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Yakov

2010年02月06日

税関コート

 明日は某イベントなので以下略。ふと思い立ってこのネタにしたのに他意は・・・なくはない。





93年製の税関職員用サマーコート。89年に肩章が導入された後から97年の大幅改定(制服の基本色自体が様変わりした)までの期間、特に91年末からの期間は実に規定がわかりにくい。
もともと支給年限の問題があるので移行期の制服は新旧並列が当たり前な上、(肩章やボタンの意匠変更がそれぞれ単品で指令書が回る)五月雨式改訂なのでまとまった資料が集めにくいのである。
おまけに試作レベルのものも市場に流れる(「大量に作ってしまってPX行き」現象は戦前から珍しくない)ため個人の服装はヌエ的なものになりがちなのだ。
前置きが長くなったが、90年初期に「軍のセンスを外れた」デザイン(民警のジャンパーをザイツェフがやったようなアレである)は税関の制服に顕著なのである。
どことなく女性服風のディテール、不必要に多い切替しはユニセックスというか新宿2丁目的というか・・・正直どうにも違和感がある。
ちなみに製造時期が早いロットのため、ボタンはソ連時代のままである。





同じ時期の税関レインコート。ソ連軍でもよく似たものは使用していたのだが、民警、陸軍、海軍とも基本裁断は同一であった。この税関のものはそれらを少々逸脱した部分が目につく。
まずはボタンが(隠しでなく)露出している点。防水性能からすれば明らかに不利なのだが、不心得ものの変装を防止する意図でもあるのだろうか。さらに肩の切替しだが、軍用では換気用スリットを兼ねたものになっているのに対し、単に肩を2重にするような意図不明の装飾となっている。・・・フードの紐がボタンロック式のプラ部品で長さ調整できる点は、まあ今風の改善といえるかもしれない。
  

Posted by Yakov at 17:48Comments(0)