QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
プロフィール
Yakov

2010年01月25日

野戦食器(16)

 前回の記事では筆者の絶望があまり伝わらなかったかもしれないが、昔のソ連海軍将官側線(パレード用)は本当の本当に貴重なのだ。まあ貴重すぎてなんだかわからなかったためにひどい消費の仕方をされたわけだが(悲)。



さて、気を取り直していつもの食器ネタ。画面の下にあるのは現ロシア軍の携帯食器セット(空挺部隊以外に支給された話は聞かない)で戦後ドイツ軍の物によく似ている(ロシア製にはナイフは付属しないが)。
大戦期ソ連でも「スプーンとフォークをリベットでつないだ」お馴染みのタイプ以外にこれに似たタイプが生産されていた(38年将校用)が、戦後は自前のスプーン以外こういう便利な道具は生産されていなかったようだ。
画面上に見えるアルミリングは布ナプキン用のホルダー。ロシア民芸業界(笑)では木製の塗り物がよく知られている。
これ以外にも様々な軍用テーブルセットを購入したのだが、あとはこれから届く荷物待ちなのだ。



一部金具が欠けてぐらついているのだが、意匠が気に入って(ボロ市で)買い込んだテーブルウェア。どうせ紙ナプキンホルダーか何かだろう・・・と思っていたら、その次の週に完全品が売られているのを発見。この二枚の板の間にフォーク4本(デザート用だろうか)とそのホルダーが組み込まれたかなり高級な品であることが発覚した。
・・・さすがにそんなパーツを作る技術はないのでアルミ棒2本を使って紙ナプキンホルダーとして使おうと思っている。知らなきゃこんな思いはしなかったのに・・・ううう。  

Posted by Yakov at 17:55Comments(0)