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Yakov

2015年08月31日

食器(66)

 このブログでは最近什器も店舗用品も食器でくくってしまっているが、単に過去記事を探すのが面倒なので項目を絞っているのである。



ソ連製価格1ルーブル22カペークのおろし金セット。欧州標準で四角く組み立てて保管するのだと思うがいざ郵便が到着したら全然組めない。何か大事な部品をなくしたのかもしれないがとりあえず放置である。



とりあえず取っ手とは合体できるので実用上は問題ない(使うのかよ)。



おろし終わった最終形態を溜めるトレイもついている。1ルーブル22にしてはお買い得である(当時の金銭感覚)。

・・・いつものことだが役に立たない情報で申し訳ない。  

Posted by Yakov at 18:37Comments(0)

2015年08月30日

時代菓子

 いや、古い菓子を食べた話ではなくて。
またパッケージネタは続くのだ。



1954年冬製造のクッキー用パッケージ。Палочка-выручалочкаという童話が元になっていて(1962年に二本立てアニメになっている)パッケージも子供が遊ぶ意匠なのだ。 印字が細かくどうせ見えないため画像は1枚にしたが、250g入り、モスクワのボリシェビク菓子製造工場製であった。  

Posted by Yakov at 20:27Comments(0)

2015年08月29日

記念パッケージ。

 また適当に買って来た古い空き箱や空き缶を晒すだけの手抜き企画である(まあ真面目にやろうと思っても調べられる情報はたかが知れているのだが)。



革命40周年記念・1957年製の菓子用パッケージ。金属缶は保存がきくのと製造数が多かったこともあってまだまだ買える値段で流通している。



側面。当時の定番イメージがちりばめられていて楽しい。  

Posted by Yakov at 18:42Comments(0)

2015年08月28日

帝政ネタ・作戦帳(2)

 昨日は世にも不真面目な理由で中断したが、腹が減っては…あ?今も腹が減ってるぞ?…よし子さん、今日のご飯はまだかいn(略



便利なサービスコーナーモールス信号表。



アルファベット対応表と「切り離し」式の命令書用便箋。これもソ連に受け継がれている。背景にちらっと見えるのは当時のカーボン紙だ。



当然封筒もセットだ。裏表紙の鉛筆ホルダーにハマる細巻き鉛筆も探さなくては…。  

Posted by Yakov at 19:46Comments(0)

2015年08月27日

帝政ネタ・作戦帳!

 趣味の仲間が春先ウズベクに出かけていろいろ変わった物を買い込んできたのだが、その仲間から物々交換でちょっと面白いものを手に入れた。



帝政ロシア将校用手帳である。ソ連時代(戦前)は2種持っているが、さすがに帝政物は素人にはもう買えない値段まで高騰しているのだ。
どうやらウズベクのボロ市にはロシア骨董業者はまだ参入していないらしい。



1914年発行。PX品というか売店で買えるものだが、これはソ連時代も似たような位置づけである。



割と戦場での心得、というか戦地でのお役立ち情報的なものも充実している。


…ネタを引き延ばすわけではないが、小腹がすいたので残りは次回に回したい(不真面目)。  

Posted by Yakov at 18:41Comments(0)

2015年08月25日

イベント告知

 告知など始める時はネタが切れたのだろうと思われるかもしれないが、まああんまり遠くない(正確には画像の整理ができていないのだが)。
9月21日には浜松町の都立産業貿易会館でビクトリーショーが行われるわけだが、会場が大規模修理に入るためしばらく浜松町ともお別れ、しばらくは浅草の会場でミリタリーショー…という日々が続くと思われる。
…そのビクトリーショー終了後に、またイベントをやるのである。



今回は巣鴨に会場を移しお題は戦車兵、会場も改まって火気の使用(料理のことである)も可能、前回のような「狭い会場にすし詰め」、という事態は避けられると思う。
筆者はツイなんとかはやっていないのだが

https://twitter.com/goslogi1941

こっちの方で広報をやられているようである。お時間にゆとりがありましたら是非。  

Posted by Yakov at 20:27Comments(0)

2015年08月24日

ファッション通信再び(18)

 今回は友人ネタで。



友人が日本国内で買ったポーランド製フラーシュカ。ポーランドには毛ほども興味はないが、バルト三国の民間帽っぽくてちょっと面白い帽子である。



カスケットという製品名と紛らわしいブランドの帽子なのだ。タグの裏には日本の輸入業者(神戸だ)の日本語タグがついている。
・・・しかしそれはともかくロゴの横のポーランド色円形マークが白赤でなく赤白なのはどうしたことか。これ、インドネシア国旗じゃないのかよ…。

…92年ころのロシア製品でもロシア国旗の配色を間違えた例があることはあるのだが、2色で間違えんなよポーランド…まあ言うだけ無駄か。  

Posted by Yakov at 20:20Comments(2)

2015年08月23日

交通ネタ(91)

 昨日は来客につき以下略。 今日はまた中途半端な時期を。



1973年に大幅な規格変更が行われた直後のアエロフロート制帽。同時期の軍制帽と比べても制帽のクラウンが低い。白カバーをつけて66年制帽と言い張ってもばれないくらいに小さい(語るに落ちた)。



その頃の初期ロットには左下のようにプロペラが別パーツになった帽章もときどき見かける。この頃の帽章は無茶苦茶柔らかくて腰のないアルミ製なのですぐ足が折れるのだ…。  

Posted by Yakov at 18:11Comments(0)

2015年08月21日

ファッション通信再び(17)

 また落穂ひろいを。



裁断としては割と新し目だが、同時期の欧州で流行ったイタリアンソフトスーツとは明らかに違う。筆者的には大人しい現代(異論は認める)スーツとして割と好きなタイプだ。ズボンも割と細め2タックであった。生地は純毛、裏地ビスコースと英・独語で記載されている。



西側っぽく作ったタグが80年代終わりっぽい。何やら珍妙なブランド名だが下にラテン文字でDesigned by Soyuz coop vneshtorg(国内貿易協同組合連盟デザイン)とあるのがゴルバチョフ末期の「協同組合設立ブーム」を思い起こされる。  

Posted by Yakov at 18:17Comments(2)

2015年08月19日

謎の熱帯帽。

 今日のネタはソ連ネタのようでそうでない謎ネタである。





この2枚の画像をご覧になれば間違いなく60年代頃のソ連パナマ、と思われるであろう。生地がサンドカラーというのがアレだが、筆者がよく紹介している60-70年代のソ連海軍熱帯沿岸警備服、あるいはソ連海軍派遣服とよく似た記事であるのは間違いない。



しかし汗留めは…黒い綿地のそれ(裏は不織布)はどう見ても日本製、でも通風孔はじめ何から何までソ連型なのだ…。
実は1990年代初め、日本のミリタリーショーで2個売っていた謎の日本製パナマなのである。取り外してしまったが日本の学生帽の顎紐を緑ビニールにしたような顎紐がついており…



こんなボタンがついていたのだ。(その下にはソ連型と同様に顎紐用の穴が見える)
・・・詳しい人によると日本の消防団が初期にこのタイプのボタンを使っていたらしいのだがまだ画像は発見できていない。しかし日本製なのは各部の材質から間違いないと思う。

…まあそれと承知のうえで60年代特殊パナマとして普段使っているのだが。このボタンについてお心当たりの方は是非情報をいただきたい(やり逃げ)。
  

Posted by Yakov at 20:57Comments(4)

2015年08月18日

交通ネタ(90)

 ネタ写真を撮り忘れたのでまた続き。



ソ連の夏用シャツというのは綿中心の混紡なのだが生地が分厚くてともかく(夏用でも)涼しくない。高級品だとシルクだったりして肌触りはいいがますますもって涼しくn(略)。だがこの画像のものは開襟裁断(普通のネクタイ着用前提半袖が多いのだ)でかつ生地が涼しげな珍しい品なのである。まあ下に肌着を着れば風通しもへったくれもなくなるのだが。



肩章はアエロフロート66年式地上スタッフ上級係官(中佐-大佐相当)で、ちょうどこの年に(シャツに)胸ポケットが追加された時期なので設定としてはちょうどいい。ボタンが半透明の樹脂製だが、70年代中期以後ほぼすべて不透明の白プラスチック(色はシャツの色に対応)2つ穴ボタンに統一されるので製造ロットはかなり古いと思われる。  

Posted by Yakov at 19:46Comments(2)

2015年08月17日

交通ネタ(89)

 しばらく更新を休んだが、もっぱら海の方のイベント(皆さんが想像される方)とは違うところで多忙だったのだ。
お台場某所では速水先生とちょっと遊んでいただいたりもしたが(<お疲れ様でした!)用事が山積みだったのだ。



とはいってもとくにタイムリーなネタもないのでお台場某所に持っていった制帽でも。アエロフロートの制帽は60年代半ばから70年代初期までに改定が行われたのだが、その過渡期的な時期を。65年には皆様の多くがイメージされるタイプの制帽章が制定されるわけだが、将官クラスは旧型丸帽章に刺繍の月桂冠がついたものを使用することになった。この例では軍タイプの金属月桂冠に丸帽章という「佐官級がやりそうな鵺タイプ」で遊んでみた。もちろん規定違反だが一定以上の階級の公務員にはありがちなマイナー改造である。



帽子自体も60年代中期ロットで70年までは行っていないと思う(印字判読不能)。設定上は整備・管理スタッフなのでパーツの多くが銀色になっている。
  

Posted by Yakov at 20:04Comments(0)

2015年08月13日

続・工兵ベスト

 昨年9月4日に紹介した工兵ベストは浮きが入っていなかったので改めて。



フロートの位置で長短があるのだが、こうしてポケットに浮きを入れるのだ。



ポリパックに綿が入っているだけなのだが結構重く、謎の粉末が周りに飛び散るのであまりぞっとしないパーツである。荷物の重量を減らすため抜いて送ろうと思ったが、重量を計ってみるとさほど重くないのでそのまま郵送することにした。  

Posted by Yakov at 21:24Comments(0)

2015年08月12日

ファッション通信再び(16)

 またソ連スーツネタ再開である。



これは割とおとなし目な3ボタンスーツでズボンは1タック。ウール化繊混紡の70年代終わりによくあるデザインだ。



ボケボケで申し訳ないが(新しいデジカメがいまいち接写に向かない)チェリャビンスク被服(ブランド名)のタグ。裏側には工場名も載っているがチェバルクリ縫製工場ってどこにあるんじゃい、という感じである(いやまあチェリャビンスク州にあるわけだが)。被服工場の所在地は軍服を集め始めたころにタグを読解するのが楽しくていろいろ覚えたものだが、もういい加減麻痺してきている。  

Posted by Yakov at 19:46Comments(0)

2015年08月11日

武装警備員(21)

 次回のビクトリーショーは9月21日なのだが、そのあとにまたソ連軍歌の夕べが開催されることになった。とりあえず9月なのでお題は「戦車兵」ということと会場は巣鴨「スタジオ・フォー」ということくらいしか決まっていないのだが、またおいおい告知させていただきたく思う。

本日のネタはまた警備員である。



パッと見94/97年式陸軍シャツと同じに見えるが警備員用として売られているものだ。安かったのでモスクワに於ける実用品として買った。



エポレット式なので「肩章を外した復員兵」感はだいぶ薄れてくるので助かる。ポケットのフラップの形やポケット用ボタン(ソ連大佐用に似た大型ボタンがロシア陸軍用である)がほかのボタンと同じ二つ穴タイプだったりそこそこ差異があるのがいやらしい。


・・・色違いだけでほぼ同じデザインのシャツを各省庁が使っていたソ連60-80年代と違い、現代のロシア官公庁はポケットやら何やら微妙に変えてくるのでマニアは悶絶してしまうのだ。  

Posted by Yakov at 20:04Comments(0)

2015年08月10日

イベント報告

 週末浜松町の寒いイベントご来場の皆様お疲れ様でした。
その厄を払うというか沈んだ気分を高揚させる(ただしソ連マニアに限る)イベントの方はおかげさまで盛況で会場のキャパを大幅に超過した問題はあったものの大部分のお客様には喜んでいただけたようでこちらからもパリャーノチカ様をはじめとした運営の皆様に感謝いたします。


リハーサル中

歌詞カードと演奏楽曲の詳細な紹介文、幕間のソビエト歌曲@ソ連製蓄音機、別料金のロシア料理と非常に盛り沢山な支援砲火のおかげでミニソ連再現企画はプチカオスを巻き起こしながら無事終了したのである。



ソ連軍事歌曲イベントにもかかわらず(以前紹介した)1950年型ソ連民間航空省フライトエンジニアの服で行ってきた。筆者は気合が入れば入るほど軍服を着なくなるのだ。今回は制帽カバーに穴を開けたくないので実物帽章を糸で強引に縫い付けた。



どちらかというとこれが凄い。ズボン自体は50年代最後期で生地も今風なのだがこの裁断は凄い。40年代終わりから大流行した「ドカンズボン」なのだ。さすがの筆者もこのデザインは恥ずかしいので会場で着替えた。  

Posted by Yakov at 19:45Comments(4)

2015年08月08日

民警1943

 本日は浜松町の「寒いイベント」ご来場の皆様お疲れ様でした。
終了後友人と雑談をしながら飲んだくれていたので更新せずに寝ようと思っていたのだが明日のイベントのダメ押し告知もしたいのでこの時間の更新である。明日お時間のある方はぜひぜひ銀座「月夜の子猫」に。



例によって今日のコスプレ。1943年式民警制帽だが、通常の規格にない赤線付カバーをつけてみた。1998年にNKVD用といわれて買ったのだがラインが赤色であることもあり、同じNKVD所轄の民警制帽に合わせてみたのである。



今日の夏用キーテェリは絹地の高級品である。実はチャイルド44を観に行ったときに図嚢の革のシミが付いたので漂白したら純白からクリーム色に変わってしまった、という悲しい経緯がある。糞映画のため、というので悔しさ100倍増である。
幅が狭い肩章だが、同じ形状のNKVD後方支援部隊(法務、軍医など)の肩章とは色がやや違うだけでなく絹地の織り目も違う、という悪夢のような規格で作られているのだ。  

Posted by Yakov at 23:28Comments(0)

2015年08月06日

広報(5)

 今回は告知ではなく3年ぶりの新聞・雑誌ネタ。明日は寒いイベントの搬入日だがまったくやる気はない。というか9日の軍歌イベントの方に集中しているわけだが。



ソ連軍機関紙「赤い星」のワッペンとバッジ。普通のアルミ記章も貰ってきたのだが透明プラのバッジといい不透明印刷のパッチといいなかなかいい味出してる。しかしバッジの方に「赤い星」-ソ連国防省機関ーと明記している理由はなんなのだろうか。知っとるわいそんなの!  

Posted by Yakov at 19:57Comments(0)

2015年08月05日

海軍系記章(7)

 今日は地味に記章ネタで。



最新の海軍航空隊用胸章だが、最新のものはどうもわかりにくい。縫い付け式なので黒いダブル制服ではなくジッパー式ブルゾンにマジックテープでつけるのかと思ったがタイプとしてはつなぎ服につける刺繍版によく似ている。ただベース色が青か紺が普通なので…黒い肩章式セーターにつけるもののような気がする。  

Posted by Yakov at 18:11Comments(0)

2015年08月03日

再度の告知。

 もう一週間を切ったのとチラシも上がってきたのでまた8月9日の告知を。
いや、通常更新が面倒になったからではないよ?今日も暑かったねえ(<語るに落ちてる)



人生の半分以上の期間この趣味をやっているので「罰当たり」はもはやデフォルトである。



申込みアドレスは画像なのだが、まあスパム防止とご理解いただきたい。リンクが面倒くさいとかじゃないよ?




・・・入場キャパが多くないのでアレですが、人数が増えたら増えたで何とかしようと思ってます(スタッフは立ち飲みとかプリミティブな方法で)。
  

Posted by Yakov at 19:31Comments(0)