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Yakov

2010年02月28日

武装警備員(8)

 久々にこのネタで。今回は現ロシアのものを。



交通関係の方で紹介し忘れたが公共交通省本局の警備員バッジ。このような部局は通常の職員に準じた制服を着ることが多く、改組前の鉄道省には鉄道員そのままの制服を着た警備員が立っていたりしたものだ。



左は(国営企業である方の)内務省警備局の勤務バッジ。INTERPOLITEXで青い服を着て立っていたお兄ちゃんお姉ちゃんも勤務時はこれをつけるわけだ。フクロウのマークは帽章と同様のデザインだが、脚に握った業物が獲物をぶっ刺しているようにしか見えない(本当は鍵を握っているらしいが)。
右は「盾」を意味するШИТを企業名にした警備会社のバッジ。名前からして元コワモテ系公務員が山ほど勤めていそうである。  

Posted by Yakov at 17:45Comments(0)

2010年02月27日

商業系(8)

 今回は記章・バッジネタでホテルとレストランのものを。



上はペルミのホテル「ツーリスト」。形状的に丸い方が上になるのかもしれないが正直どの角度でつけても違和感のあるデザインである(特に文字が)。スタッフ用ではなく(裏に価格20кと書いてある)ホテルの売店その他で買える記念・お土産バッジだと思う。
下左はレストラン「モスクワ」のバッジでこれは職員用だろう(職責名なしの共用タイプ)。右はモスクワのインツーリストホテルのフロア係のバッジ。ここはソ連時代にはまあまあお手ごろなホテルだったのだが(中心地なので格安ではなかった)長い改装好事の後、外資系の別ものと化してしまった。
  

Posted by Yakov at 17:27Comments(0)

2010年02月26日

雑記・カフカスの調味料

 今回は特にコレクションとかではなく。
ソ連亡き後もロシアが「多民族国家」であることに変わりはない。そういう国でドゥルマとかハルチョーとかカフカスに起源を持つ料理を食べつけているため時々現地風の調味料が欲しくなるのだ。
ロシア料理用だとベイリーフとかディルとかイタリアンパセリで代用が効くものが多いのだが、カフカス料理用となると国内ではまずお手上げだ。かつて東京に何店かあったベリョースカその他で(ソ連時代の)アジカとかが手に入ったのだが今は・・・。



大体開封済みなので写真はごく一部だが、モスクワのスーパーでよくこういう香辛料パックを買ってくる(旧ブログで紹介したかもしれないが)。アルメニア料理用、アゼルバイジャン用とかアバウトな商品名もあればシャシリク用、プロフ用の配合調味料もあってなかなか便利なのだ(生産地はウクライナとかスロベニアとか微妙なところだったりする)。単品でフメリ・スネリとかアジカの粉(ソ連時代はペーストを日本で売ってた)を揃えておくとふつうの料理もちょっとそれ風になるので楽しいのだ。

・・・余談だが、昔仕事で通訳したロシア人に七味唐辛子を「日本のアジカだ」とアバウトに翻訳したら異常に喜んでスパゲッティーにまで(七味を)かけていた(笑)。



実はこれが紹介したかった。アゼルバイジャンのザクロ調味料ナルシャラプである。
「肉によし魚によし」、とウクライナ生まれの友人が言うので探してみたが、90年代だと食料公設市場の「それ系」屋台でかなり高価で売られているだけで結構苦労した。
味のほうは砂糖とザクロだけでかなり甘酸っぱく、あまり肉によし(略)とは思えなかった。

確かに洋食では肉に甘いソース(鴨のオレンジソースとか)があるのだが伝統的なロシア料理はあまり甘くないので結構驚いた。・・・やはり多民族国家じゃのう・・・というアバウトなオチで今回これまで。
  

Posted by Yakov at 17:49Comments(2)

2010年02月25日

商業系(7)

 本日は商業系といえばこれは欠かせない・・・というものを。



ポケットサイズのロシア型算盤。ロシアの旧タイプ商店では今でも大型の木製ソロバンで会計してくれるおばさんを(いつもとは言わないが)見かける。КАССА(レジ)でレシートを打ってもらう時も合計額だけ印字する場合が多いので、あらかじめ「売り場」の方で総額を聞いておくのだ。
もちろん西側風のレジを導入している店では必要ない装備だが、カウンターにでっかいソロバンが載っている店も雰囲気があってよい。いちいちレジと往復するのが面倒だけど。
70年代製と思われるこの製品の他に金属製の旧式ポケットサイズのも買い込んだのだがまだ荷物が届かないので紹介はまた後日・・・。いつか大型の木製ソロバンも買ってしまうかもしれない。

  

Posted by Yakov at 17:09Comments(0)

2010年02月24日

医療・衛生(6)

 久しぶりにこのネタ。まずはちょっと伝統医学系のグッズから。



パッと見ただけでは何なのか判らない方のほうが多いと思う。筆者も古い映画で知った口なのだが、マッチを擦って炎をこのガラス器具の中にかざし、すぐに患者の肌(主に背中)に押し付けて放置・・・というのが使用法だ。しばらくたつと(冷えて中の空気が薄くなるので)皮膚に強く吸い付き、刺激を与える一種のツボ療法の様なものなのだろう(アバウトに過ぎたら申し訳ない)。
それなりに科学的に検証されているのか、普通の医療機関(軍を含む)で広く行なわれていた治療のようだ(現在廃れたかどうかは知らない)。ま、器具を買っては見たものの素人療法以前に「どこに吸い付かせるか」も知らないので今のところタンスの肥やしになっている。





レニングラード金属工場製の琺瑯製膿盆。戦前の製品と見間違えそうだがそれほど古いものでもない。
現在親族が寝込んでいてこういうものが必要になりかかっているのだが、コレクションを実用に供するわけには行かないため、街の雑貨出店で日本製ステンレス膿盆を買ってきた。
・・・膿盆が何個も転がっている一般家庭というのもなかなか無気味だが、ついついこういうものを買い込んでしまうのだ。

  

Posted by Yakov at 17:18Comments(2)

2010年02月23日

С ПРАЗДНИКОМ!

С ДНЁМ ЗАЩИТНИКА ОТЕЧЕСТВА!



本日2月23日は「祖国防衛者の日」である。もともとソ連の建軍記念日だったのだが、今日でも名を変えて残っている国民の祝日なのだ(休日でなかった時期もある)。現ロシアでは何でもかんでも帝政期から数えて「海軍300何年」とかやっているのに・・・という気もするが、この伝統はやはり変えるには忍びないのだろう(画像は全てソ連時代のもの)。

3月8日の国際婦人デーは女性に花束を、2月23日には男性に・・・というわけで、学校では(まだ軍隊に入ってもいない)男の子も花束をもらえる、というなんとなくラッキーな日でもある。

そんなわけで国籍とか関係なく本日は筆者にとっても祝日である。モスクワの友人から大量の「お祝いメール」ももらっているし。  

Posted by Yakov at 18:27Comments(0)

2010年02月22日

商業系(6)

 またバッジ系のネタで。



左はVoentorgの60年記念バッジ。年代から判る通り、革命直後からPXは存在したのである(食品やタバコが全て配給で賄えるわけもなし)。まあ当初は「カブキ者が凝った記章や小物を探す」こともあまりなかったと思うが、20年代半ばにはもう「カブキ者」向けの帽章やら襟章やらが売られていたようだ。
右はソ連時代の商業協同組合バッジで、моспоは革命前の旧名称。記念的な意味で旧名称が併記されているのかゴルバチョフ期の「復古ムード」の延長線上にあるのかよく判らない。



上は牛乳販売局のバッジ。三角形なのは牛乳パックを象ったものだと思う(ソ連でもテトラパック風のパッケージは特に給食でメジャーであった)。左はモスクワ市の委託販売店バッジ。ゴルバチョフより前だと商品にかいてある公定価格より高く売ると「投機行為」として違法だったらしい(安く売るのはOK)。
右はモスクワ文化交易局のもの。書籍やレコードのような文化的創造物を売るのであって、文化財を売るのではない、と思う(笑)。

追記:ロシアのこれ系マニアサイトで調べたところ、クリト・トルクの扱い品はラジオ、映画、写真用品、ラジオやテレビ、カセットレコーダー本体、楽器から時計や玩具、文具まで多岐に渡ったとのこと。こりゃあ適当な訳語を探すのに苦労しそうである。
  

Posted by Yakov at 18:00Comments(2)

2010年02月21日

紅茶ネタ(1)

 野戦食器やらティータイムやらの表題で何回かここらを取り上げてきたが、まとまりがないので仕切り直し。バックナンバーの表題もそのままに思いつきで改題してしまうのが筆者の悪癖なのだ(<悪びれる様子なし)。まずは未紹介のグラスホルダーがまた溜まって来たのでその辺から。



花柄のクラシックな意匠で真鍮に銀メッキの品。第2級と国家規格が裏に打刻があり、製造は戦前から40年代くらいだろうか。



水力発電所が意匠のなかなかユニークなテーマ。材質は正体不明の合金でデザインもかなりモダン。これまで観てきたものと比較しての類推だが、製造は6~70年代だろうか。



鋳造で作ったような取っ手をスチール製(ステンレスかどうか不明)の本体で圧着した重厚な製品。取っ手のデザインはテーブルナイフの柄によくみられるような花柄のよくある意匠であった。
モスクワ800周年(1947)頃によく見られた「モスクワ名所シリーズ」の一環だろうか。まあクレムリンの尖塔はあまりにも定番過ぎてデザインから時期を推測するのは困難だが。ま、裏の刻印から見て50年代よりは前のものなのは確実だろう。
  

Posted by Yakov at 17:41Comments(0)

2010年02月20日

非常事態省(1)

 本日は某協会のイベントがあったので以下略。㈱ビクトリーさんが輸入したロシアチョコとかをしこたま買い込んだのでちょっと機嫌がいい。



非常事態省の新型肩章(下士官~准尉用)。一昨年のINTERPOLITEXでも書いたが新型制服は以前の紺色からやや明るいブルーグレーに代わり、この肩章もご覧の通り「謎の色」となった。兵科色がオレンジなので消防部門以外のスタッフ用だろう。この手の肩章は秋にも欠く階級別に買い込んだのだが、肝心の荷物は一向に届かぬ。



今や筆者の普段着と化した非常事態省のNATO規格(厳密にそうなのかは不明)セーター。以前の紺色から微妙に明るいブルーに変わっている。
・・・胸のパッチがひどく傾いているのだが(45度以上だ)、これは購入時に縫い付けられていたままなのである。
このいい加減な仕事振りでも通るなら、もう几帳面に縫い付けることもないかも・・・。と筆者の怠け心をいたく刺激する限り。ま、斜めでもまっすぐでも縫い付ける手間は同じなのだが。  

Posted by Yakov at 19:00Comments(0)

2010年02月19日

キワモノ銘柄(1)

 また食品ネタを。今回は酒を取り上げるが、以前紹介したステチキン拳銃型ボトルとか軍用水筒そのまんま、砲弾型のarmeiskayaなど変わり酒瓶にも枚挙のいとまがない。ま、とりあえず「銘柄」が変わったものを少々。



「空挺軍」銘柄のコニャック(ブランデー)。
ソ連時代、「コニャック地方産でもないのにコニャックというのはいかがなものか?」という国際的な苦情を「カニャークは普通名詞だ」の一言で葬り去ったので(スパークリングワインも同様に「シャンパンスコエ」で通している)つっ込みは無用。
銘柄の方はつっ込みどころ満載だが(なぜ空挺軍?)。・・・工場の立地がリャザン市・・・ということもないようだし。





モルダビアはキシニョフ近郊、Тирасполь(ティラスポリ)解放60年を記念して作られたウォッカ「大勝利」。箱には市の紋章と赤い星に月桂樹、裏には作戦地図と命令書というなかなか凝ったデザインである。生産工場は「KVINT:ティラスポリ ワイン・コニャック工場」という名前なのだが記念日に作るものはやはりウォッカである・・・というのが面白い。  

Posted by Yakov at 17:44Comments(2)

2010年02月18日

調理師。

 コックだと誤解されるのでこの表題に(<考えすぎ)。正直大したネタもないのでGOST規格を中心に。









ざっと国家規格冊子のイラストを並べてみた。軍関係の某施設から入手したものだがこれ自体は特に「軍用」に限ったものではない。軍以外でも国営レストランの厨房では大体この手の服を着用したのだろう。厨房以外のウェイターや衛生管理者などはまたそれぞれの状況に合わせたものを使用したと思うが(軍の食事管理責任者は前合わせの白衣に白ピロートカが普通)。



面白いのは最後に「お勧め例」イラストが載っている点だ。ゴルバチョフ後期には「協同組合経営の食堂」などがどんどん出来てきて、国家規格外の服装が広まってきたことも関係ありそうだ。デザインは変えても基本的な部分はこの規格に準じて欲しい、という意味かもしれない。・・・ナウなヤングはあっさり外国製の服に飛びついたような気もするが。

*追記:書き忘れたがGOSTの発行年は88、施行は89~90年くらいになるのだろうか。



この服は製造年不明だが、貝ボタンがついていたりするのでそれなりに古いものだと思う。ソ連の記録写真でも結構様々な服が見られるのだが、このようなヘチマ襟は結構珍しいタイプのようだ。  

Posted by Yakov at 17:24Comments(0)

2010年02月17日

雑記・変な日本料理店(1)

 別にこのネタを連載する気はないのだが、長いことモスクワで過ごしていると(将来)この手のコンテンツが充実しそうでちょっと怖い。
モスクワの日本料理店はこの数年充実する一方で、高級店から大衆的なスシ・バーまで含めればどこの街角にもある、といっても過言ではないと思う。「ヤキトリヤ」とか「スシの惑星」、「ヤポーシカ」とかはお手ごろな価格でそこそこそれらしい日本食を出してくれるメジャーどころ、ちょっと凝ったスーパーでは日本そばや海苔、山葵にスシネタが普通に買えるようになって来た。
筆者は日本食など一年食べなくても平気なくらいだが、現地の友人に誘われて時々「日本蕎麦で作った焼きそば」とか「本場NY風のカリフォルニア巻き」(<いろいろ間違ってる)とかを食する貴重な体験に恵まれることもある。



レストラン「タヌキ」(なぜか「マル金」がトレードマーク)の内装。料理自体はそこそこ日本らしく、インテリアもちょっと中国風だが結構頑張ってはいると思うが・・・山水画に書かれた文字は・・・え?「馬に鰹節」?



何から拾ってきた文句か見当もつかない。市の南部、(日本人などまず訪れない)支店だったので誰もつっ込みは入れてないと思うが、ひとしきり笑わせてもらった。
ちなみにこの店ではお茶のおかわりを「異常に注ぎ口の長い(50cm以上ある)生産国不明の金属製急須」で注いでくれるのだが、筆者はこんな急須を日本で見たことがない。





これは店の前を車で通っただけなのだが、ある意味典型的な「怪しい日本料理店」。ゴーリキーパーク前の一等地に建っている日本料理店だが、見るからに「チャイハナ」臭い。
看板には日本料理とウズベク料理・・・間違いなく調理師とウェイターはウズベク人だと思う。
ロシアで発行された日本料理レシピ集を某バザーで眺めていたら明らかに中央アジア料理が過半数を占め、著者の名前は物凄く不自然な日本「風」・・・。こういう現実を見るに、顔がアジア人なのをいいことにしれっと「お国料理」を出す中央アジア人が多いということなのだろう。
話の種に一度は足を運び、ついでにモスクワで就職するのもいいかもしれない(<冗談なので本気にしないように)。



  

Posted by Yakov at 17:56Comments(4)

2010年02月16日

時事ネタ・応援グッズ

 ちょっと体調が思わしくないので簡単に。
最近のオリンピック報道ではほとんど日本選手しか映さないので(オリンピックには日本人しか出ていないのか?という気になるくらいだ)いい加減うんざりしていたのだが、「日本出身」の選手のおかげでロシア代表もちゃんと報道されていたのが実に愉快である(メダルを逃したとかは別に気にしない)。
どうせ明日からはまた「日本人」しか映さなくなると思うが(笑)。



別にオリンピックのためではないと思うが、ロシアの大手スーパー・перекрестокには常設の「応援用品コーナー」(多分サッカー系のニーズが主だと思う)がある
そこで面白半分に買った「ロシア、進め!」と大書したバスタオル。このフレーズは例の「オレーオレオレオレー」ロシア語版リフレーンなのでもともとWカップ用だと思うが、まあ応援グッズには違いないということで。
・・・サイズは実用上どうかと思うほど大きかった(笑)。



見ての通りサッカー用だが、ついでなのでこれも。普段履きにはどうか、と思えるデザインだが、サッカーの試合は「ハレ」の日なのでつい履いて出かけてしまうのかも知れない。

*筆者は押しも押されぬ非国民なので「どこを応援してるのか?」のような不毛な質問はしないように。
  

Posted by Yakov at 17:43Comments(0)

2010年02月15日

軍楽隊(2)

 紹介するのをすっかり忘れていた将校服の一発ネタである。



69改定の軍楽隊用礼服。基本的に特別儀杖制服に準じたデザインなので袖の金コイル刺繍とか階級問わず生地が「大佐用」であることで容易に区別はつくと思う。



とはいえ、細部に関しては絶対、と断言することが出来なくて困る。本来将校(指揮者と芸術監督以外は兵用礼服で統一する楽団もある)服にはこのようなコイル刺繍の専用記章がつくはずだが、前画像のような一般用袖章がつくことも楽団によってはありうるようだ(筆者が見たアレクサンドロフ・アンサンブルの報道写真ではこれがついていた)。
さらにコイル刺繍の「栄誉記章」(特別栄誉部隊型)を胸に着けた写真を(アレクサンドロフ・アンサンブルで)見たことがあるが、ソ連時代でもこれをつけていない楽団もあり・・・。ロシアになると特別儀杖部隊と軍楽隊は別の記章をつけるようになるのだが、この辺の位置づけもいまいち明らかでない。
・・・ちなみに帽子にはハープ型の大型記章をつけるのだが、ベースの制帽がまだ届かないのでまたの機会に。帽章も金属とコイル刺繍のそれぞれがデフォルトの楽団もあるようだ(溜息)。  

Posted by Yakov at 17:30Comments(0)

2010年02月14日

キワモノ民芸品。

 そういえば民芸品のネタはめったにやっていなかった。まあ某協会のバザーとかリンク先の「パルク」さんとかに行けば「まっとうな民芸品」はいくらでも見れるわけで・・・。今回はキワモノの一発ネタを。





жлобина市解放30周年記念の小箱である。ベラルーシはゴメリ地方の街なので、この辺の名物ワラ細工をあしらった小箱なのだ(Жの文字の一部が欠けているので後で修理しないと・・・)。
極めて大真面目に作られているので「キワモノ」扱いは申し訳ない気もするが、民芸風の小箱に赤旗とPPSh41の意匠はやはりあまり似合っているとはいいがたい。
もっともホフロマ塗りのブローチや小箱(普通に売られている見本を末尾に掲げておく)のように伝統的技法で無理やり現代(革命ネタや大戦ネタ)を盛り込んだものほどの違和感はないが(専門の写真集をよく見かけるのだ)。
・・・こっちの方の見本もいずれ手に入れたいと思っている。


  

Posted by Yakov at 17:38Comments(2)

2010年02月13日

民警47礼服

 先週のイベント用に・・・と思って組んだ(結局着なかったが)ついでに戦後間もない民警制服を紹介したい。



1943年制服でのイメージカラー(他に言いようがない)がライトブルー(ロシアの貴石の色名で翻訳が難しい)から赤に変わった新制服(曹長。将校はNKVD国内軍礼服とほぼ同型の襟章・袖章が加わる)。
1947年のモスクワ800年祭に向けて制定された、といっても過言ではないと思う。結局すぐに導入されたのは大都市だけで、モスクワ近郊でさえ43制服を延々と使い続けていたらしいが。
配色は(肩章は少し違う)どことなくドン・コサックを思い起こさせるが(シングル常勤はなお似ている)、騎馬警官の場合はドン風のロンパス入りズボンを履くので、ますます「そのまんま」になるのだ。





ドンコサックによく似た新型民警制帽。帽章のほうは様変わりして(現代マニアには)親しみのあるデザインに近づいた。左端の将校用と兵・下士官用は2ピースで中心の国家章は共通、差し替え式になっている。これが一体化したタイプ(右端)は58年規定でも使われていた。



礼装に使われたダブルサスペンダーと兵用バックルベルト。この辺ももうコレクターズアイテムになってしまった。
  

Posted by Yakov at 17:36Comments(2)

2010年02月12日

袋物(8)

 ちょっとバタバタしているもので以下略。



軍用品でもなんでもないような気もするが、怪しげなカーキ布で出来たそれこそ袋物としか言いようのない何かのカバー。絵画用キャンバスとか収納するのに都合がよい構造だが、「規格品」の絵でも運搬するのだろうか・・・。細部を見るとローカルメイドではなく工場生産品らしい。・・・旧ブログで「軍事博物館から出た模型運搬用のキャンバスバッグ」というのを紹介したが、わけのわからないものばかり手元に集まってしまうのはもう因果としか・・・。



そういえばこれまでソ連制式のチェストポーチ"ПОЯС-А.Б"の紹介はしていなかったと思う。主にアフガン戦で、捕獲した中国製ポーチが汎用されたことからソ連が開発したもの。下側のDリングでВОГ25用腰巻ポーチと連結できる。アフガンでの使用実例(1987年)をついこの間某写真集にて発見した。



某友人宅で発見したさらに初期のソ連製チェストポーチ。中国製そっくりだが、トグルボタンがプラスチック製なので区別できる。これも現物が未着なので到着後にまた詳細を掲載するかもしれない。

*先日(2/9更新分)のRPG用弾頭入れは空挺型RPG-7D専用であることが判明。該当ページに補足を追加したのでご参照のこと。
  

Posted by Yakov at 19:32Comments(4)

2010年02月11日

一次戦リエナクト(7)

 久しぶりにこのネタ。リエナクト用小物はけっこう揃っているのだが、この春に購入したものが発送され忘れていたり、肝心なものが手元になかったり、実は無茶苦茶な状態なのだ。



現代軍装メーカーSSO製(笑)の帝政合皮バンダリア(補助弾帯)。この頃の合皮というのはキャンバス生地の防水のためにコールタール様の(<それにしか見えない)表面処理をしたもので、数十年経つとそれはもうおそろしい状態になる(まあ兵隊が何十年も同じ物を持つわけはないが)。
90年代、1920年代の制帽(実物)が日本に入ってきた頃、当時の合皮製内張り(汗止め)が劣化してズルズルべたべたのとんでもない状態になったものをよく見かけた。
そういうものを見慣れた身には「キルザ」と呼ばれるソ連の兵用ブーツの合皮は非常に質の高いものと言わざるを得ない。ともかく60年経っても腐らないソ連兵用ブーツは大したものだ(<理想低過ぎ)。

・・・この合皮はさすがに(現代のものなので)実物ほどには劣化はしないと思うのだが。



黒革製のモシン・ナガン銃剣の鞘。先端に真鍮の金具が入っているが、ソ連軍の革鞘(キャンバス製が基本装備だが)では金具なしのものが多い。
そういえばフィンランド軍用で同柄茶革製のものを見たことがある。ま、元は同じ国だったわけだが。



以前紹介したベラルーシ製のパン袋と同型なのだが、SSO製では中に塩や砂糖、分解工具入れなどの小物小分け袋がついてくる。こういうところは(生活丸ごと再現する)向こうのリエナクターらしい。
・・・ま、日本ではロシアタイプの固くて細長い角砂糖とか殆ど入手不能なのだが。

  

Posted by Yakov at 17:41Comments(0)

2010年02月10日

袋物(7)ポーチ系

 家人が入院やら何やらで以下略(深刻な事態ではないので心配御無用)。
キワモノポーチ類をもう少し。





骨董品店で高いとも安いとも言いがたい微妙な価格で購入した(多分)弾薬ポーチ。第一次大戦~20年代ソ連軍の水筒に見られるような素材の肩掛け式になっているのが面白い。普通の資料では該当する装備が見当たらないので推定の域を出ないが、バックルの形状は20年代以前によく見られたスタイルである。一次戦グッズであれば嬉しいのだが・・・。





ВОГ25てき弾ポーチは今やメジャーなものだと思うが、初期のПОЯС-Б(特殊部隊用胸掛けポーチと連結するタイプ)に比べて「多数の弾薬を一度に身に着ける」例は減ってきているようだ。
右のポーチもタブを外し、2つに分解して使用できるようになっているのだが、裏面のベルトループが幅広で邪魔なためだろう。下の画像では既製のループをぶった切り、本体に大胆な切れ込みを入れてベルトループを作っている。
さらに蓋をナイロンウェブ製にした試作ヴァージョン、この秋に購入したソ連型旧タイプ(未着で画像なし)と結構な数のヴァリエーションが溜まってきた。初期型のポーチでは蓋のホックで弾のサイズ(通常型と跳躍発火型)が選べるようになっていたが、最近のPX品では、ほとんどがロングサイズの跳躍型に合わせたポーチになっているようだ。
  

Posted by Yakov at 19:59Comments(0)

2010年02月09日

袋物(6)野戦系

 まあ野戦系とはいってもあまり代わり映えしない内容なのだが。





現ロシアの背嚢は何度か紹介したが、側面を紐で縛る山岳タイプのものはPXの定番商品となっている。収納力の高い装備は特殊部隊員でなくても持っておきたいのが人情である(鉄道等での移動時は支給品のバウルと呼ばれるスポーツバッグ携帯が多いようだ)。
以前軍中央博物館の海軍歩兵展示で4つポケット黒服を着たマネキンがこのタイプの背嚢を背負っていたのだが、彼らは相変わらずこの手の装備を好むようである。1963年装備だと背嚢や水筒カバー、自動小銃のスリングまで黒またはグレーと規定されていたものだが(もちろん規定と支給は別問題)、迷彩服に迷彩装備が基本となった今でも、やはり「海軍歩兵なら黒」というのは譲れない連中が何人もいるのであろう。ま、「好み」というのは理屈ではないので・・・。





RPGの弾頭ケース。80年代までのRPG7なら3本を横に並べたケースがメジャーだったのだが、これは2本を互い違いに収納するタイプ。RPG16の弾用かとも思ったが、近年特殊形状のRPG7用弾頭のヴァリエーションも増えてきたのでその辺に幅広く対応したものかもしれない(サイズ的にはRPG7旧型弾頭も入らなくはない)。

追記:手持ちのРПГ7Д資料(空挺用)に画像発見。ソ連空挺用の特殊装備らしいことが判明。新型弾にも対応できると思う。


野戦装備系も含めまだ続く。

  

Posted by Yakov at 18:06Comments(4)