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Yakov

2011年01月28日

軍事顧問

 今回はまさに「知られざる」制服を紹介してみたい。これまでも海外派遣制服は何度も紹介してきたがそのほとんどすべてが熱帯服で、ジャンルとしては駐在武官などの着る「オフィシャル」なものと身分を伏せるための「偽装野戦服」の両極端であった。今回紹介するのは某所で入手した将校用の常勤服で、ソ連軍のものでありながら「誤認誘発」を目的にしたような服なのだ。





佐官用と尉官用が手に入ったのだが両者間には特に違いはない。尉官用に襟章が欠けているのは単に脱落しただけのようで、襟裏にカーキ色の糸が残っていた。
全体の裁断は袖口や背面などを見る限り70年代将校常勤服をプリーツつき4つポケにしたようなものだが、それでもシルエットはアラブ系軍服にあるような「英軍風」な香りが強まっている。



肩章も「南イエメン軍」のような(ジューコフ国防省時代の試作新制服にも似ている)奇妙なシルエットになっているのだが襟章もソ連軍風(いや、ソ連軍なのだが)、ボタンも規定のソ連軍野戦プラボタン(これらには70年、72年、74年製がついていた)と特に国籍を偽装しているわけではない。
もちろん報道写真とかに写れば「どこの国か分かりにくい」わけで中東諸国、あるいはキューバ将校に混じってしまえばあっさり見過ごされてしまうのかもしれない。

・・・この類の服を紹介する場合、いつもは「試作品だろうか?」「不明である」等と疑問符つきで書かざるを得ないのが普通だが、今回の服には裏に「特別顧問制服」と手書きの管理タグがついていたので間違いないと思う(「顧問服の試作品」という可能性はゼロではないけど)。出所はまあ聞かないでいただきたい、マジで。  

Posted by Yakov at 17:21Comments(5)