厚生に、残りを賞金として還元・・・というやつである。
帝政ロシアでもソ連でも「ОСОАВИАХИМくじ」やら「国防省くじ」などでお馴染みの「特殊くじ」ではあるが、現役の「特殊宝くじ」というのはなかなか目にすることはないのだ。

まあ普通のくじなら地下鉄通路などで頻繁に見かけるのだが、どうせ一ヶ月しか滞在しない筆者が(賞金目当てで)くじを買うのは実に馬鹿馬鹿しい。



これ以外にも同色のブリーフやら股引やら(もちろん新品)ももらったのだが、まあ画像はTシャツだけでいいだろう。常勤ワイシャツのようなブルーグレーの官給品だが、実際のところソ連軍で支給されたような薄いブルーのTシャツやランニングを着る事もあるようだ。


  

Posted by Yakov at 18:01Comments(0)

2009年07月12日

民警のプレゼント(1)

 知人に民警や元民警が何人かいるので時々変なものをもらうことがある。もらっておいて変、と言うのも失礼な話だが(本人にとっての)不用品を詰め込んだ袋(約20kg)をいきなりくれたりするので・・・。なにしろ大変貴重なものと「箸にも棒にも・・・」なものが(使用済みの靴下とか)渾然一体となってやってくるのだ。
とりあえず貴重なものから。





民警の勤務手帳。身分証ではなくて日報その他を書き込む手帳で、いろいろお役立ち情報が満載である。これは未使用のものだが、中に使用済みのが一冊入っていた。
もちろん興味深々で見てみたのだが、日報欄にいきなり「○月×日:推定35~45歳の死体発見」とか出ていてそれ以上読む気をなくしてしまった・・・。







民警勤務の手引きと勤務当直記録、報告書等のブランク(未使用の用紙)。本人の個人情報が漏れるとシャレにならないので中身の画像はないが、勤務手引書は記名済みだったりする。こんなものを外国人にあげちゃいかんだろ・・・。
それにしても表紙にボールペンで落書きしてあるのは勤務の暇っぷりを反映しているのかも(笑)。  

Posted by Yakov at 19:00Comments(2)

2009年07月11日

化学防護(1)

 今回新旧2種の訓練用化学防護パックを入手した。化学兵器で汚染された皮膚を清浄にし、炎症を防止、皮膚からの毒物の浸透を阻止・・・といった機能を持つもので、ガーゼで巻かれた軟らかい容器を握りつぶし、皮膚に塗布する・・・というのが基本的な使用法である。旧ブログでは戦前のものを紹介したことがあるが、50年代終わりのベークライト容器、70年代の金属容器入りの2種は今回が初見であった(文献で目にしたことはあるが)。



現物がまだ届かないのだが現地で撮った画像を。ガラスアンプル、軟質容器2種(ガーゼ製カバーも見える)などがよく判る。容器蓋に鋭い金属突起が見えるが、容器(の内容器)を破るのに使うパーツである。



容器を日に透かしてみた。訓練用なのだからそこまで正確に作らなくても良いと思うのだが(実際70年代の訓練キットは空っぽだった)内側のガラスアンプルには粉末まで入っている。おそらく「訓練用」に回した「本物」なのだろう。
こんなものを持って空港に入ったら「化学発火式爆薬」を持っていると思われかねないので泣く泣くばらしたのである。異様な臭いのする液体といい怪しげな粉といいどうしたものか、と思いつつ友人宅の流し台にぶちまけてしまった(笑)。まあ大した毒性はないと思う(無責任)。  

Posted by Yakov at 18:37Comments(0)