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Yakov

2012年12月31日

新年おめでとうございます。

 С Новым Годом!

Желаю вам успехов и счастья в Новом Году!



まだちょっと早いですが…。
このような駄ブログに毎度お付き合いいただいている皆様、ありがとうございました。
2013年が皆様にとって良い年でありますよう、心から願っております。

つい忘れそうになりますが、このブログが間借りしているところは「ミリタリー・ブログ」なのであります。
そんなわけでミリタリー・マニア向けのバリエーションも。



2013年は巳年ということで医療科のエンブレム:「蛇の巻き付いた杯」に引っかけまして、

同志諸君、乾杯の準備はよろしいかな?
  

Posted by Yakov at 17:57Comments(2)

2012年12月30日

ポリティカル・キャンペーン。

 今回はいいネタが思いつかないので適当な記章ネタで。



モスクワ市の選挙活動家バッジ…というか開票とか選挙管理業務の優等バッジという感じだろうか。国政も地方自治も選管の実作業は同じような面子で進めているはずなので受勲対象者もそう大きく変わらないと思う。
昨年の大統領選挙不正キャンペーン・デモでモスクワも昨年(主に交通の面で)かなり混乱したわけだが、個人的な感想としては「またアメリカは懲りもせずにカラー革命起こす気かよ」に尽きる。そのあとすぐにプッシーライオット騒ぎ(<火炙りにしちまえばいいと思う)だし。



戦前(多分20年代終わり)反飲酒キャンペーンバッジ…のレプリカ。実物もブロンズで、七宝仕上げなのか塗装だったのか(実物写真がないので)よくわからない。まあ規律維持キャンペーンとしてはともかく、本気で禁酒をやると社会資源的に逆効果になるのはもう世界中の政治家は散々思い知ったわけだが。さて、昨今の「禁煙」の方はどうなるのやら。



穴埋め的に70年代の党活動・党貢献バッジの画像を貼って締めておく。  

Posted by Yakov at 17:27Comments(0)

2012年12月29日

情操玩具(30)

 本日来客につき簡単に。



90年代初頭の模型飛行機である。



軽量飛行模型ということで極薄のビニール(合成樹脂だが正確な材質は不明)がすでに張られている半完成品である。
垂直尾翼をつけて付属の台にゴムで引っかけ、飛ばすのだが…尾翼が入っていなかった(涙)。
別に飛ばして遊ぶ気はなかったとはいえ、何も考えずに買うものではないと反省。まあ高いものではなかったのだが。





本来は通電して自走するタイプのソ連鉄道模型(東独製?)のジャンク品。個人的には再生する根気も技術もないのだが、安価だったので「そっち系」の友人に譲るつもりで持ってきた。なにしろ老眼が進んできたのでスケールモデルの世界からはすっかり遠ざかってしまったのである。  

Posted by Yakov at 21:16Comments(4)

2012年12月28日

映画小道具(2)

 もう何度も繰り返したネタだが、映画コンサルタントをやっている友人が複数いるため、なんだかんだで映画用小物も結構な数が溜まっている。



黒い帽子は「太陽に灼かれて2」(邦題戦火のナージャ」で使われた司祭帽である。戦争中期には従軍司祭が復活するなどロシア正教の復権が著しかったわけだが、まあ戦前も(特権こそ剥奪されたが)それなりの人数がいたわけで、映画中でのモブ(避難民など)が着用していた簡単なものである。・・・香炉は露日戦争で日本に持ち込まれた実物、十字架が現代の教会ショップで購入したものなので並べて撮影するのもかなり罰当たりな世界である。
・・・適当なロシア迷彩服と組み合わせれば簡単に現ロシアの従軍司祭が再現できるのだが、さすがの筆者もそこまで罰当たりなことはしたくない。…カトリックとかプロテスタント、福音派ならいつでも冒瀆できるけどな。







同じく「戦火のナージャ」で士官候補生が背負っていた30年式背嚢。以前実物を紹介したが、このコピーはいかにも映画用という感じでリエナクメントにはちょっと不満な出来だった。ボロディノのリエナクメントでかなり出来のいいレプリカを見かけたので何とかそちらを買ってきたいものだ。



先月の革命記念(正確には1941年の革命パレード記念)日のスナップ。衣装はあらかた映画コンサルタントから借りたもの(ボロディノリエナクメント用)だがこの野戦帽の類をいくつかスタッフから(日本の着物と交換で)買いこんできたので後日紹介していきたい。  

Posted by Yakov at 17:58Comments(2)

2012年12月27日

書籍ネタ・軍用メニュー(2)

 今回は戦前の糧食資料から。



1940年刊行の軍糧食の計画構築・マネージメント、糧食調理法その他をまとめた総合読本である。



調理資材の項では当時から存在したジャガイモ自動皮むき機の解説などがある。もちろん全軍配備はされていなかったと思うがそもそも軍基地内の話で、さらに開戦後は即席前線調理が主流になるので前項の手剥き作法の方が重宝したと思う。



魚の捌き方解説でチョウザメが出てくるところがソ連である。現代でも必要な知識ではあるのだが、アストラハンならいざ知らず、モスクワなどでは近年の乱獲の結果による値上がりで市場で見かける率もへってきた今日この頃である。



右下の恐ろしげな道具は自動パン切り機。調理器具の一覧とか野戦炊事車への備品収納法とか、マニアにとってはまた嬉しいような迷惑なような…そう、また調理器具を求めてさまよう羽目になるのだ。



これは馬車牽引型だが、モスクワには自動車牽引型を個人所有している知り合いがもう何人もいるのである。



  

Posted by Yakov at 18:03Comments(0)

2012年12月26日

雑記・持ち帰れないファッション小物

 ここ数日は師走だけあって結構多忙なのでまた雑記ネタでお茶を濁す。
…買ったけど持ちかえれない、持ち帰りたくないものは「重い」、「嵩張る」、「税関的にやばい」とか様々な理由で結構あるのだが、時機を逸したためにモスクワ放置と相成った悲しいものがこれである。



 なんてことはない、木製の杖なのだが…。



ご覧のようにクリム(クリミア)1930年の文字があるバツーミやらその辺名物のシックな杖なのである。別に木材が郵送禁止ということはないのだが、長すぎて荷物を入れる袋(郵送用)に入らないのだ。
トランクに斜めに入れようと思ってもギリギリ入らず、手持ち荷物にしようにもハイジャック検査は厳しくなる一方で。
ちょっと前ならこれもトランクと一緒に搭乗時に預ければ済んだのだが、実は2年前にアエロフロートの規則が変更されて「預け荷物は一個だけ、仮に合計重量が範囲内でもあっても個数が2個になれば別途有料貨物として100ユーロ申し受けます」という無茶苦茶な変更である。さすがに杖1本に100ユーロの経費はかけたくない。
で、足の悪い方が気を悪くされたら申し訳ないのだがかなり本気で足が悪いふり(もしくはぎっくり腰で這いつくばる)で誤魔化すことも考えた。・・・だがしかし、搭乗前の安全チェックでは全員透視台の中に入って(両手を上げて)立たないといけないのである。筆者のことだからうっかり(設定を忘れて)立ち上がってしまうことは必至なので、今のところまだ実行に移せずにいる。

…モスクワのリエナクト業界の古顔、アントン・シャリトは数年前に足を折って今でも足に金属棒が入っているのだが、「金属を飛行機に持ち込みたかったら俺に頼め。金属棒が入ってるから武器でも何でも持ち込み放題だぞ」といっているらしい(もちろん冗談で言ってるのだけど)。マニアの思考回路は洋の東西を問わず大差ないと思った。



先のカバーは近年の製品と思われるポリエチレン製品がついていた。金属片を地面にたたきつけて歩くと敷石割れそうだしな。  

Posted by Yakov at 17:40Comments(2)

2012年12月25日

交通ネタ(58)河川艦隊

 今回も地道に記章系を。



これは筆者のコレクションではなくモスクワの市場で見かけた河川艦隊の記章。正体不明だったので買おうかどうか迷っているうちに売れてしまったのだが、その2週間後に入手したペテルブルクのコレクター雑誌に正体が載っていた。
左が69年式河川艦隊長官(ここは「省」なので大臣である)の黒制服用エンブレム、右が副長官用であったのだ。雑誌の編集者も「長官記章」の実物は持っていなかったようで、間違った(星の中央が赤い)「再現図」を載せていたくらいの貴重品である。
…まあ手に入れたら手に入れたで袖の長官用階級章から自作しないといけなくなるわけだが手に入らなくてよかったよかった(<酸っぱい葡萄メソッド)。



撮影者の影が映り込んでいるところはご愛嬌だが、同じバイヤーが売っていた将官制帽。このブログでも同じような帽章は紹介したが、帽子のつばは特注になっている。もともと河川艦隊の将官制帽には金糸縁飾りはなく柏葉が縫い取られているだけなのだが、この例では商船型つば(ビニール製の縁取りがある)に海軍将官タイプの刺繍が施されている、という鵺タイプ規格になっているのだ。



かなりデカくて派手だが、現代ロシアの河川艦隊優秀章である。

・・・ペテルブルクの資料を読んでいたら今年3月4日更新分の黄色い錨が交差したビニールプリントは69年式の兵下士官用(水夫・下級職員用)袖章と判明したので訂正しておきたい。  

Posted by Yakov at 17:19Comments(0)

2012年12月24日

書籍ネタ・軍用メニュー(1)

 聖降誕祭まで二週間近くあるというのに、なぜみんなそんなに浮かれているのだろうか…(挨拶)。

今回はこの間届いた書籍からボチボチとネタを拾ってみる。



表紙の写真をあまり大きくしても意味はないのだが、軍人食堂のメニューというか調理の手引書である。



現代のそこそこ美味しいカフェテリアで食べられるメニューが大体網羅されていてロシア料理読本としても楽しめる。各種ソースとか同じ料理、たとえばサリャンカでも「田舎風」「モスクワ風」「レニングラード風」と複数載っていたりするのだ。
ただまあ細かいレシピというより大まかな料理の紹介という感じなのである程度調理に馴染んだ人間に軍人食堂のメニュー構築とか助言するためのものっぽくもある。





個人的にはこういう食堂内装とか盛り付け、装飾の方も興味津々なのである。モスクワにいるときは当たり前すぎてつい見落としてしまうのだが、日本人が普通思いつかない、しかし有るとないでは大違いな小物とか写真に撮られているととても助かる。
…昨年1月23日の「ベルリン駐留軍手引書」の項も同じ視点から重宝しているのだが。ああ、建物ごと作り変えたい…。  

Posted by Yakov at 18:04Comments(0)

2012年12月23日

無線機(5)軍その他

 この春買ってきた無線機の続きを。警察無線とか特殊部隊装備とかごちゃごちゃに入ってきたのだが、まあミリタリー系バイヤーの扱い品というのは得てしてそういうものである。たとえモスクワの町中にあるNATO・米軍系ショップであってもスタッフやクライアントには各種「現役」や元軍人がいたりするわけで。





5チャンネルの軍用無線「タンタル‐1」。分類上軍用だが治安機関とか国境警備隊とか内務軍でよく使われている。結構兄弟機種が多いようだが使い分けとかその辺はロシアのそれ系サイトを参照していただきたい。さすがに筆者の守備範囲からは外れすぎている(いじくるのは好きだけどな)。







主にヘリや航空機との連絡に使用される…というので特殊部隊用…とざっくりくくってもまあいいと思う。「ロマーシュカ(カミツレの花)」という可愛らしい名前だが、ロシア軍用品と名前の響きはほぼ無関係である。
写真では携帯ケースから伸びたアンテナをつないでいるが、アンテナは何種類かのタイプと互換性がある。この辺はまあソ連小型軍用無線では普通のことだが。



そんなわけで伸縮式というかテンション調整付予備アンテナも買ってきた。通信マイクセットも軍用ヘッドセットと交換可能なので同じ場所に保管しないと…ううう、手持ちの軍用無線関連小物が膨れ上がる一方であるのだが。  

Posted by Yakov at 18:23Comments(1)

2012年12月22日

迷彩雑記(2)

 今回も一発ネタで。





この秋ボロ市で見つけた民生用冬ブルゾン。Gジャンを無理くり冬用にしたようなソ連によくあるデザインなのだが、生地はまごう事なき軍用規格のブタン迷彩である。戦車兵作業服にあるような茶色いドットボタンとかそこはかとなく軍用っぽい香りはするのだが裏地のキルティングからわかるように純然たる「ナウいアンちゃん向け」(死語)の民生品なのだ。



これが勝手に改造された品だったりしたら悔しいのだが、ちゃんと製造工場のタグもある。モスクワの「クララ・ツェトキン」工場の製品はソ連時代に結構見かけた有名どころである。
…ということは普通の被服工場にも、かつてはブタン迷彩当時ものの原反が転がっていたはず…なのだ。最近SSOがレプリカ生地を生産し始めたとはいえ、当時の原反が残っているなら探し出したくなってしまう。…まあ20年もたってるから無駄だろうけどな。  

Posted by Yakov at 17:42Comments(0)

2012年12月21日

帝政レプリカ(4)

 久しぶりにこのネタを。この秋も新作レプリカを多少買ってきたのだが、荷物が届くまで間があるのでボチボチと。



ニキータ・ミハルコフが国内戦の新作映画を撮るので一次戦装備特需というかなんというか、この秋は縫製工房も大変だったようだ。
国内戦当時の流行だったこのタイプのフレンチ服も、映画用には荒い生地で大量生産、一部は撮影終了後のマニア市場を考えて上質の生地で作っておく…という商売上手な工房であるのだが。



モスフィルムの倉庫。上質なグッサール騎兵ブーツも大量に登場するのだが、当然撮影終了後は放出されるのだ。



これは映画用ではなくコレクター用の上質レプリカだ。帝政将校用刀緒はそれ風のものを現代コサック専門店とかで扱ってはいるのだが、いかんせん出来の良いものが少なくマニアに頼むしかない現状である。出来は申し分ないが当然価格も馬鹿にならない。歩兵用はまだしも、写真の騎兵用などコサックショップにもレプリカさえない現状なので仕方ないが。  

Posted by Yakov at 18:04Comments(2)

2012年12月20日

交通ネタ(57)アエロフロート

 筆者の手元にあるアエロフロート制服だが、1977年式を皮切りにかなりの数・種類がそろってきた。90年代からこっち、制服規定が変わるたびに新制服を探してきたのだが最近は「現行型を手に入れたとたんに制服改訂」という地獄車の繰り返しである。今回ようやく最新型(2010年改訂)を手に入れたのだがまた制服が変わってしまう日も遠くないと思う(<悲観主義者)。





飛行スタッフ用制服と胸章のアップ。どちらかというと腕にアエロフロートウィングが刺繍されたパーサー服の方がインパクトが強いのだが、モスクワで撮影した画像の縮小を間違えてボケボケになってしまったので来年に「服の現物」が到着してから改めて。





1970年代のアエロフロートロゴ入スーツケース。塩ビ製でこれ自体が無茶苦茶重いので重量制限がきびしいと泣きが入りそうだ(ソ連時代の国内線だと今と違って計量は甘かったらしい)。この手の大型バッグは嵩張って仕方ないのだが、もう何個も何個も溜め込んでしまう。
…最近、悪癖がさらに新ステージに進んだ様な気がしてならない。  

Posted by Yakov at 16:56Comments(2)

2012年12月19日

通信・電話局(14)

 警察無線のネタも残っているのだが、今日は軍関連の通信ネタを。



1958年型の軍通信部隊オペレーター技術章2級。一昔前は安価に出回っていたが、今ではこんな状態のものでもないと気安く買えないご時世である。この際モスクワから離れて地方都市のボロ市を探す時期かもしれない(<いってみただけ)。
時々ウィング部分外側の七宝だけ暗い色(要するにウィングが同心円状のツートンカラー)になっているバリエーションを見るのだが、正直よくわからない。



軍基地流れの装備品バイヤーが無造作に売っていた書類袋。蓋の方には「袋No2」本体に「書類」と書いてある見たまんま以上のことはわからないキャンバスケースなのだ。





別のバリエーション・・・というか生地が違うだけのようだ。とりあえずちょっとでも違えば買いこんでしまう癖は何とかしたいのだが、死ぬまで直らないという可能性が高そうだ。  

Posted by Yakov at 17:38Comments(0)

2012年12月18日

二次戦小物(8)

 また地味なネタだが。



第二次大戦直前からソ連の革製装備の多くがキャンバスやら合皮製やらに置き換わ(正確には野戦に特化したものが並行して生産されていたわけだが)っていったが、この双眼鏡ケースもその例に漏れない。まあこれまでも何種類か紹介してきたわけで外面的には割と普通なのだが…。



内部に接眼レンズフィルターがあるのがわかるが、問題はそこの左側で…この片方にだけ接眼パーツ(ベークライト製)の収納ケースがあるのだ。大抵は本体にパーツをつけたままで収納するとかなのだが、時々イレギュラーなものを見かける。製造年度とか用途とか工場とかでパターンがあるのかもしれないがまだちょっと調査に手が回らない(一生回らない可能性高し)。



1944年製の詰襟43式ギムナスチョルカ。米軍支援の「チノパン生地」でできているのもそうだが、製造スタンプがある戦争中ロットというのはかなり珍しい。大抵は画像に見える白い布に印を押して本体にはスタンプなし…というのが大部分(戦後は本体に刻印を押したものが多くなるが)だなのだ。



刻印。41年くらいの装備でよく見るものとはちょっと規格が変わってきている。サイズ4とそこそこ大きい。



ズボンは将校用に多いサスペンダー仕様のもので背面の三角形の切り返しがこの時期によく見られる裁断である。



上着と似たようなレンドリース生地だが、上着とはサイズも違い、特に上下組として出てきたわけではないのがわかる。  

Posted by Yakov at 17:53Comments(0)

2012年12月17日

紳士の身だしなみ

 ビクトリーショーにご参加の皆様お疲れ様&ありがとうございました。
今回はまたお気軽路線で髭剃り小物を。「紳士の身だしなみ」といっても髭を生やしているのがみんな紳士というわけでもなく(むしろ逆の事例をよく知っている)、単なる「男性」の儀礼的表現かといえばロシア・ソ連圏にはうっすら髭の生えた女性も多少おられるのでなかなか複雑だが。





前々回のモスクワ行きで知人が売却する予定のアパートからもらってきた旅行用電気髭剃り(そういえば浴室のコンセントも引っぺがして持ってきたのであった)。携帯ケースには手入れブラシと手鏡があったりしてなかなか便利そうだ。
筆者宅には240V変圧器があるとはいえ、わざわざこれを使おうとは思わないが。



PXで買ってきたロシア製安全カミソリ。別にだから軍用とか軍人が愛用しているとかそういう理由で取り上げたわけではなく…。



ちょっと斜め上のギミックがあるのだ。標準型替え刃を二枚用意して、まず一枚を縦半分に割る。割らずにそのままの一枚と分割したものとを図のように組み合わせると…「深剃りに効く驚異の二枚刃」になるのである。
ジレットやらシックやらの外国製使い捨て品が氾濫しているモスクワで売れているのかどうかよくわからないが、個人的にはこういうのは大好きである。…あんまり実用しないと思うけどな。  

Posted by Yakov at 17:30Comments(0)

2012年12月14日

雑記・二次元ネタ

 恒例の年末ビクトリーショーが明日から二日間行われる。筆者は今回も出展するのだが、たまには考証抜きの架空軍服も…ということで禁断の二次元ネタをやってみたいと思う。

http://morningmanga.com/lineup/show?id=148
速水螺旋人氏の「大砲とスタンプ」はソ連・ロシアネタ好きの皆様なら大体チェック済みと思う。
…で、モスクワで宝飾工をやっている友人にこんなものを頼んでしまったのである。



…画質が悪くて申し訳ないが「大公国」の帽章。材質が純銀…という無駄に製作費のかかった一発ネタである。海軍帽章との兼用を考え、サイズはそれに合わせてある。
原作の速水氏によるとエナメルの色はゲオルギーリボンの色(オレンジ)、が正しいらしいが、とりあえずご本人には黙認してもらった(笑)。



コミックスでは陸軍系制服のボタンは丸坊主なので60年代ソ連の「海外支援物資用」を探してきたのだ。



明日のコスプレ衣装(予定)。実物(40年代中期ロット)のソ連歩兵科/主計科の制服に付け替えるとこうなるのだ。肩章の星が小さい(佐官用肩章に尉官サイズの星)のもコミックスに準じてあるので「ソ連と違う」のツッコミは受け付けない(漫画の方も制服デザインはソ連式と帝政ロシアの中間っぽい)。
略綬は…漫画は基本モノクロなので事実上やり放題である(笑)。


  

Posted by Yakov at 17:47Comments(1)

2012年12月13日

医療・衛生(30)医療バッグ

 今回は野戦装備というかなんというか…「ミリタリーブログ」を間借りしている身にふさわしいネタ・・・かもしれない。



第二次大戦から基本的に変化していない衛生兵用バッグである。これまでに何種類かのバリエーションを紹介したが、特に代わり映えしないタイプ(ただし現行品)といえる。



但し中身が大部分そろっているのが特徴である。個々の備品は大抵紹介済みなので文章で説明していくと…
・滅菌ガーゼ製包帯 10本
・同幅広        12本
・メモ帳
・安全ピン        10
・ゴム製止血帯      2
・化学鉛筆(濡れるとインク状になる)
・三角巾           2
・先丸鋏
・曲ナイフ
・応急手当パック      3
・気付アンプル       10
・ヨードアンプル       10
・ケース
・説明書
・衛生脱脂綿         5
・テープ
・訓練用注射チューブ    3
期限は大体20世紀末であった。・・・で、面白いのは訓練注射器で…。

 

オレンジ色の救急医薬品ケースに入っていて、迂闊に持ち帰ると「犬に吼えられてお縄」になるチューブである。もともと空だったが(説明書にも「訓練用」と書いてある)さらに現地の水道で洗ったのでただのチューブとなった。
ちなみに赤いキャップは「抗ショック」、白いキャップが「鎮痛剤」なのである。
  

Posted by Yakov at 17:14Comments(0)

2012年12月12日

交通ネタ(56)

 今回は地味な記章ネタを。バッジ類は膨大にありすぎて項目をもっと細かく分割しようとは思うのだが、分類がいずれグダグダになるのは必定。まあしばらくはこんな感じでざっくりと行きたい。



左はカザフ共和国自動車交通省の監査員バッジ。意匠は自家用車型だがバスなど公共交通も対象である。
右には番号が振られていないが、ヴォルゴグラード(旧名スターリングラード/ツァリーツィン)市内用監査員バッジだ。標記の通り、所属はロシア社会主義共和国連邦自動車交通省である。



左は上の画像と同じカザフ共和国自動車交通局のバッジで、バス等公共交通の車掌用である。
右は現代ロシアの公共交通無事故表彰2級で50万キロ無事故のもの。航空機もそうだが、国土の広い国の取り扱い単位は桁が違う感じだ。



2010年、戦勝65周年を記念して専用列車を運行した記念バッジであろう。モスクワでもベラルシア駅に当時をイメージした汽車(完全に当時のものか覚えていない)がやってきた映像をTVで見た記憶がある。
映画「思い出の白ロシア駅」で流れる「われらの第十上陸大隊」(ブラート・オクジョワ作詞・作曲)は戦勝記念日定番の愛唱歌なのだ。  

Posted by Yakov at 17:28Comments(0)

2012年12月11日

迷彩雑記

 今週末15・16日ににミリショー(浜松町・都立産業貿易センター:ビクトリーショー)が控えているので現代ものもちょっと紹介しておこう。



官給品というわけではなくSSOの製品だが、ロシア海軍特殊部隊が使用している(専用装備)冬服。
服自体は軽くてなかなか暖かそうなのであるが、インナーにフリース生地とか化繊を多用している服は何となく信用できないソ連装備育ちの筆者である。まあ関東地方の冬なら何の問題もないのだろうが。



某公的施設で見つけた軍用「バウル」(大型出張バッグ)であるが、ジッパーで容量を調整するなど一昔前のスキーバッグのような構造でなかなか便利である(満タンにしたら肩が抜けそうだけどな)。
この迷彩は90年代にプラスチックヘルメットのカバーや装備ベスト、冬用ジャンパーなどに汎用されたがかなり早い時期に消滅してしまったパターンである。初期ロシアの試行錯誤迷彩は一度逃すと二度と出会えないものが実に多かった。



旧ソ連のブタン迷彩バリエーションなのだろうが縫製といいボケたような迷彩プリントといい軍服なのか作業服なのかわからない製品を多々見かけたのも90年代半ばの特徴である。そうかと思えば正規軍服の生地で民生品ジャンパー(後日紹介する)やら買い物バッグだのを大量生産したマニア号泣の時代でもあった。  

Posted by Yakov at 17:22Comments(2)

2012年12月10日

無線機(4)警察用

 この春、知り合いから主に警察用の通信装備を何種類か買いこむことになった。さらにこの秋も買ってきたのでまた役に立たない装備が自宅に溢れる予定である。バッテリーは空だが、下手に実用すると(電波法違反で)お縄になるので「本来の目的」では使えないわけだが。またどこかで民警リエナクトでもやって、そっちの意味で「活用」しないと…。
やたら種類が多いのでゆっくり紹介していきたい。





警察無線では代表的なViola-N(ВИОЛА-Н)。4チャンネルの通常パトロールに使うような標準型である。基本形はソ連70年代に開発されたものだ(この型の製造時期はまだ調べていない)。





型番不明の多分トランシーバー。外部電源ぽい端子があるが、本体が非常に軽く(おそらく充電池が本来あったはず)簡単には蓋が開かない構造でもあるので充電用のものかと思う。
・・・全体的に昨年12月16日に紹介した民需品と大差ない佇まいであった。  

Posted by Yakov at 16:57Comments(6)