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Yakov

2015年09月03日

戦勝記念のモスクワ。

 5月9日からどんだけ経ったと思ってるんだ!といわれそうだがちょっと気の利いた演出の話を。
戦勝記念日直後、有名なВДНХ(そう、旧名称が戻ってきたのだ!!)を散歩していた時のお話を。



何しろ展示施設が再開されると決まったのは昨年秋。改装はだいぶ進んだが完全に展示館として公開されている建物はあまりなかったのでほぼ公園を散歩する、という気分だった。メインの通りに綺麗な展示があるのが見えたが(はっきりは見えない)まあ帰りに見ればいいや、と中央館の大祖国戦展示を観に行った。



で、その帰りに「何かある」メインの通路を歩いてみると判った様な判らないような展示が見える。もちろん一つ一つの意味はわかるのだが、軍歌の歌詞、料理のレシピ、生活の知恵、その日に生まれたと思しい有名人の伝記…何とも統一性がないのだ。



ん?と思って振り返ったら疑問が氷解した。あ、これカレンダーだ!…戦後70年分、5月9日付の日めくりカレンダーを両面とも再現した展示だったのだ。

…今でもたまに見かけるが、ロシア・ソ連の日めくりカレンダーは裏面が便利な情報コーナーのようになっているのが伝統なのだ。外国人は両方見てもその意味に気づかないかもしれない。
  

Posted by Yakov at 21:23Comments(2)