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Yakov

2012年02月08日

医療・衛生(26)

 このネタも底なしのジャンルであるが・・・。





ソ連軍用の衛生兵バッグ。旧ブログも含めていろいろな救急バッグを紹介してきたが、これは医療バッグとしては単機能というかまさにファーストエイドに特化したものだ。大容量でさまざまなポケットがあるので期待したのだが(何を?)内部配置表を見てみたら止血バンド、消毒用のヨード、包帯(パッド含む)などが何個も収納されているだけで骨折用の副木の類すらなく、医療研修をほとんど受けていなくても対応できる当座手当てレベルのキットであった。まあこれはこれで面白いコレクションではあるが。



ボロ市で野戦手術台を売っていた業者から買った医療用保温具。冷蔵庫で冷やして保冷、内部の反応剤を押せば発熱・・・という以前紹介した軍用とかチェブラーシュカ型カイロの類なわけだが。



これも同じ業者から。医療器具の保温、保冷ケースということだがまあ防水性のあるコンテナーとしか・・・なぜ買ったか自分でも謎である。



ふたの工場印が「アスクレピオスの杖」にいる蛇を図案化しているのが面白い。  

Posted by Yakov at 17:38Comments(0)

2012年02月07日

身だしなみ&アメニティ

 今回は当ブログが最も愛する(笑)雑貨・日用品ネタを少々。



どちらかというとノベルティグッズなのかもしれないが・・・戦前のソ連軽工業省・香料生産局ТЭЖЭ工場(モスクワ)の白粉「赤い芥子」の広告入り手鏡である。戦前の「広告入りグッズ」は世界的にマニアが多いジャンルなのだが、なんとかまあまあな価格で入手できたのは幸いである。印刷した紙をセルロイド様のフィルムで挟んだ構造はなかなか興味深い(・・・鏡面は写真に撮っても仕方がないので略)。



ソ連後期~現ロシア軍の軍用洗面用石鹸とあかすり。洗面用石鹸には星のマークが刻印されており、裏には石鹸工場スバボーダ(自由)のマークがある。ソ連時代から有名なこの工場、実は上で紹介したトレストТЭЖЭの後身であったりする。ちなみにソ連時代の洗濯石鹸も買ってきたが劣化してボロボロなので画像は略す。



売却予定の知人宅アパートで拾ってきた6~70年代の防虫剤(ナフタリン)包装紙(内袋もある)。中身は当然ながら揮発してしまったわけだが、マニア的にはこんなものでも非常に嬉しい(・・・活用法はまったく思いつかないが)。・・・まあ被服マニア的には必需品ということで(笑)。  

Posted by Yakov at 17:31Comments(2)

2012年02月06日

広報(4)

 思い出したように報道機関ネタを。



上の二つ(プラウダ70周年と連邦出版局60年)は以前とダブってしまったネタなので・・・2段目の赤旗型バッジはソ連共産党中央委員会誌の優秀宣伝員バッジ。英語で言うとアジテーターということだがこういう国定報道機関でもないのに(「民間」の体裁で)「アジテーター」ばかり出世する日本の新聞社でもこういうのを配布(できれば常時着用も)していただきたいものである。
下段左はソ連時代から存在する「論拠と事実」がロシア時代に配布しているもので右は雑誌「石炭」(業界・産業労働者向け)の70周年バッジだ。



上のバッジは軍機関紙「赤い星」出版局の「優秀拡大者」バッジ。「機関紙拡大」とかどこぞの業界用語っぽいのだが、もともと語源はロシア語だった、ということなのだろうか。その下は現在でも有名な新聞社「コムソモーリスカヤ・プラウダ」の60周年バッジ。



1919年創刊の雑誌、「ロシア戦士」のバッジ(職員章?)。ソ連時代には「ソビエト兵士」の誌名で知られ、80年代には神保町のロシア語洋書店(当時2つしかなかったけど)で買える数少ない(これ以外ではソビエト・ミリタリーレビューくらいか?)の雑誌資料であった。これは比較的最近のもので高品質の七宝仕上げである。  

Posted by Yakov at 16:57Comments(0)

2012年02月05日

防寒小物

 落穂拾いネタなのだが、この調子でいくとまたぞろ続き物になりそうな気がする。



戦時中からほとんどそのまま使用され続けてきたソ連時代の防寒マスク(左。ソ連ではヘルメット用インナーと呼ばれた)。ロシアになってからは一時期グレーの材質に変わったもののすぐに廃止されて西側風のニット帽か薄手生地のマスクにほぼ入れ替わっていたのだが・・・。
これが最近になって(右のような)まったくソ連同型のものが作られ始めたようである。旧型と比較して毛糸の質が柔らかく、肌触り的にこっちのほうがありがたい(<個人の感想です)。
やはりソ連式のほうが(耳当てとかついていて)便利だからだろうか。ちなみに適当に折り返して「耳」を広げるとチェブラーシュカのコスプレに使える(嘘)。



SSO社が軍納入用に作っている山岳兵用(?)網シャツ。ソ連時代の白網シャツに比べて布による補強部分が増えているのが面白い。なぜか「ロシア非常事態省による性能チェック済み素材」のタグがついていた。



この手のデザインのシャツは非常事態省とか航空会社(パイロット用)とかで90年代から使われているのだが・・・。ユダシキン服と同時にロシア軍の正規装備に導入された・・・と聞くとなんとも複雑な気分になる。何もかも似たようなデザインになるとは・・・もっともソ連時代にはトックリ襟の潜水夫/山岳兵セーターしかなかったので、セーターの要望は意外に高かったのかもしれない。  

Posted by Yakov at 17:20Comments(2)

2012年02月04日

雑記・大戦将官野戦ズボン

 今回は画像紹介が中心ではないのだが。





ボロ市でレンドリース風生地の将校ズボンを見つけ、購入した。裁断もボタンも大戦中を思わせるタイプで十分満足したのだが、よく見たら将官用ズボンのロンパスを取り去り、中央のラインだけ残したものだった。コレクターとしては嘆かわしい状況ではあるのだが、大戦中の野戦規定(43年1月)では将官の野戦ズボンは赤側線のみ(ロンパス廃止)と明記されているのだ。その意味では「指令による改造」と考えることもできるわけで・・・着装マニアとしては非常に面白いアイテムではなかろうか。
もちろん誰がいつロンパスを取っ払ったのか証明できるわけではない。このほかに紺ズボンのロンパスを取り払ったものを所有しているのだが、これなどはダーチャで「実用」するために「格好悪いので」取り払ったものだと思う。それでもまあ夢は大事にしたいわけで(笑)。


Для кино...

正体不明のキーテェリがあったので大戦型の星章とボタンに取り替えてみた。大戦初期の将官装備というのがまた複雑で、たとえば41年1月の段階で将校ウールズボンは野戦時に兵科色パイピング省略(43年野戦規定では復活する)と明記されているのに将官限定の記載はなく、開戦後に適宜(将校に準じて)野戦偽装がなされたため無茶苦茶なバリエーションが存在するのだ。

将官袖章を単に外したものとカーキ布で袖章を新造したもの、ロンパスを外して中心パイピングだけ残したものとカーキ色のパイピングを新造したもの、襟章をカーキ布で作ったものとカーキ布に金糸コイルわざわざで縁取りをつけたもの、キーテェリのパイピングを取ったものと一部残したものetc.・・・。
制帽に至ってはカーキの塗りつばと布つばの野戦制帽、さらに一般将校用の帽章をつけたものなど無茶苦茶である。43年規定からはある程度統一されたようだが・・・。
こういう微妙な時期のものはうかつに突っ込むと恥をかく、マニアの鬼門なのかもしれない(脳内設定にも節度は大切だが)。

今回は話し出すととまらないヲタそのものな内容になってしまった感じだが、次回からは自制するのでご容赦願いたい。  

Posted by Yakov at 17:41Comments(0)

2012年02月03日

食器(29)

 永遠に終わらない気がしてきた食器ネタである。



食器でなく什器ではないかとも思うが・・・この間東京都内の骨董市で買ったホフロマ塗りの樽(ソ連時代)。
とにかく巨大で扱いに困るのだが、現地で買っても持って帰るのに一苦労だ・・・と思って買ってしまった(馬鹿安だったし)。まあ冷静になってみれば、現地で買おうと思ったことなどそもそも一度もなかったのだけれども(笑)。
使用目的は・・・特大のホフロマ塗りのスプーンを立てかけておくくらいだろうか。ニスが劣化していて食品を入れるにはちょっと抵抗があるのだ。



無駄に場所を取ることでは上記と丙丁つけがたい大型薬缶である。なんだかんだで6個も7個も薬缶が溜まっているのだが・・・デザインが違うのだからしょうがない(開き直った)。
実用するにはまず内部に溜まった石灰を溶かすことからはじめないといけないのだが。



ソ連の食堂でよく見かけたタイプの調味料容れ。戦前~60年代の陶器は結構そろったので結局こういうものも揃えることになるのだ。塩、胡椒は見てのとおりだが、以前常連だったウズベク料理店では背の高いほうに(芥子でなく)唐辛子系ペースト(アジカの類)を入れて供していたようだ(<この食器をそこで盗んだわけではない)。  

Posted by Yakov at 17:13Comments(2)

2012年02月02日

スポーツウェア(4)

 久々にこの表題で。



知人の倉庫で見つけたソ連時代のトレーニングシャツ。内務省・KGBのスポーツクラブであるディナーモの製造タグがついている。チームロゴとかもないので支給品というよりスポーツスタジアムの直営売店でも買えるような「汎用スポーツ服」だと思うが。



同じく。デザイン・カラー違いがあると結局全部欲しくなる。別に着もしないのに(笑)。



トランクスにもdinamoのタグが入っているが、縫製工場のブランド、ということなのだろうか。



これはブルガリアのトレーニングウェア。東欧製の民需品はソ連時代人気だったと俗に言うがブルガリアの場合はどうなのだろうか?  

Posted by Yakov at 18:02Comments(0)

2012年02月01日

雑記・謎の将官制帽

 ぞんざいな表題だが、最近微妙な代物ばかり手に入るのでご容赦あれ。



(現在は空位の)ロシア連邦元帥および陸軍上級大将のパレード制帽。94/97年規定だとあご紐がソ連邦元帥型の「革に金糸刺繍」のタイプになるはずだがこれはたまたま付け替えられてしまったのかもしれない。
2009年11月26日に制帽バンドが赤い試作(?)タイプを紹介したが、これは配色は旧型に準じ、単に「クラウンの鷲章」が省かれたタイプである。ユダシキン制服が正規採用される前の2005~6年には鷲章を省略する計画はあったようなのでこのころの試作品なのだろうか。・・・クラウンの大きさはかなりのものだが。



購入時には金属帽章を欠いていたのだが、制帽の規格自体は1949年の空軍将官パレード帽とほぼ同じなので戦中型帽章をつけてみた。



ところが制帽の生産年は1967年、耳ボタンもそのころのアルミボタンがついていた。注文制帽をよく頼まれる43試作工房製とはいえ、映画用にわざわざ作ったものとは考えにくく、60年代にまた変な新型トライアルでもなされていたのだろうか?
・・・今年1月14日に紹介した「ソ連規格ロシアパレード服」、見ようによっては49年型に近いのでそのボタンを取り替えて組み合わせてしまいたい誘惑に駆られる。まあ生地の色は合わないわけだけれど。  

Posted by Yakov at 17:08Comments(0)