QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人
プロフィール
Yakov

2013年12月21日

ファッション通信再び(8)

 羽を伸ばすのも今日限り。ロシア人が今夜帰ってくると25日まで続く地獄の始まりである。ああ帰ってくるの明日にしてくれないかなあ。



イズマイロヴォの市場(軍装地区)でぼーっと見とれていたら買うことにされてしまった推定6-70年代のジャケット。剣襟にシングルの裁断は戦前から50年代によく流行ったものなので柄が「寅さん」風なのも購買欲を押しとどめることはできなかった。



以後は購入したわけではなく映画コンサルタントの別荘で見かけた民需品の一部。モブシーンにソ連時代の服は大変重要なのだ。ソ連製は間違いないのだが製造時期は70年代半ばくらいだろうか。



イタリアンスーツのようにだぼっとした裁断のダブル服は80年代終わりに世界的に流行した型だが私的にはあまり好きではない。この服はそれでも少しソ連ぽいといえばそのような臭いがあるが。



こういう普通にありそうな服もソ連製生地となると入手困難なのは間違いない。ユーゴ製とかブルガリア製生地のものはもう少し普通に見つかるのだが。  

Posted by Yakov at 17:05Comments(4)