2011年04月05日
放射線防護
・・・といっても今回は防護具ではなく線量計と関連器具を。γ線からの完璧な防護服など地上作業では実用不可能な以上、作業終了後、危険領域から早急に離脱するのもまた放射線防護・・・ということで。
ソ連のγ線量計ДКП-50Аと調整機ДП-24。線量計のほうは(ご存知の方も多いと思うが)クリップ側を下にしてアクリルキャップを光にかざすと内側のスケール(0-50レントゲン)上にヘアラインが現れて被曝線量を示す・・・というものだ。原潜搭乗員や原発職員の胸ポケットからのぞいているアレである。
調整機本体はЗД-5と呼ばれる。線量計本体は使い捨てではないのでこれで目盛りを調整(リセットというべきか)するのである。このセットは線量計5本が付属するが50本付属するДП-22-Вも本体はこれとまったく同型である。
画像の品はエストニアの民間防衛本部から出たもので、あまり大規模な演習を想定しない部局の備品だったのかもしれない。
残念ながら電池は空なので線量計のリセットはまだやったことがない。日常生活でガンマ線を浴びるようなことがあったらもはやこれまで、なので意味はないともいえるのだが。
・・・これを購入したときには考えもしなかったのだが、どんどんネタの方向性がタイムリーになっていくのが悲しい。
ソ連のγ線量計ДКП-50Аと調整機ДП-24。線量計のほうは(ご存知の方も多いと思うが)クリップ側を下にしてアクリルキャップを光にかざすと内側のスケール(0-50レントゲン)上にヘアラインが現れて被曝線量を示す・・・というものだ。原潜搭乗員や原発職員の胸ポケットからのぞいているアレである。
調整機本体はЗД-5と呼ばれる。線量計本体は使い捨てではないのでこれで目盛りを調整(リセットというべきか)するのである。このセットは線量計5本が付属するが50本付属するДП-22-Вも本体はこれとまったく同型である。
画像の品はエストニアの民間防衛本部から出たもので、あまり大規模な演習を想定しない部局の備品だったのかもしれない。
残念ながら電池は空なので線量計のリセットはまだやったことがない。日常生活でガンマ線を浴びるようなことがあったらもはやこれまで、なので意味はないともいえるのだが。
・・・これを購入したときには考えもしなかったのだが、どんどんネタの方向性がタイムリーになっていくのが悲しい。
Posted by Yakov at
17:06
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