2012年03月10日
交通ネタ(51)
今回はまた航空会社系で。
左上は交通省・航空安全員30周年記念章で右上はノリリスク空港地上職員の優等章だ。
下はプルコボ空港の保安員バッジの別パターンである。
ドモジェドボ航空(空港勤務)の地上整備要員用パッチ。
上はプルコボ航空保安員バッジの別パターン。下の二つはドモジェドボ空港の保安員、デルタ・エアーのバッジ。ドモジェドボ関連の制服・記章も結構な量がたまってしまった。まあ地元なのでしょうがないが。
左上は交通省・航空安全員30周年記念章で右上はノリリスク空港地上職員の優等章だ。
下はプルコボ空港の保安員バッジの別パターンである。
ドモジェドボ航空(空港勤務)の地上整備要員用パッチ。
上はプルコボ航空保安員バッジの別パターン。下の二つはドモジェドボ空港の保安員、デルタ・エアーのバッジ。ドモジェドボ関連の制服・記章も結構な量がたまってしまった。まあ地元なのでしょうがないが。
Posted by Yakov at
17:27
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2012年03月09日
90年代税関補遺(7)
またも落穂拾いネタである。
昨年入手した91年式税関ブルゾン(裁断的には92年式とでもいうべきか)。移行期のものらしく肩章がエポレットに金属記章でソ連時代のボタン・・・という92年ロシア軍ブルゾンの雰囲気が強い。これがその後になると肩章が「制服型」を差し込むタイプに戻るわけだが。
袖章はこれまたロシア最初期のデザインで、ちょっと後になると鷲をあしらったおなじみのデザインとなる。帽子はベレーが導入され(帽章ソ連型)たのだがこれまた90年代半ばにはほぼ姿を消してしまう。
税関の緊急展開部隊СОБРあたりなら使っていたかもしれないが。
税関そのものではないがついでにこれも。ロシア・フィンランド貿易の協力・友好関係を称える記念バッジである。
昨年入手した91年式税関ブルゾン(裁断的には92年式とでもいうべきか)。移行期のものらしく肩章がエポレットに金属記章でソ連時代のボタン・・・という92年ロシア軍ブルゾンの雰囲気が強い。これがその後になると肩章が「制服型」を差し込むタイプに戻るわけだが。
袖章はこれまたロシア最初期のデザインで、ちょっと後になると鷲をあしらったおなじみのデザインとなる。帽子はベレーが導入され(帽章ソ連型)たのだがこれまた90年代半ばにはほぼ姿を消してしまう。
税関の緊急展開部隊СОБРあたりなら使っていたかもしれないが。
税関そのものではないがついでにこれも。ロシア・フィンランド貿易の協力・友好関係を称える記念バッジである。
Posted by Yakov at
16:44
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2012年03月08日
С 8 Марта!
本日は国際婦人デーということで(数少ない)本ブログ女性読者の皆様に謹んでお祝い申し上げます。
・・・と同じようなことをFacebookに書いたら「全男性の偽善の日だね!」といわれてしまった。
「ワニのゲーナの歌」のように「残念ながら年にたったの一回」ではあるが、ロシアおよび旧ソ連圏では花束の出費がかさむ結構な「男性受難の日」であることもどうかどうか忘れないで欲しいものだ。
Posted by Yakov at
17:11
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2012年03月07日
国家褒章
久しぶりに高級褒章のネタでも。
конечно копия.
最近ようやく出回ってきたスターリン章メダルのレプリカ。ロシア映画「フスタリョフ、車を!」を観て以来ずっと待ち望んでいたメダルである(<通じにくいネタ)。それなりに高級な素材を使っているのでなかなかいい雰囲気である。
右がスターリン賞が名称変更された「ソ連国家賞」のメダル本章。2010年7月18日に公式複製を紹介したのだがこれはれっきとした実物である(ブロンズ製の3等だけど)。
左はソ連閣僚会議発行の顕彰メダルでリボンがピン式になってはいるが、プレート本体にも造幣局印が入っている。当然賞自体のステータスはかなりのものだ。
おまけ。これらの賞には及ばないがスポーツ系ではそれなりのものを・・・。
ソ連の「記録保持者」メダルである。
конечно копия.
最近ようやく出回ってきたスターリン章メダルのレプリカ。ロシア映画「フスタリョフ、車を!」を観て以来ずっと待ち望んでいたメダルである(<通じにくいネタ)。それなりに高級な素材を使っているのでなかなかいい雰囲気である。
右がスターリン賞が名称変更された「ソ連国家賞」のメダル本章。2010年7月18日に公式複製を紹介したのだがこれはれっきとした実物である(ブロンズ製の3等だけど)。
左はソ連閣僚会議発行の顕彰メダルでリボンがピン式になってはいるが、プレート本体にも造幣局印が入っている。当然賞自体のステータスはかなりのものだ。
おまけ。これらの賞には及ばないがスポーツ系ではそれなりのものを・・・。
ソ連の「記録保持者」メダルである。
Posted by Yakov at
17:29
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2012年03月06日
信号装置(3)
またも羊頭狗肉の「信号ネタ」である。戦車から身を乗り出してラッパを吹くとかそういうことではないのでご安心あれ(<人を選ぶ上にわかりにくいボケ)。
ソ連時代の信号旗別バージョン。旗自体は赤と黄色のソ連標準型だが、合皮のケースが昨年7月11日のものよりはるかに単純化されている。たぶんローカルメイドだとは思うが・・・6~70年代のものだろうか。
軍用航空の機内から外したモールス信号キー。海軍用も持っているのだがこれはいかにも「コードをぶった切ってもってきました」系の佇まいである。知り合いの飛行機コレクターが(欲しいともなんともいってないのに)押し付けてきた「不用品」シリーズなのだが・・・どうすればいいのだろうか?これ。
ソ連時代の信号旗別バージョン。旗自体は赤と黄色のソ連標準型だが、合皮のケースが昨年7月11日のものよりはるかに単純化されている。たぶんローカルメイドだとは思うが・・・6~70年代のものだろうか。
軍用航空の機内から外したモールス信号キー。海軍用も持っているのだがこれはいかにも「コードをぶった切ってもってきました」系の佇まいである。知り合いの飛行機コレクターが(欲しいともなんともいってないのに)押し付けてきた「不用品」シリーズなのだが・・・どうすればいいのだろうか?これ。
Posted by Yakov at
18:08
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2012年03月05日
馬関係(5)
この辺の表題、まったく統一性が取れておらず申し訳ない。ノリで更新しているつけが回ってきた感じだ。
2月14日にちらっと紹介した馬具と同時に購入したコサック用「座布団」。簡易型の鞍というか正規の馬具と組み合わせる補助具というか・・・。鞍はかさばる上に使いようがない、と友人にいったら「これなら普段座布団に使えるだろう」と押し付けられてしまった。まあ気に入ってはいるのだが。
革カバーの中に麦藁でも詰めるとちょうどいいと思う。別に筆者宅の近所に転がってるわけでもないが。
同じ友人が複製を作り始めたバシュリークと馬具用革ベルト。コサック等がよく使う防寒頭巾だが、帝政ロシアでは各種兵科が普通に使用していた冬季標準装備である。ソ連軍でも同型が41年までは使われている。
これは馬具ではないがおまけ。左はコサックやカフカス民族衣装「チェルケスカ」の胸に着ける銀細工の装飾「ガジェリ」であるが、それにそっくりな右は何かというと・・・。
カフカスの裁縫用「指貫」なのであった。紛失防止の鎖用ループがついているのは(銀製で)高価なためだろうか?
2月14日にちらっと紹介した馬具と同時に購入したコサック用「座布団」。簡易型の鞍というか正規の馬具と組み合わせる補助具というか・・・。鞍はかさばる上に使いようがない、と友人にいったら「これなら普段座布団に使えるだろう」と押し付けられてしまった。まあ気に入ってはいるのだが。
革カバーの中に麦藁でも詰めるとちょうどいいと思う。別に筆者宅の近所に転がってるわけでもないが。
同じ友人が複製を作り始めたバシュリークと馬具用革ベルト。コサック等がよく使う防寒頭巾だが、帝政ロシアでは各種兵科が普通に使用していた冬季標準装備である。ソ連軍でも同型が41年までは使われている。
これは馬具ではないがおまけ。左はコサックやカフカス民族衣装「チェルケスカ」の胸に着ける銀細工の装飾「ガジェリ」であるが、それにそっくりな右は何かというと・・・。
カフカスの裁縫用「指貫」なのであった。紛失防止の鎖用ループがついているのは(銀製で)高価なためだろうか?
Posted by Yakov at
17:59
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2012年03月04日
交通ネタ(50)
今回もまた落穂拾いネタで。
上は2008年ごろに制定された鉄道用帽章らしいが実際の着用例を見たことがない。コレクター仲間は警備要員のもの、といっていたのだが近郊電車の警備員(検札員の助手)はたいてい旧帽章を着用していたので・・・。同時期に導入された新型地下鉄帽章はペイントこそ赤いものの、より小型で楕円形の「準ソ連型」であったし・・・まあ実地調査は続けたいと思う。
その下二つはソ連時代の都市交通(市電およびトロリー)の帽章(クラウン用)である。
これも資料では2008年型ロシア鉄道袖章および階級章とあるのだが、今に至るまで着用例を見たことがない。現物はモスクワ・レニングラード駅のvoentorgで買ったので、近隣の駅員も入手できる条件下にはあるのだが・・・制服の移行猶予期間はそんなに長いのだろうか?
左は救急隊員(救急車運転手)の袖章だが、ソ連時代のものか現ロシアか今ひとつはっきりしない。ソ連時代の内務省規定には載っていないのだが、共和国とか大都市では独自記章を設けている場合もあるのでここらはなんとも。右は帝政期の民間商船(極東航路)と同じモチーフなのだが、おそらく現代ロシアのモルフロート・コンツェルンのものだと思う。
上は2008年ごろに制定された鉄道用帽章らしいが実際の着用例を見たことがない。コレクター仲間は警備要員のもの、といっていたのだが近郊電車の警備員(検札員の助手)はたいてい旧帽章を着用していたので・・・。同時期に導入された新型地下鉄帽章はペイントこそ赤いものの、より小型で楕円形の「準ソ連型」であったし・・・まあ実地調査は続けたいと思う。
その下二つはソ連時代の都市交通(市電およびトロリー)の帽章(クラウン用)である。
これも資料では2008年型ロシア鉄道袖章および階級章とあるのだが、今に至るまで着用例を見たことがない。現物はモスクワ・レニングラード駅のvoentorgで買ったので、近隣の駅員も入手できる条件下にはあるのだが・・・制服の移行猶予期間はそんなに長いのだろうか?
左は救急隊員(救急車運転手)の袖章だが、ソ連時代のものか現ロシアか今ひとつはっきりしない。ソ連時代の内務省規定には載っていないのだが、共和国とか大都市では独自記章を設けている場合もあるのでここらはなんとも。右は帝政期の民間商船(極東航路)と同じモチーフなのだが、おそらく現代ロシアのモルフロート・コンツェルンのものだと思う。
Posted by Yakov at
17:34
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2012年03月03日
紅茶ネタ(5)
食器シリーズと区別しにくいが、まあノリで決めたということで。
これまたボロ市でガラクタの山から掘り出したティーカップ。セットではなく、ソーサーもなしの単品で出てきたらやっぱりガラクタではないか、という方も多いのだろうが(筆者的には)戦前のものなら何でも嬉しい。
工場印の部分には36年型ソ連国家章とともに「陶器トレスト・ディミトロフスク陶器工場」の名称が記されていた。
カザフスタンのコップホルダー2種。大統領府建屋と鉄道の紋章入りというのが面白い、筆者が盗んできたわけではないので(そもそもカザフスタンに足を踏み入れたこともない)誤解なきよう。
こういう丈の短いコップホルダーも面白い。テーパーがかかっているので使用するコップを探すのが割と面倒だったりするのだけれど。無事見つかった後もうっかり割らないよう気をつけないと・・・。
これまたボロ市でガラクタの山から掘り出したティーカップ。セットではなく、ソーサーもなしの単品で出てきたらやっぱりガラクタではないか、という方も多いのだろうが(筆者的には)戦前のものなら何でも嬉しい。
工場印の部分には36年型ソ連国家章とともに「陶器トレスト・ディミトロフスク陶器工場」の名称が記されていた。
カザフスタンのコップホルダー2種。大統領府建屋と鉄道の紋章入りというのが面白い、筆者が盗んできたわけではないので(そもそもカザフスタンに足を踏み入れたこともない)誤解なきよう。
こういう丈の短いコップホルダーも面白い。テーパーがかかっているので使用するコップを探すのが割と面倒だったりするのだけれど。無事見つかった後もうっかり割らないよう気をつけないと・・・。
Posted by Yakov at
17:59
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2012年03月02日
通信・電話局(9)
久々にこのネタで。
軍事ネタといえば言えるのだが・・・現ロシア軍の軍事特派員用封筒。軍が責任を持って輸送するのか国内の郵便局から切手不要で優先扱いされるのか・・・詳細は調べていないのだが、たぶん後者だと思う。
ロシア郵便の紋章パッチ。民営化後しばらくたつのだが、通信省関係と違ってこれがつきそうな制服をまだ見たことがない・・・輸送・集配など裏方系の作業服にでもつけるのだろうか。
電信局書類カバンの茶色バージョン。番号以外はどうということもないカバンだが、ついつい買って溜め込んでしまうのである。
軍事ネタといえば言えるのだが・・・現ロシア軍の軍事特派員用封筒。軍が責任を持って輸送するのか国内の郵便局から切手不要で優先扱いされるのか・・・詳細は調べていないのだが、たぶん後者だと思う。
ロシア郵便の紋章パッチ。民営化後しばらくたつのだが、通信省関係と違ってこれがつきそうな制服をまだ見たことがない・・・輸送・集配など裏方系の作業服にでもつけるのだろうか。
電信局書類カバンの茶色バージョン。番号以外はどうということもないカバンだが、ついつい買って溜め込んでしまうのである。
Posted by Yakov at
17:40
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2012年03月01日
非常持ち出し。
筆者の家が火事になったら・・・とかそういうことではなく。
今回は以前(2010年7月3日紹介した飲料水のバリエーションを。
知人から譲ってもらった510cc入りの飲料水缶詰。69年規格で74年8月製造であった。「チェルノブィリよりさらに前の製造なので日本で高値で売れるぞ!」とお約束の冗談付きで出してきたのだが40年前の水を平気で飲む日本人の数は限られると思う。
側面には非常用水の重要性と節約するべき旨が書いてあるが、ちょうど日本の海上武装公務員用緊急食「赤筒」の説明書のノリである。保存は気温-35~35℃の範囲であればよいそうなので保存のハードルは低い。
・・・前回紹介した90年式は-36~66℃で4年間使用可ということだったがこれには期限は未記載であった。ということは、まだ大丈夫なのだろうか?(<ここ笑うとこ)
今回は以前(2010年7月3日紹介した飲料水のバリエーションを。
知人から譲ってもらった510cc入りの飲料水缶詰。69年規格で74年8月製造であった。「チェルノブィリよりさらに前の製造なので日本で高値で売れるぞ!」とお約束の冗談付きで出してきたのだが40年前の水を平気で飲む日本人の数は限られると思う。
側面には非常用水の重要性と節約するべき旨が書いてあるが、ちょうど日本の海上武装公務員用緊急食「赤筒」の説明書のノリである。保存は気温-35~35℃の範囲であればよいそうなので保存のハードルは低い。
・・・前回紹介した90年式は-36~66℃で4年間使用可ということだったがこれには期限は未記載であった。ということは、まだ大丈夫なのだろうか?(<ここ笑うとこ)
Posted by Yakov at
16:17
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