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Yakov

2010年04月30日

医療・衛生(14)

 明日はミリショーなので本日は搬入日。バタバタしていたので簡単に。
「医療バッグの中身」シリーズを。





野戦医療バッグに入っていた瓶2種。大きい方はご覧のように点滴瓶だが、こんなものを医療バッグに入れるはずもなし、売りに出す際にバイヤーが適当にカバンに放り込んだものだと思う。ただまあラベルの現物が手に入ったのは筆者的にとても嬉しかった(戦前の未記入ラベルなら持っているけど)。
どちらも軍基地内の薬局(名称は5桁のナンバーである)が調製した外用薬で日付は92年。ベルリン駐留軍が撤退した年なので入手経路的に矛盾はない(笑)。
筆記体の文字は読みにくいのだが点滴瓶(精製水が入っていた瓶だろう)には5%ホルマリン、小瓶(医療バッグのポケットにあった)には2%ヨウ化ナトリウム(?判読困難)のアルコール溶液が入っていたようだ。アルミキャップの中心をはがし、ゴム栓から注射針を通して調製・・・という点滴瓶、筆者が薬屋を始めた80年代には日本でも繁用されていたので実に懐かしい。もちろん現在主流のポリパックの方が(軽くて割れないので)便利なのは間違いないのだが・・・。  

Posted by Yakov at 20:14Comments(0)

2010年04月29日

略綬の泥沼(4)

 (3)で他の材質云々と書いたが、到底この回だけでは終らないことに気がついた。まあ焦ることもないのでボチボチ進めて行きたい。



前の回でセルロイド、と書いたのはこのタイプのことである。印刷(色つき成型?)したフィルムをおそらく熱で収縮圧着させたもので材質の正確なところはわからない(セルロイドなら火をつければわかる・・・とか恐ろしいことをいわないように)。実に多様なヴァリエーションがあり、上のようにリボンのグレーの部分を銀色に置き換えていたりリボンの織目をそれぞれのパターンで再現していたり結構面白い。



前の画像ではブリキの湾曲したバーに直接圧着させていたが、この例では小型の台座にまきつけて加熱圧着、それを通常のつめ式ベースに留める・・・という構造になっている。上のバーではリボンの織目が省略された「ベタ塗り」のタイプになっている。



また別パターン。下の略綬、一番下級の位置に見慣れない「斜めゲオルギー」が入っているがこれは1970年制定の戦勝25周年バッジを略綬に加えてしまったものだろう。このピンバッジは(公式のものなので)軍服にそのまま留めるのが普通だが、時々こういう例があるのが面白い。




  

Posted by Yakov at 17:55Comments(0)

2010年04月28日

友の会(8)特殊被服

 そろそろ帰国いやモスクワ出張が近づいてきたのだが、3月に発送したらしい荷物は出発前に届くか非常に疑わしい。記憶が薄れて前回と同じもの(特にバッジ)を買ってきそうで今現在かなり戦々恐々なのだ。
そういえば先に「日本帰国は6月6日」と書いたが6月5日(土)に変更された。ま、どうせ帰国後すぐには更新できないと思う。







知人経由で手に入れた軍旅行協会の備品・山岳(ハイキング)服。袖のパッチは以前紹介したマークと同じものが布プリントされたものだ。
服自体は民需品で、裏のボール紙製のタグには商品名・「地質(学者&労働者)用衣服」と書いてあった。供生地のフードもあったはずだが(襟裏にボタンあり)欠けていたので適当な軍用品から持ってくる他ないようだ。左胸のポケットにはペン差し用のステッチが入っていたり結構特徴がある。
これまでに民間防衛隊の上下、学生義勇建設隊のものなどこの手のパーカーは何種類も手に入れているのだが(カーキ色のものだけに限っても6~7種類)細部がまるで似ていないものばかりである。

以前にも書いたように「アフガニスタンで山岳服を着た偵察隊員が(他兵科の兵士から)地質学者と間違えられた」らしいが(<偵察隊員本人から聞いた)、むしろ(休暇をもらった)軍人がこの服で「ハイキング」などしていても、立ち居振る舞いから特殊任務のスペツナズにしか見えないような気がする。

  

Posted by Yakov at 17:42Comments(0)

2010年04月27日

略綬の泥沼(3)

 今回は「変な材質」の略綬ネタ。



東ドイツの略綬で透明プラに印刷した紙を敷いたものをよく見かけるが、ソ連ではこのタイプは非常に少ない(もちろん皆無ではではないが)。60年代によく流行ったこのタイプは断面が蒲鉾型の(多分)アクリル柱の裏を塗装(?)したタイプで(デカールのようにも見える)、ポーランドとかの外国略綬もきちんと作製している。ここらは専門の工房に予約しないとどうにもならない感じだが、特殊な外国勲章でもリボンの在庫を気にせず作れるので重宝な手法だ。

追記・・・下の略綬を上下さかさまに置いてしまった。
ゲオルギーリボンを「栄光勲章」のものと誤認してついこんな風に置いてしまったわけだが、してみると最後のゲオルギーリボンは戦勝25年品バッジ、ということか。
・・・このバッジにゲオルギーリボンを充てるという事は、理屈の上では3段階の栄光勲章、対独戦勝、25周年の5つ同じリボンがつく略綬プレートが存在しうるということになる(もし第一次大戦にも参加していればさらに最大8個の同じ略綬が加わるかも)。



50年代製のヴァリエーション。工法は同じようなものだがクリヤーレッドを繁用したりしていてかなり高級感がある。工房の違いか時代的な要因かは謎。



70年代のもの。製法はこれまた同様だが、面取りをした分厚いアクリル板を使っているのが面白い。
・・・左側は、いかにも「やっつけで連結しました」という体裁が面白い。

セルロイド製など、その他のヴァリエーションは(4)で紹介する。

  

Posted by Yakov at 17:34Comments(2)

2010年04月26日

謎ベストの元(笑)。

 ひょっとして旧ブログで紹介したかもしれないが今や忘却の彼方。ともかく倉庫を整理したらこれが出てきたもので、ついでに紹介してみる。





ソ連の軍広報写真によく出てきたので古手のソ連軍マニアには珍しくもないものなのだが・・・。
架橋工兵(ポントゥーン担当の兵)が着る工兵用救命胴衣である。肩には肩章を模した縫い取りがあったりして彼らはほとんど「これが制服」のように着込んでおり、前はホックで締め具合が調整できるようになっている。



内側には収納ポケットが左右の前身ごろに3つずつ、背面に4つついており(<無駄な情報)ここにフロートを入れるわけだ。無茶苦茶かさばって重いのでロシアから送る時に外してしまったのだが、妙に重い綿をビニールでパックした形態であった。向こうに置いてきたのは(なぜか)白い粉がふいてたりして気持ち悪かったせいもある(苦笑)。

・・・なぜこのようなものをわざわざ取り上げたかというと、アフガン戦で兵士が勝手に作った戦地メイド装備ベストのベースは大抵これであったためなのだ。古くなったRD54などを分解してリュック本体とポケット、付属パック類をこのベストに適当に縫い付けると「便利なベスト」の完成、というわけだ。フロートを抜いたあとの内ポケットも当然活用されたものと思われる。

これ以外にも将校がコートの下に着る毛皮ライナーも使われたと思うが、夏の暑さや汚れた時の始末を考えるとやはり工兵ベストがベスト(<駄洒落ではない)なのだろう。

・・・筆者も時々「戦地メイドシリーズ」を自作しようかと悪い虫が騒ぐのだが、ベストもRD54も別に有り余っているわけでもなし、幸か不幸かまだ実行に移さずにいる(笑)。  

Posted by Yakov at 17:26Comments(0)

2010年04月25日

医療・衛生(13)

 本日は来客につき以下略。今回はまた救急バッグの中身でも。



咽頭検査用の木匙。筆者はじじいなので金属製の箆を口に突っ込まれたときの不快感がいまだに忘れられないのだが(最近のことはすぐ忘れる)、まあ使い捨ての匙の方が合理的といえばその通りだ。

・・・全然関係ないが、ロシアでカップ式アイスを買うと大抵アイスキャンディーの棒(新品)をくれ、それで穿るのが普通だ。日本のような木匙はまず見られないので(<高級店のことは知らない)傍から見ると未練たらしくキャンディーをしゃぶり続けているように見えてみっともない。日本から幅広の木匙を持って来ればよかった、とそのときは思うのだが・・・。





気道確保・吸入用のアスピレーター(ガイド?)2種。上はソ連軍の80年代初期バッグから出てきたもの。あまりに簡単なつくりであるが、下のロシア製(多分民需兼用だが)はさすがに手の込んだものになっているようだ。

・・・地味なネタが続いたので次回はアフガンネタでも・・・(多分地味なのは同じだと思う)。  

Posted by Yakov at 19:45Comments(0)

2010年04月24日

略綬の泥沼(2)

 また基本的な部分の続きを。



80年以前の9ミリ幅略綬の金属ベースには既製の「連結済み」のものはなく、1~4連のレールがそれぞれ存在するだけだった(5連は戦後のかなり早い時期に消えてしまった)。2~3段なら一本一本並べても大した手間ではないが(美しく並べるには手間がかかる)それ以上になると・・・。



このようにベースを手作り(PXの略綬製作コーナーで頼む場合も多いが)するしかなかったのだ。この例(右)では上にセルロイドカバーを掛けてあるがリボンむき出しのものも多い。最初に長い金属製レールにリボンを貼り、ベースに開けた穴にレールの突起をはめ込むのが典型だ。



裏面の仕上げも千差万別。この辺もイレギュラーなものをどんどん紹介して行こうと思う。

・・・さすがに毎日だと飽きるのでこのネタも休み休みで行きたい。
  

Posted by Yakov at 17:50Comments(0)

2010年04月23日

略綬の泥沼(1)

 デンビルシリーズ同様の大河連載になりそうな気もするが、こういう地味なネタもそれなりの需要があるのではなかろうか。
とりあえずソ連の略綬は43年6月には13ミリ長(幅は標準の24ミリ弱)と定められ、その後(まだ戦中のはず)に9ミリに、80年頃(1980年の勲章着用規定変更と同時?)に12ミリ、現ロシアで再び9ミリ(7ミリの実例もあり)・・・とサイズがたびたび変更されていることだけ押えておいていただきたい。



ソ連軍コレクター諸氏がまず思い浮かべるのはこのタイプ(80年代型)だろう。金属のベースに略綬を台座ごと1個1個植えるタイプで、ベースは中途半端な数を含めて非常に多くの種類が生産されていた(PXや市中の略綬準備コーナーで販売・組み立て)。裏の固定用ピンも小型は1箇所、大型は2箇所と異なっている。





標準的な台座は上のようにリボンを真鍮台座を打ち抜いた爪で留めるタイプなのだが、下側の画像のように糸で縫ったもの、ブリキやアルミの台座に接着したものなど現実には多くのバリエーションがある。

・・・きりがないのだが、もちろんまだまだ続く。

  

Posted by Yakov at 18:04Comments(0)

2010年04月22日

労働英雄「系」(3)

 本日はレーニンの誕生日だが、だからこのネタ・・・というわけでもない。





最初の画像左側はレーニンが主導した土曜義勇労働の優秀章。「自発的といいつつ出ないと肩身が狭い」・・・というシチュエーションは別にソ連に限ったことではなく、日本人の多くが経験していることだと思う。当然ソ連での土曜労働に関するたちの悪い(笑)小話は山ほどあるのだが、そういう余裕があるだけでも大したものだと思う。
それ以外の3つは年号違いの社会主義競争入賞者バッジで、ヴァリエーションを全部そろえようと思ったらもう地獄である。

「労働英雄」には大抵物質的見返りがあるものだが、義勇労働系は「名誉」がメインだったりするので今の時点から振り返るとなかなか微妙なものである。その辺も含め、ソ連史を知れば知るほど日本社会との近似性が浮かび上がってくるように思う。
・・・後日またスタハーノフ運動ネタとかも紹介してみたい。



  

Posted by Yakov at 18:04Comments(0)

2010年04月21日

飛行ジャンパー。

 熱帯服やら革ジャンパー(50年代旧型と70年代)やら旧ブログで何回か取り上げたが、冬用の飛行服は未紹介だった気がする。実のところ飛行士裁断の服はGRUスペツナッズなども汎用しているので結構使い勝手の良い服なのだ。





そうはいっても画像を紹介してしまうと(見たまんまなので)あまり解説するところはない。上が80年製、下が93年製だが、基本的な裁断は60年代末から変わっておらず、80年代半ばに迷彩が普及しだしても両者は並行して使用され続けた。
70年代には油絵の具で空軍マークが書かれていた例(横流し防止か?)が散見され(知人が持っているはずなのでいつか画像をアップしようと思う)、袖にペンポケットが追加されたものとかマイナーチェンジは結構あるようなのだが。

ちなみに綿入れ構造の中身は屑ウールのウェスのようなものなので圧縮ウールの将校防寒服よりは軽く70年代兵用防寒服よりは暖かい。迷彩型では襟ボアがフェイクファーになるのでその分さらに軽く、着心地は改善されているのだ。

・・・モスクワで通っていた学校が立地的に軍民の飛行機関連施設の多いところだったため、近くに航空関係の特殊作業服販売店があって重宝した。ソ連型の航空服は今でも結構生産されており、おまけに特大ファスナーなどのパーツも売っているのでダメになった服の再生も夢ではないのだ。
今でもたびたび通っているのだが、以前レジのおばさんに「レシートは個人用か会社提出用か?」と聞かれたときは笑った。
  

Posted by Yakov at 17:19Comments(0)

2010年04月20日

医療・衛生(12)

 本日も通常更新。うかつに誕生日ネタをやって「ボヘミアの伍長勤務上等兵」関係と誤解されるのも困るし(笑)。



左はモスクワ第一医科大学の記念バッジ。大学自体がレーニン勲章と労働赤旗勲章を受勲しているためデザインに寮勲章が組み込まれている。卒業章はソ連時代同様、現代でも菱形のデザインだ。
右はレペシンスキー名称第33市立病院のバッジ。勤務バッジではなく記念章だと思う。



左は公衆衛生検査官、右は優秀献血宣伝員のバッジ。こういう社会奉仕的な活動のバッジは発行数が多いので「それ系」の市場では本当によく見かける。



  

Posted by Yakov at 17:08Comments(0)

2010年04月19日

雑記・なぜマグネット?

 バッジネタばかりが増えてきたのでちょっと目先を変えてみようと思ったが、下手に絡め手から攻めると尚更地味になってしまう罠。まあ本日は敢えてその罠に嵌っていただきたく。



冷蔵庫とかによく貼り付けておくマグネットは日本でもお馴染みだが、あまり熱狂的な(日本人の)ファンはみたことがない。どちらかというとめぼしい土産が思いつかないとき、苦し紛れにどうでもいい相手にあげる・・・という人のほうが多いのではないだろうか(偏見かもしれないが)。
でもこれが欧米人になると意外と好む人が多いようで、ロシア人などは(向こうから催促される場合もあるほど)旅行するたんびに買い集めているようだ。向こうの土産としても結構な種類が出ており、「ロシア民芸品業界」(?)でもマトリョーシュカやら楽器シリーズ、民芸モチーフやらは定番になっているくらいである。
画像はほんの一例であるが、さすがに筆者もこの辺は意識して集めているわけではない。



どうしてこういうものを作るのか・・・と思ってしまうのだが、「星の街」の記念マグネットや戦勝記念のレトロシリーズ、キャンペーンもの、昔のポスターを模したもの(これまた物凄い種類がある)を並べてみた・・・。
木片をキレイに切り抜いてこさえたソ連の国章とか双頭の鷲とかサッカーチームシリーズとかが地下鉄(通路)のキオスクで、誇張でなく山のように売られている。この辺は変に集め出すとソ連製冷蔵庫とかが欲しくなるのは間違いないので適当なところで止めておこう・・・と珍しく消極的な筆者なのである。

・・・日本の観光名所マグネットなら、これまでに何十個買い込んだか判らないのだが(ロシア人への土産なのだ)。  

Posted by Yakov at 17:19Comments(0)

2010年04月18日

安全第一(3)

 今回もヘルメットネタ。もう二昔も前のことになるが、以前は「ベルリンの某サープラスの人」に良くお世話になったものだ・・・。





ごく普通の作業用ヘルメットで商標は「建設(労働)者」。まあ「ワークマン」みたいなもんである。旧ブログで紹介した50年代炭鉱ヘルメットはファイバーを樹脂でがちがちに固めたものだったがこれは80年代の製品なので耐衝撃(<多分)プラの軽量タイプだ。日本ではまず見ないタイプの素材だが向こうではよく玩具などでも使われている。ポリエチレンのようにも見えるがなんとも微妙・・・。
バイヤーの仕入れ元がドイツ駐留軍基地なので軍建設部隊が使用したものなのだろうが、ものとしては一般の建設現場でも使用される純然たる民生品である。・・・中南米やアフリカ中近東、東アジアに派遣される「技術顧問」や「建築技師」(軍所属だったりする)の必需品として結構美味しいものなのだが・・・現場で使いつぶされ(当時ものは)市場には全然出回ってこないのが悲しい。



つば部分の裏にサイズ表記と製造年月の記載欄がある。年号表示は当時の定番デザインで、80年代の食品や日用品でもこのシステムが良く使われていた。  

Posted by Yakov at 17:24Comments(2)

2010年04月17日

医療・衛生(11)

 本日来客のため以下略。また獣医及び検疫官のネタを。



国家獣医監督局の帽章、ボタン、襟章、バッジセット。向こうのコレクターにまとめて押し売りされたセットなのだが、とりあえず蒐集対象なので願ったりかなったりともいえる。PXをこまめに回れば揃わないこともないだろうが「どうせ必要になる」ものなら手に入るうちに・・・というのが人情(<当社比)。今は制帽とズボン(民警の赤ラインを緑線に交換済み)しか手元にないがそのうち何とかなるだろう(笑)。
以前紹介したバッジとは十字部分の色が異なるものがついてきたのだが、早くも謎が謎を呼ぶ展開である(苦笑)。



これはソ連時代の衛生・検疫官の当直バッジ(人間対象か動物対象か不明)。この頃の制服は税関と同様だったのかそれとも私服(作業着・白衣含む)だったのかすら判らない。諸機関が独自のHPを持っている現代ロシアのようなわけには行くまいが、なんとか調査を進めたいものだ。



軍のシンボル資料では発見できなかったが、軍の獣医・衛生部隊のパッチと思われる。97年~2007年のどこかの時点のものだろうか。



  

Posted by Yakov at 21:54Comments(0)

2010年04月16日

安全第一(2)

 旧ブログで紹介したかも?と思ってあっちの過去ログを覘いたが未紹介だったようなので・・・(見落としていたらすまない)。







ソ連の「スポーツ用」ヘルメット。耐衝撃性あり・・・とはいっても画像のように簡単にクラックが入ったりするので不安を誘う。(昔民警の安全キャンペーンポスターで見たような気がするので)ソ連でもオートバイにはヘルメット必須だったと思うのだが、明らかにこれと同型の物を被っている若人の写真(無論当時の、である)を見るに、70年代ソ連では安全基準がかなりアバウトであったように思える(大多数はもうちょっとましなものを被っているけど)。
まあ戦前は民警すら制帽だけで運転していたとか、サイドカーでは今でも無帽の運転手がざらにいるとかいろいろあるとはいえるだろうが・・・。もっとも民警のオートバイ用ヘルメット(旧ブログで紹介。80年代製)を見ると、強度があまり変わらないように見えるから怖ろしい(いやまあもう少し内装は厚いが)。

後部にゴーグルのストラップ留めがついているが、バイク以外にもスポーツ降下やら山岳訓練やらで結構見かけるタイプである。
・・・70年代、スペツナズの訓練写真で作業服と組み合わせて着用していたりするので、ミリタリー的にも美味しい装備かもしれない(<適当)。


  

Posted by Yakov at 17:16Comments(0)

2010年04月15日

労働英雄「系」(2)

 筆者はこと勲章に関しては並以下のコレクターなので諸先輩の目に触れるようなところにはあまり書きたくないのだが、これ系のネタをやる以上必要最小限の紹介は避けられないので・・・。



左から労働栄光3級(級が上がるごとに金と七宝部分が増える)、労働赤旗、栄誉記章。戦後、労働英雄関係の上級勲章の代表的なところというとこの辺だろう。右の二つは戦前の制定なのでリボン台座のないスクリューバックタイプがあったり、80年代終わりに「栄誉記章」が「栄誉勲章」と改名されたとか(改名後のものは実に稀少)とかいろいろあるが、この辺の解説は専門家にあっさり任せたい。


к сожаленнию,копия.

(画像はさすがに複製なのだが)労働赤旗スクリューバックのもう一世代前(1928年)はこのようなデザインであった。
この辺の高級複製は外人観光客を騙すため(?)か純銀などを使って何個か作られており、栄誉記章の初期型(サイズが二回り小さい)とかレーニン勲章初期型(中空で銀製)など入手したことがある。ま、一定のレベルに達していれば筆者には充分なので、この辺も含めて自分は「勲章コレクター」ではない、ということなのだ。
また機会があったら別のものも紹介するかもしれない。

  

Posted by Yakov at 18:07Comments(5)

2010年04月14日

安全第一(1)

 以前旧ブログで取り上げたヘルメットネタ。







旧ブログで70年代くらいに繁用された消防ヘルメットと紹介したもの。実際消防(企業などの自衛消防隊が多い)での使用例はそこそこあるのだが、この間買ってきたロシア内務省のリクルート用宣伝DVDを見てみたら・・・。民警パトロール部の備品紹介でこれが大量に積まれている映像が目に留まった。
ABSに類する素材のヘルメットで本格的な暴動には心細い気もするが、(内務省軍でなく)警官が出動するレベルの騒乱では今なお現役装備・・・と判ったのは収穫である。
・・・いかに強度が高いヘルメットであっても治安出動に「顔面丸出し」ではシールドつきABSタイプに劣る、ということなのかもしれないが。
もちろんこれは基本的に投石防止装備なわけで、民警パトカーのリアウィンドーにはカーキの軍用ヘルメットが載せられている場合の方が多い。

・・・消えかかっているが、シールドにかつてUNと書かれていたように見えるのはなんだろうか?入手先に尋ねてみないといけない(謎)。
  

Posted by Yakov at 17:25Comments(2)

2010年04月13日

イベント要員(4)

 またスポーツ系のネタで。



左の方は78年のソ連文化コンクール「黄金のループ」の審判リボン。コンクール名と図案のモチーフが「新体操」であることからスポーツ系に分類してもさほど遠くないと思う。まあクラシックバレーをスポーツに分類したらまずいとは思うが。
右は雑多なバッジに混じっていたものなのでよく判らない「報道リボン」。大抵の場合リボンにイベントそのもののバッジなどがつくのだが、脱落した跡があるだけなのだ。





右のほうは(3)で紹介した人民スパルタキアードの1967年大会用報道リボン。大会バッジが裏をかしめてリボンに留めてある。全てがこの形式というわけではなく、ピンバックバッジをただ留めただけの簡易版も結構見かけるのだが。
左はこれまたバッジが脱落した「組織委員会」リボン。右のもの(最初のものとも)と非常によく似たつくりだが、これもスパルタキアードのものだろうか?

  

Posted by Yakov at 18:04Comments(0)

2010年04月12日

紅茶ネタ(2)

 昨日は文化事業(笑)のため飲みつぶれ、更新を休んでしまった。
仲間内で仏・レジスタンス映画を観に行ったのだが、行ってみたら「すぐに役立つ脱獄講座」のような内容でなかなか微妙であった。今後、これが役に立つような局面に出会わなければいいのだが(笑)。
今回はまた食器ネタ。(映画内で)スプーンの柄で監獄のドアを破ったこととかとは関係ない。



ニッケルメッキされた背の低いグラスホルダー。サイズ的にはソ連の標準型コップに適合するのだが、全体がすっぽり収まるタイプに慣れているのでちょっと不安定に見えてしまう。筆者が愛用しているソ連製カットグラス(lead crystal 24% PBOの表記がある)は「ベリョースカ白樺銀座店」の閉店セールで買った6個組みのものなので補充が利かず(ロシアで買ってくるには重いし破損の危険が・・・)筆者には珍しく(売り飛ばしもせず)大事にしているのだ。



アルミ金メッキの普及版なのだがゴーリキー市土産(修正)でけっこう凝ったデザインをしている。打ち抜きのカモメマークがいいワンポイントになっているが、ドイツ空軍とは関係ない(笑)。


*50年代のフランス映画「抵抗」。実はナチマニアに誘われて観に行ったというのが笑える。
  
タグ :食器紅茶

Posted by Yakov at 18:31Comments(0)

2010年04月10日

労働英雄「系」(1)

 また「汲めども尽きぬ」ジャンルに手を出してしまった気もするが、ソ連全期間を通じて(名称こそ違え)制定・表彰され続けた労働英雄関係のものを時系列まぜこぜで紹介して行きたい。あまりに対象が広すぎて整理もつかず、思いつくまま紹介するほかないような気がする。




конечно,копия.

さすがに本物は買えないのでレプリカだが、社会主義労働英雄といえばこの鎌と鎚メダルが真っ先に思い浮かぶ。(制定後しばらくして、だが)「もらえばレーニン勲章がついてくる」最高レベルの名誉記章である。ほんの数年前まではゴミのような出来のコピーしかなかったのだが最近では材質以外はほぼ忠実な複製が出回るようになり、しがないコスプレイヤー(笑)としては実にありがたい。
ま、価格的には(コピーといえども)あまりお財布に優しくないのだが。





5ヵ年計画(第何次かは不明)の表彰バッジ。おそらく戦前のものと思われるがアルミ製のシンプルな構造である。たまたま比較的安価に手に入ったのだが、これが銀製だったりすると到底買えない値段になっていそうな気がする。
裏面には工場内М.П.Оの目標達成と書いてあるが「地区義勇消防」の略だろうか?この時代に限らずロシアの「業界」には略語があふれていて判読にひどく苦労する。まあ推理する楽しみがあるにはあるのだが(苦笑)。
  

Posted by Yakov at 18:22Comments(2)