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Yakov

2014年10月13日

業務連絡

 明日よりモスクワ出張のため11月13日まで更新を停止いたします。

とりあえず現地からでも更新できる環境は揃ったので気が向いたら…という可能性もなくはないが、いろいろ忙しいのであまり期待などされぬように。



浅草で外人観光客用に売られているニンジャ磁石を使ったネタ画像で〆させていただく。これが最後の更新になったら嫌だなあ…

P.S.昨年に引き続き台風直撃のもとでの出張である。明日空港までたどり着ければいいのだが。  

Posted by Yakov at 18:53Comments(2)

2014年10月12日

革カバンコレクション(7)

 明後日が出発なのだが昨年同様台風直撃コースである。まあ心配しててもしようがないので通常運転で。



ご覧のようにかなり小型のカバンである。50年代後半からあるモスシュタンプ(の旧型)刻印がある尾錠で蓋は止められている。



全体はこんな感じである。材質は型押し牛革だがコーティングがしっかりしているのでビニール製に見えるほどつやつやであった。
特に何も考えずに買ったのだが、娘がバレーを習っていたという知人が「バレー学校に靴とか入れて通うような子供用だねえ」ということであった。まあうちでは適当な小物の収納容器になると思う。  

Posted by Yakov at 19:44Comments(0)

2014年10月11日

試作装備(7)戦前

 また水筒ネタで申し訳ないが…。





今度は間違いなく戦前の試作品と思う。まあ付属の札に「赤軍用」と書いてあったからなのだが。全体はキャンバスになり、革で補強したキャンバスとか1939年型野戦リュックサックのベルト類を思い起こさせる。ギボシは真鍮製である。





中身を入れるとこうなる(戦後ロットで申し訳ない)。このタイプだと衛生兵用水筒(飲み口が非常に広い)とも兼用できて便利である。まあ採用されなかったわけだが。  

Posted by Yakov at 19:11Comments(0)

2014年10月10日

試作装備(6)

 また似たようなネタなのだが。



防水キャンバス製の水タンク。以前空挺用のゴム引き携帯水タンクを紹介したが、これには取っ手も負い紐もなく単純に水をためる機能しかないようだ。



注水口は結構しっかりした材質なのだが防水材を染み込ませただけのキャンバス製の本体なので長時間の仕様に向いているとは思えないのだが…。  

Posted by Yakov at 18:35Comments(2)

2014年10月09日

食器ネタ(55)

 またいつもと似たようなネタで申し訳ない。



家庭用ストック容器、前回と似たようなものなのにまた買ってきたのだ。缶はそれほど大きいものではないがともかく数が多いので…ロシア語がある方は左から大麦、小麦粉の容器であるが、残りがバルト3国のどこかとしかわからない。砂糖をツィケール(ドイツ語のツッカーに似ている)と呼ぶところから見てそうだろう(ウクライナ語も砂糖はそうらしいが)。残りは珈琲と紅茶以外に不明なものが一つ。
缶からを集めるのは末期症状と知りつつも、勝手に集まってしまうものはしょうがない、としか。  

Posted by Yakov at 20:02Comments(2)

2014年10月08日

試作装備(5)

 試作装備という以上は「何年」の試作かが重要なのだが「博物館の不用品を廃棄所から拾ってきた」ものなのでその辺勘弁していただきたい。





どう見ても戦前のようなコート生地で作られている水筒カバー。大戦直前に全キャンバスで簡単かつ便利なカバーが完成しているので(結局91年まで基本そのままである)戦後にこんなものを作ったとも思えないのだが革のつくりなどちょっと50年代っぽいところが謎である。



主要部分の裏に当て革とか、センスは30年代末っぽい。





水筒に付けるとこうなる。まあお馴染みのタイプが採用される直前の試作…というのが妥当なところかもしれない。  

Posted by Yakov at 18:09Comments(0)

2014年10月07日

新型常勤記章。

 また大して資料的価値のない一発ネタだが…。МЧСの長官を長いこと勤めていたセルゲイ・ショイグが国防相に就任してから、ユダシキン服以外に「МЧС風」の常勤服が制定されたことは報道写真から窺うことができる。実は新型常勤服も制帽も街中のVOENTORGで普通に買えるのだが制服の耐用年が過ぎる1-2年後にはボロ市に出回る気がして今回は買ってこなかった。だが何もしないのは気が収まらないので金型記章だけは買ってきたのだ。



袖章は非常事態省または海外派遣軍だけが使っていたようなロシア国旗型で非常事態省同様左肩というか腕の最上部に着用する。
左腕用の鷲章は空挺隊の仕様になっているが後述の部隊章とペアなのかよくわからない。
部隊章(右腕用)は山岳部隊(しかも来たカフカスに従軍している)なのだがかつてのソ連GRU部隊のように空挺隊の服を着ているのか軍事偵察隊の区分になるのかはまだ調べていない。
胸の連邦軍表示は常勤ジャンパーには必須なのだがたいていのvoentorgでは姓名(名前と父称はイニシャル)も刺繍してくれるサービスがあるのでいつか自分の名札を作ってしまいそうである。  

Posted by Yakov at 18:11Comments(5)

2014年10月06日

光学器(12)

 今回もあまり資料的価値のない投げっぱなし解説で申し訳ない。



帝政期に輸入されたと思しい双眼鏡。推定フランス語で刻印があったのでそう判断したが軍用品か民生品(私物使用)かはなんともいえない。ソ連も1920年代にはよく似た双眼鏡を使用していたのだが、ソ連製が出てくれば結構な代金をふんだくられると思う。
ケースは戦後のソ連カメラのものなので気にしないように。郵送時に壊れるのが嫌なのでボロ市でケースだけ買ったのだ。



表面は銅が酸化したような面白い仕上げである。「不本意ながら酸化した」真鍮製なのかもしれないが(苦笑)。
  

Posted by Yakov at 17:36Comments(2)

2014年10月05日

交通ネタ(78)

 久々に地下鉄のネタで。



グレーのような色味に見えるが紺色のジャケットである。モスクワの地下鉄職員の服は設立当初からソ連国鉄と基本は類似しつつ微妙な差異を持った独自性を示していたのだが、これまた時期によって鉄道員と全く同じだったり相当違ったりの繰り返しであった。ロシア鉄道94年装備が導入されてからも運行スタッフがほぼ鉄道員風の制服だったのに対して役務員はなぜかグレー(69年民警のような青みが少ないグレー)を着ている例が多かったのだ。



今回買った服は袖にモスクワ地下鉄のワッペンがあるだけで襟章までロシア鉄道のものがついていた。正直運行スタッフのものか役務員が着ていたものの紺色バージョンなのかはわからないのだが<要するに珍しかったから買ったのだ。  

Posted by Yakov at 17:42Comments(0)

2014年10月04日

筆記用具(6)

 今回もまた一発ネタで。モスクワの友人ミーシャに無理やり持ち帰らせられたイヤゲモノである。



ロシア特産の石で作られた卓上レターセットである。メモ用紙と鉛筆立てのセットは風情があっていいが、昔戦前の大理石セット(インク壺付き)を買ったので正直マニアって、いや間に合っていたのだが「これはいいものだ、持って行け」で押し切られた。ウラル石は確か緑色でラピスラズリは青で…とか調べているときりがないので「ロシアの貴石」ということで片づけたいと思う。しかし重かった<それ以外の感想はないのか  

Posted by Yakov at 18:40Comments(0)

2014年10月03日

寝具(5)

 前回(4)は2012年7月11日更新だったのでだいぶ間があいてしまった。


前回紹介した軍用毛布だが友人(あのミーシャである)が「鞍の下に敷くとちょうどいい」という理由で勝手に自分の友人にあげてしまった…という不条理な消え方をしたのだが、今回は虫食いの心配のないバイカ生地(ネルに似た起毛綿)の毛布である。まあ見ての通り絵面は単調だが、夏場チクチクしないので(いやカバー持ってんだから掛けろ、とも思うが)この時期重宝している。



ラベルだが、誤差の結構あるサイズ表記と国家規格番号が出ている。1977年㈽、年の生産品であった。  

Posted by Yakov at 17:42Comments(0)

2014年10月02日

食器ネタ(54)

 また性懲りもなくトレイのネタである。



一体何個買ってくるのだ、と笑われっぱなしの軍食堂トレイだが、とりあえず『今まで買ってないタイプがあったら買っておいてくれ』とバイヤーに伝えてあるので仕方ない。想像を絶する(要するに予約時にイメージできない)ものが沢山あるので、常々網を張っているのだ<その情熱はどこから
おまけのようにちょこんと乗っている小型のジョストボ塗はサモワールなどと並べて水受け(蛇口からお湯が垂れることがある)を置いたりスプーンやケーキサーバーを置いたり…まあ拙宅にはあんまり凝ったおもてなしが必要な客など来ないのだけど<全方位に失礼



ジョストボ塗の定番は暗色なのだが家庭用の大型を買わされた。まあ日本のロシア民芸品業界では結構高価な上に嵩張るのであまり買う機会もなかったので…(<でも3個目だ)  

Posted by Yakov at 17:51Comments(2)

2014年10月01日

書類カバンコレクション(6)

 昨年3月にこの項目を紹介し始めたのだが、似たようなカバンばかりよく何個も買う、とさすがに自分でも呆れてしまう。でも(1)(2)で欠損を嘆いていたカバンの完全品がようやく手に入ったので嬉々として紹介するのである(読者無視かよ)。



そう、このカバンである。何やら薄汚れているが封印粘土がこびりついているのだ。



前にも書いたが書類綴じ紐を穴に通して縛り、端を油粘土に埋め込んで封印型押しをするのである。これで少々難あり品は売り払える…ってあるのか需要は?





さすがに同じようなネタで終わるのもアレなので。書類カバンというより会議参加者の書類入れポーチだが…「第2回海洋学者会議」という何の因果で手元に来たのかわからない代物を紹介して、今回はこれまで。

  

Posted by Yakov at 18:11Comments(0)