2012年07月15日
一般大学(4)
卒業バッジの項、今回からは少し帝政ネタも混ぜていきたい。
帝政期の大学卒業章だが、このタイプはほとんどモスクワ大学とペテルブルク大学限定といっていい。首都のものだけに比較的市場には出るのだが当然近年の価格上昇は…。これはこの秋友人がくれた「少々難あり品」なのだ。
御覧の通り裏側のスクリューピンが脱落している。ろう付けは難しくはないのだろうが、オリジナルの銀製ピンをどこで探せばいいのか、というのが問題である。
見えにくいかもしれないが、裏のひし形部分に純銀プルーフマークが入っているのがわかる。
最近モスクワ大でほとんど同型の記章が復活し(材質は銀ではない)、博士候補、博士、修士、教授、学生用(表の文字で区別)と各種類が存在するのだ。
左は上と同じバッジの略章タイプ…というか背広・フロックの襟につけるミニチュアである。
右はおそらく革命直後~20年代くらいの鉄道技術学校のものと思われる。
帝政期の大学卒業章だが、このタイプはほとんどモスクワ大学とペテルブルク大学限定といっていい。首都のものだけに比較的市場には出るのだが当然近年の価格上昇は…。これはこの秋友人がくれた「少々難あり品」なのだ。
御覧の通り裏側のスクリューピンが脱落している。ろう付けは難しくはないのだろうが、オリジナルの銀製ピンをどこで探せばいいのか、というのが問題である。
見えにくいかもしれないが、裏のひし形部分に純銀プルーフマークが入っているのがわかる。
最近モスクワ大でほとんど同型の記章が復活し(材質は銀ではない)、博士候補、博士、修士、教授、学生用(表の文字で区別)と各種類が存在するのだ。
左は上と同じバッジの略章タイプ…というか背広・フロックの襟につけるミニチュアである。
右はおそらく革命直後~20年代くらいの鉄道技術学校のものと思われる。
Posted by Yakov at
16:53
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