QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 12人
プロフィール
Yakov

2009年12月08日

コサック、みたいな?(2)

 今回はコサックと似て非なるものから。





以前にも書いたが知人に騎馬警官がいる(あまり個人情報を出すとアレなのだが非常に破天荒な性格)。
そいつからこの「現代ロシアの騎馬警官連隊礼服」を(文字通り)もらったのだが、同席していた友人のマニアの前で「これは現代の服だが、規格は帝政騎兵の正確なコピーだ」などといってしまったためその友人はその後約一ヶ月の間、変なものや出来の悪い複製を見るたびに「おお、正確なコピーだ」と底意地の悪い冗談を言い続けていた(笑)。
黄色のパイピングはオレンジに近い配色で金糸織も現代のアルミ糸だが、まあ「帝政の服を意識した」程度の服ではある(コサックの服には似ていないが)。黄色パイピングのズボン、ソ連型の礼装ベルトを組み合わせて着用する。騎馬警官はソ連時代も一貫してコサック型サーベル(シャーシュカ)を使用していたわけだが、この部隊の場合、剣吊りは(金糸でなく)革製のものを使っているようだ(実際のパレードを見たわけではないのでこの件は推定)。
写真は後日になるが、騎馬警官はソ連軍型の6つボタン騎兵外套(ボタンはロシア規格だが)をそのまま使用し続けているようだ(民警型は5つボタンで袖の折り返しがない)。





これは多分映画用だと思われる帝政型ドンコサックのカザキン。ソ連型は襟章式しか存在しないので(現地改造した例が皆無とはいえないが)自然そういうことになる。身体にぴったりした裁断が「粋」なはずだがこの服は裏地がキルティングでパンパンになっていてまるで肉襦袢である。痩せ型の俳優が恰幅よく見せるための服なのか、冬季用(笑)なのかなんとも微妙・・・。
幅広ストレートのズボンはバイカ生地製でなかなかよい感じだ。
  

Posted by Yakov at 17:31Comments(0)