ロシア着倒れ食い倒れＲ

　今日はお気軽な記章ネタ雑記で。
ワルシャワ条約＋α諸国の記章にはソ連のものに自国の意匠をあしらっただけ・・・という芸のないものが結構ある（だからといって別に悪くはないのだが）。キューバ軍の空挺降下章や親衛章などこれまでも結構紹介してきたと思うがまたその辺の小ネタを。



北朝鮮とソ連50年代の体力検定バッジ。ソ連のもの（民間防衛体力検定）には30年代から60年代までいくつかのバリエーションがあるが比較対照に適当なものを並べてみた。北朝鮮は中ソ対立後は（中ソ等距離といいつつ）ほぼ中国側についていたようなものだがこのころのものはまんまソ連型である。



モンゴルとソ連の国境警備優秀章。モンゴルもキューバと並んで「まんまコピー」的な意匠のものが多い。まあ両国ともバッジの製造をソ連にほぼ頼っていたためもあるのだろうが。



おそらくハンガリーの都市公共交通バッジとソ連4－50年代の都市交通職員帽章。左は記念バッジなのだろうが、ソ連によく似た帽章も存在したのではないかと疑っている。



オチ的な一枚。裏の特徴からして多分金日成バッジだと思うが「長髪の毛沢東」というかなんというか・・・。「そっくりさん」の対極という感じの似てなさっ振りである。