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Yakov

2012年10月05日

も一度パッケージ。

 またタバコ空き箱の話である。本日新宿の骨董市で戦前のパピロスパッケージを見つけたので紹介する次第。
11日のモスクワ行きを前に金欠気味なのだがとりあえず見たら買っておくのがマニアの性。複写データはあるので金に困ったらモスクワで売ってしまうかもしれない(苦笑)。



とりあえずそれぞれのスケール比較に一枚。2枚は戦前のソ連製、1枚は白系移民系の会社がハルビン市で作った銘柄だ。



1920年のソ連製パピロス「農婦」。現代のベラモルカナルに似たちょっと厚めの紙箱だったらしい。本体はハトロン紙に包んで周りを厚紙で囲む…タイプだろうか。クリミアタバコトレスト製25本入り、重量表記が変わっていて「1000本につき565g」である。まあ誤差があるわけだから…。



どうも箱のラベルを丁寧に剥がして貼り直したものらしく、当時の包装形態は調べないとわからない。レニングラードタバコトレストの製品でやはり25本入り、ソ連政府の徴税封緘が見える。特筆すべきは下に見える輸入印紙で、日本に正規輸入されたものである(小売り価35銭)。1930年前後のものだろうか。



これがハルビン製の「東洋風パピロス」。250本入りの徳用サイズのラベルだろう。Н.Я.Чуринъ商会が社名のようだ。

  

Posted by Yakov at 16:36Comments(0)