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Yakov

2016年07月31日

再録477・番外編・変なバッジ(1)





 例によってお気楽更新。ここらのネタは詰まった時に時々やるだけなのでご安心を。うっかりシリーズにすると大変な量になってしまうので自重したい(笑)。
 「変」ネタの常連チェブラーシュカ…なのだろうか。ロシア・ウクライナ・モルドバあたりでよく見られる麦の穂細工だと思うが…やっぱりチェブラーシュカ以外に該当するものはなさそうだ。サモデルキンとはあまりに顔が違うし…(<ここ、つっ込みどころ)メカ・チェブラーシュカ?
 土産物屋が勝手に作ったご当地グッズだろう…と思いきや工場生産品だから恐ろしい。でも価格表示が…。ロシア語でないのは確かである。そんなわけでソ連解体後のCIS諸国の生産品だとは思うがどの資料を見てもこんな通貨単位が発見できない。ダブルで変なバッジなのである(資料性皆無なオチ)。
 昨日、都内の某骨董市で買ってきたバッジなど。EXPO70と東京オリンピック記念のアエロフロートバッジ(これはモスクワで購入)。さすがに東京オリンピックは覚えていないが、じじいにとって翻る赤旗がモチーフの大阪万博のソ連館の存在感は凄かった。ま、行列が凄いので中に入らなかったわけだが。レーニン生誕100年だったこともあり、このような大阪万博専用レーニンバッジがあったとは知らなかった。…多分モスクワの友人にプレゼントすることになると思うが。…日本語のバッジは造りからして純日本製と思う。  

Posted by Yakov at 23:42Comments(0)

2016年07月31日

再録476・番外編・2月革命



 友人に言われて思い出したのだが、昨日3月8日は国際婦人デー&ロシア2月革命記念日であった。推定3名の女性閲覧者の方に心よりお祝い申し上げるとともに、これでネタを一本思いつけたことに感謝する次第。ここで臨時政府の海軍帽章でもどかっと紹介できれば大したものだが、もちろんそうそう実物を抱え込んでいるわけもない。ま、時事ネタということで(え?)。
 左は2月革命記念章(当然レプリカである)、右のゲオルギー勲章は臨時政権バージョンである。
 聖アンメダル兵用。左は帝政型、右が臨時政府型。エナメルを入れなおしているのはもちろんだが、ベースが実物かどうかは神のみぞ知る…。
皇帝退位後、ケレンスキー政権は戦争(第一次大戦)を継続するに当たってゲオルギー勲章と聖アンメダルの受勲システムは温存したのだが(基準の改変はあるが…つっ込み無用)「将校用」の白エナメル入りの勲章は廃止、全階級が兵と同型の金属地金の勲章を授与されることとなった。2月革命後に授与されたものにはリボンに月桂樹記章がつくのが特徴である。本来は勲章の色と月桂樹の色が一致するらしいが、実際には…。
ゲオルギーメダルからは皇帝の顔、聖アンメダルからは王冠が削られたのだが、1917年度の大学卒業章なども無数のマイナーチェンジがなされたことが知られている。バッジから王冠を外したり双頭の鷲のデザインを差し替えたり…。帝政航空隊の記章などは鷲の形が「ケレンスキー型」に似ているためか、戦後のポーランドよろしく王冠だけぶった切って使用された場合が多かったようだ(その現物はすぐに出てこない。失礼)。
この事実は商売には有効に働く。ロシアのディーラーが一部腐食した帝政記章を売るとき、ケレンスキーのじゃないか?などととぼける事が時々あるのだ(笑)。

  

Posted by Yakov at 23:39Comments(0)

2016年07月31日

再録475・帽章コレクション・民警(1)





とりあえず(1)とは書いてみたが、ほとんど以前に紹介済みのものが多いこともあり細部を紹介したいものをピックアップしてみただけである。そんなわけで(2)があるかどうかは未定。
 1931年型ヘルメット帽章。ヘルメットといっても英国警官の被るようなアレ、である。ウール張りと夏用綿製があるのは(当時の)世界標準だと思う。右は大きさを比較するための(<ここ笑うとこ)アドリアンヘルメット用赤星である。
 戦前の帽章から。上左が1923年型、上右が1926年型。ものがものだけに状態はよろしくないが…。下左は1936年、下中は1929年、下右は1939/1946タイプである(国家章が戦後型)。
 1947年帽章の初期ロットはこのような構造になっている。台座は上が中級勤務員以上、下が下級勤務員用である。
 ついでに後期ロット。左側の下級職員帽章は58~65年まで同デザインだったがこれは50年代中期のロットだろう。右側は70年代の大佐以上の帽章だがまあ比較サンプル、ということで。  

Posted by Yakov at 23:36Comments(0)

2016年07月31日

再録474・帽章コレクション・海もの(3)




 今回も簡単に。民間商船を中心に紹介するが、以前に制帽もろとも紹介したものが多いので適当に間引きつつ。
 上段は河川艦隊の下級職員用。金色が航行スタッフ、銀が技術職員、黒地は海外航路職員(東ヨーロッパやアジアの川伝いに行ける国限定と思うが)のもの。下左は漁業省の下級職員、中は河川艦隊の上級職員、右は海軍支援艦隊の下級職員用。
 上左は1949年式民間商船下級職員及び海事学校の学生で、後に全金属製となる。下は河川艦隊の上級士官用だが、以前紹介したものとはかなり異質(単純化された)意匠である。後期の製品であろうか。上右はもうなんというか…。現ロシア河川艦隊のベースボールキャップ・制帽兼用のミシン縫い帽章である。
 これは民間商船の中級船員用帽章だが比べてみると結構デザインが違うのがわかる。上が1949年式、下が1980年式…といっても感心してくれる方が何人いるやら…(淋)。  

Posted by Yakov at 23:32Comments(0)

2016年07月31日

再録473・帽章コレクション・海もの(2)




ネタに詰まると記章系に走る気がするが、まあ勘弁していただきたい。あまりに普通のものは外すつもりだが結構ダブってしまうかも。
 見た目は代わり映えしないが1964年型帽章の初期ロット。アルミニウムの材質が極めて軟質で、裏のピンがすぐ金属疲労で逝ってしまう難儀な帽章だ。1982年ごろまで現役の支援兵科銀色帽章、リアル金メッキの金色帽章ともに後期ロットとは比べ物にならない高級感が漂っている。…画像からは感じられないかもしれないが。
 上左は(1)で紹介した下士官帽章の全アルミバージョン(58年規定:69年まで現役)。上の赤星が別パーツになっているようだが残念ながら欠品であった。構造的に裏に耳のついた赤星が存在するのだとは思うが、ロシア人のことである。将校帽章の赤星をニッパーでぶった切って固定、するくらいは平気でやりそうでもある。上右は海軍歩兵兵用ベレー帽章の旧型。星とベースが別パーツ、というところが下の後期型一体帽章との違いである。
 上級将校用刺繍帽章用にこのような中心部だけのパーツも存在する。一般将校帽章が大体金属棒省に置き換わった50年代以降でも(公式には)大佐以上の常勤帽章(&大佐のパレード用)のみにこの手の刺繍帽章が残されている。余談だが戦前の海軍士官ピロートカの標準帽章はこのような「中心部」だけだが、戦後は大抵普通の縁付き帽章を(強引に曲げたりして)着けるのが普通であった(ちなみに現代ロシアでは将官がピロートカを着用する時には同じく縁付き金属帽章をつけることになっている)。
上左は河川艦隊水兵・学生用帽章である(別の項目用の写真を撮り損ねたのでここで紹介しておく)。  

Posted by Yakov at 23:29Comments(0)

2016年07月31日

再録472・正調スポーツ(3)




 今回はバッジネタを。この辺はコレクションが膨大すぎて「目につくところから」掲載していくのでかなり取りこぼしがあると思うが、まあボチボチ続けて行きたい。
  ГТО(漫画ではない)の戦前型バッジ。一種の体力検定章で「労働と防衛に準備完了」という意味合いなのだが適切な訳語はなかなか難しい。上左の一級は 1936年型だがチェーン上のスクリュー部分のヴァリエーションで1931,1934年型その他が識別できる。上右の一級は1941-46のタイプ。下の二つは1941年型の二級だが、左の「優等」文字入りと右の区別は今ひとつわからない。
 上の三つは若年者用БГТОでいずれも1946年式。下左は46年式一級。下中と右は1961年式である。
 左端はモスクワオリンピックのマーク入りだが基本的に1972年制定のГТО。細かな文字で数字が書いてあるが、年齢による区別である。Iは10~11,12~13歳の少年少女、IIは14~15歳、と壮年までが年齢相当の検定により授与される。
 最近この手の資料が手に入ったのでかなり識別が楽になってきた。まあ真剣に集め出すと恐ろしいことになるのだが。
   

Posted by Yakov at 23:27Comments(0)

2016年07月31日

再録471・消防隊(1)




 消防隊にプロフェッショナルとボランティアがあるのは別に日本だけではない。今回紹介するのは日本でいう消防団、と説明するのは極めて乱暴なのだが、その辺は各自文献をあったってくださいませ。ちなみに1943年以降の(プロ)消防署員は内務省軍の制服と全く同じなのでここで紹介するのもどうかと思う(特有の優等章ぐらいならそのうち掲載するが)。…逆に戦前の消防隊となると複雑な上、ろくに現物も手に入らないのだ…。
 50年代の義勇消防隊制帽。帽章は1956年型の指揮官タイプである。
 帽子本体は1960年代後半、帽章は64年式下級職員タイプがついている。
 1974年式の全露義勇消防協会の帽章。…85年型も所有しているがちょっとどこかに入り込んでしまった…。

続きはネタがもう少し溜まってからということで。  

Posted by Yakov at 23:24Comments(0)

2016年07月31日

再録470・正調スポーツ(2)




今回も手抜きで賞状ネタ。ロシア語の表題(грамота,диплом,свидетельство)を訳し分けるのはややこしい上に皆様のご関心も期待できないのだが…。
 右は1939年のスポーツクラブ・海燕の大会での賞状。この頃だと商業系労働組合のチームに特化されていたようだ。左は1940年、モスクワ市スポーツ委員会からのクロスカントリー競技表彰状。
 1944年の極東スポーツ大会の長距離走手表彰状。氏名の他、沿海州選抜チームと所属も明記されている。
 これは戦後、1948年のモスクワ州労働組合・コムソモール体育大会での長距離走賞状。
…ある意味個人の略歴紹介のような感じになってしまったが。
   

Posted by Yakov at 23:22Comments(0)

2016年07月31日

再録469・帽章コレクション・海軍(1)





 昨日無茶苦茶資料性の低い内容で済ませたことのお詫びに今回は…と思ったのだが、素材こそあるものの資料的裏づけが希薄な画像紹介になってしまった。それでも恥と思わぬお気楽ブログ…(笑)。
 戦前の刺繍帽章。さすがに臨時政府やら1922年式やらは見果てぬ夢である。
左端の絹糸による初期型(34年型?)では錨のモールドがほとんどないシンプルなデザインとなっている。戦闘・航海兵科の金色と技術・支援兵科の銀色の違いは今更言うまでもないが、上部の赤星と錨付き円形部分とがセパレートタイプと一体型の2種に大別されるのがわかると思う。戦後58年以降の刺繍では柏葉の葉先がやや丸くなる、というがひと目でわかる、というわけには行かない。
 バリエーションの紹介。最下段のアルミ製クリアー塗装は別にしてもかなりの相違が認められる。
 この辺は結構珍しい。1943年ごろから出現した全金属帽章(中央部分は別パーツ)の支援兵科用2種(右のほうが初期、左は58年型だろうか)、下左は女性用ベレーにつく小型帽章。大戦中の将校ピロトカには中央のような形態のものをつけるのが普通であった。下右の星パーツは旧型の水兵帽に単独で付けられることもあった。
 とりあえず雑多に並べたが上級下士官(ニュアンスで察して欲しい。陸軍で言う軍曹と上級軍曹相当)帽章と将官パレード用帽章、海軍歩兵野戦用の刺繍である。海軍歩兵用では通常赤いはずの縫い取りがラズベリー色であるのが面白い(これも以前画像を紹介したのだが)。
   

Posted by Yakov at 23:19Comments(0)

2016年07月31日

再録468・帽章コレクション・国内戦





 たまには(軍医以外の)ミリタリーネタも、ということで。ロシア革命初期のデザイン・槌鎌ならぬ槌と鋤帽章を中心に。発掘されたオリジナルと質の高いレプリカがない混ぜになっているが、かたいことは言わないように。
 ここらは信憑性の高いもの。左上の極小の星は正直記章の部品かとも思うが筆者は別に考古学者でもなし、この項目で紹介してしまうのである。後ろに光背のある帽章2種は軍事委員会の勤務員帽章といわれているものだが意外と出てくる数が多い。参謀将校の着用写真が有名である。馬の頭は当時好まれたエンブレム合体式戦地メイド。
 同じくヴァリエーションいろいろ。丸い台座は帝政の文官帽章の土台でリコンストラクションを。この手の組み合わせ帽章も結構見かける。
 かなりぞんざいな出来だがブリキ製の帽章。映画用か実物か実に微妙である。上の槌鎌入りは1922年型で、これは結構実物である可能性の高いものだ。
 1967年の革命記念軍事パレードで使われた「ソ連国防省謹製」帽章。1977年、1985年にも追加生産されたのか、七宝のもの、クリアペイント、赤ペイントの3種がみられる。  

Posted by Yakov at 23:15Comments(0)

2016年07月31日

再録467・正調スポーツ(1)




 今回はフーリガンの絡まないスポーツネタで。…体育会系は皆フーリガンじゃないか、とか言わないように。ついでにジョックス、とか呼ぶのも禁止(いらぬ波風立てないため)。
 解像度が低くて恐縮だがまずは1938年の軍スポーツ大会の等級証明書。赤軍中央(親睦)会館の責任者(連隊政治委員)名で授与されたもので種目は1000メートルクロスカントリー。本人には「ヴォロシーロフクロスカントリー走者」バッジが授与される、と書いてあるがバッジの現物は見たことがない。「ヴォロシーロフ射撃手」や「同騎馬手」のほかにも似たような称号がぞろぞろ存在する、ということだろうか。
 戦争中(1944,1945)の太平洋艦隊スポーツ大会賞状。氏名、種目とタイムが書いてあるがまあデザインを楽しんでいただければ…。
 こちらは同じく戦時下1943~1945のウラジオストック市体育大会表彰状である。
   

Posted by Yakov at 23:11Comments(0)

2016年07月31日

再録466・保健衛生(5)




 本日来客につき以下略。気合を入れないと原稿がまとまらない鉱山ネタは後に回し、落穂拾いの獣医ネタを。
 ご覧の通り略帽章と制帽帽体用記章である(バンドには文官共通の丸い帽章が付く)。ロシア時代には獣医監察官という名称の役所が独立して専用の制服が制定されたのだが、ソ連時代には似たようなデザインの国境動物検疫官帽章が制定されていた(制服の詳細は不明)。その場合は赤十字に医療マーク(蛇と杯)、月桂冠がモチーフであった。
 これはシャツ用エンブレム。上の帽体記章とほぼ同型だ。
 同じく新型襟章。階級を示す星が税関のものとよく似たデザイン(税関では赤星が入る)だが、もともと似たような任務だからかもしれない。  

Posted by Yakov at 23:09Comments(0)

2016年07月31日

再録465・軍医療科(11)





 今回は簡単に。現ロシアものを少々紹介したい。
 昨年春に入手した新型野戦用衛生兵腕章。国連軍の識別腕章に構造がよく似ており、国旗も入っているので海外派遣用のような気もするが…。国内の演習ではあまり見たことがないのでなおさらそう思う。ソ連時代ではどの時期でも白地赤十字腕章が基本であった。
 空挺軍の軍医アカデミーの腕章。バリエーションがいくつかあるらしいが、この手のパッチはさすがに入手が難しい。
 軍将校用の特技章はソ連からの伝統で各兵科同規格(陸上部隊の場合。海軍歩兵も陸軍式だが)が普通なのだが、ロシア軍の場合、軍医科のような特殊兵科では独自の記章が制定されるようになったらしい。軍医科の特技章はソ連軍では見たことがない。…軍医マークでは杯であるはずの部分がアスクレピオスの杖になっているところが奇妙であるが。  

Posted by Yakov at 23:06Comments(0)

2016年07月31日

再録464・野戦装備(16)




 戦後装備なのだがまた倉庫から発掘したネタを一つ。文献的裏づけがないので資料的価値は高くないのだが。
 冷戦期の野戦装備としてお馴染みの合皮製将校図嚢の旧ロットである。下に見える90年製造品と比べるとバックルなどの違いは明らかだろう。後期と異なり合皮の部分がなく、型押しした(ペプレット)本革製となっている。
 内側の備品入れのレイアウトも(微妙に)異なっている。(左が旧ロット)デッドストックのためこの部分は綺麗なものだ。
 後期型との大きな違い…中心に透明地図ポケットが一つ余分についているのだ。写真では見にくいと思うが本体に4つの鳩目穴があり、2枚のセルロイドを縫い合わせた革部分の鳩目と靴紐状のひもで連結する、という手間のかかる構造となっている。当初は「現地改造か」とも思ったが鳩目穴をつけるのは製造時でないと不可能なのであった…。
肝心の製造年が記載されていないが、部品の特徴からは50年代終わりか60年代くらいと思われる。
…これが東ドイツ製、とかだったら大恥だが。  

Posted by Yakov at 23:04Comments(0)

2016年07月31日

再録463・近隣諸国(9)




 久しぶりにこの話題を。「フィデル、お疲れ様キャンペーン」…というわけではなく、どこかに埋もれていたコレクションが発掘されたためである。
 キューバ軍の兵・下士官ベルトバックル。造りからして1960年代のソ連製、と思われる。このデザインのほかに国家章エンブレム入り真鍮製バックルも存在する(もう処分してしまったが)。ソ連の海外援助物資には刻印のない丸坊主バックルやボタンも数多いのだが、キューバやアフガニスタンでは「専用デザイン」の支給がメインである。
その下にあるのは尉官肩章用の星章だが、現ロシア(及びソ連の文官用)の星によく似ている。
 これらのボタンもソ連・モスシュタンプ工場製。銀色は警察用か海軍用かよく判らないが…。
 この肩章もよく判らないが民間防衛隊に類する民兵のものだろうか。フィデルの顔から見てもキューバものであることだけは確かだが。  

Posted by Yakov at 23:01Comments(0)

2016年07月31日

再録462・鉄道局(5)



今回は(も?)あまり資料性の高くない掲載済み素材の再利用である。特にネタ切れ…というわけでもないのだがパーツを組み上げたリコンストラクションものを一つ。
 1963年上級職員(少佐級)の制服。某イベントに着て行くつもりで組み上げたのだがいざ仕上がってみると地味すぎる…といういつものパターン。ロシアの某掲示板で見たダブル服がロシアの航空会社制服とほぼ同型であることに気づいて襟を手直しした代用服だが自分ではかなり気に入っている。
 胸の職員章は1979年以降とは微妙に異なる形状・材質である。これが手に入ったことがこの服を改造する主要な動機だったわけだが。
…いつの日かオリジナル制服を手に入れたいものである。
追記:上級職員だと制帽の顎紐は銀の組みひもだと思う。失礼。  

Posted by Yakov at 22:58Comments(0)

2016年07月31日

再録461・ティータイム・紅茶いれ





 本日来客につきお気軽ネタ(いつもそうだが)。とある友人の義父がアブハジア出身なもので(正教徒だが)時々美味しい紅茶をもらえるのである。
 ナナカマドの絵柄が入った陶器の紅茶いれ。サモワールをかたどった本体の上に紅茶ポット風の蓋がついている。前にも書いたがロシアの伝統では濃く煮出した原液をポットに入れ、サモワール上で温めておくのだ。デザインにはちょっと東洋風の雰囲気も感じられる。
 以前にイメージショットを載せたのだが帝政期の紅茶いれと砂糖壷。…実は同型の紅茶入れをもう一つ持っている。文字入りだと他の用途に使いづらいのだが。
 白樺の皮で作った万能容器。軽くて丈夫な材質もさることながら趣味のよい型押しパターンが日常のよいアクセントになる。
 これは紅茶いれ…にしか使えないが。かなり上品な仕上がりだが裏の取っ手を「爪楊枝」で固定しているのがなんともロシア的である。

今晩11時からここのサーバー移転作業があるので土曜日の午後まではコメントやメッセージに不都合があるかもしれない。
以上ご注意ください。  

Posted by Yakov at 22:56Comments(0)

2016年07月31日

再録460・射撃優等章(1)





 久しぶりに正統派ミリタリーネタ(当社比)。スポーツ系の射撃章は後日スポーツネタ一般にまとめるつもりだが、今回はとりあえず軍及び準軍事組織のものを。
 帝政期の射撃優等章。胸に着けるピンバックタイプと装備に取り付ける耳つきタイプがある。当然色分けによる等級が存在する。
上のライフル射撃、下の機銃手優等章以外に将校のピストル射撃等も存在するらしいがそんなものまでバカスカ買い込む経済的余裕はない(<つっ込み不可)。
 ソ連時代。上左は1927年制定でほぼ帝政のデザインである。上掲の機銃手記章からエンブレムを外しただけの1923年式もあるらしいが以下略。中央は1929年制定のコピー、右は1938年式。このほかいくつものバリエーションがあるがつい手放してしまったものがいくつかある。下は1921年、海軍射撃学校の優等章。
 有名な「ヴォロシーロフ射撃手」バッジのバリエーション。基本的に1929年にアソアヴィアヒムが設定したデザインのままだが上左の等級入りは1932年式。軍やNKVDその他の公的機関から授与される場合もあり、その場合裏に授与した機関名が入る。
 他国でも似たようなものが制定されている。下左はモンゴルのチョイバルサン射撃手、右は中国の林彪射撃手(もちろん文革前)というふうに国防相の名を冠するところまで本家と同じである。
上は戦車及び砲兵の射撃優等章。

余談だが数年前のロシア映画に「ヴォロシーロフ射撃手」というのがあった。成金のバカ息子達に娘(孫だったかもしれない)をレイプされたジューコフ将軍(<冗談である。同じ俳優だが)がSVDライフルで仕返し(殺してはいない)する、という結構できのいい映画だったが、邦題をつけるとしたら配給会社はえらい苦労をするのではなかろうか。…この題名の意味がわかる(当ブログ読者以外の)日本人って、え~と、15人くらい?いや、そんなわけはないな。25人くらいはいるだろう(笑)。
  

Posted by Yakov at 22:54Comments(0)

2016年07月31日

再録459・軍医療科(10)




 筆者と同世代ではソ連軍、というとどうしても80年代後半の装備がスタンダードとなってしまうのだが、60~70年代はどうも端境期というのか意外と知られていない向きがあるようだ。今回は重箱の隅をちょっとだけ。
 80年代後半の軍医・衛生科制服は通常兵科のエンブレム違いに過ぎないが58年規定(まあ戦前からそうなのだが)の暗緑色(+赤)、69~82(?)のラズベリーが兵科色時代の襟章を並べてみた。パレード・外出用金属台座が割ピン式のものを取り上げたが読者の皆様では後期の縫い付け式穴あき台座を思い浮かべる方が一般的だろう。かつて老舗軍装店Sミリタリ屋さんで売っていた(アメリカ製?)レプリカ襟章は裏が押しピン式になっていたものだが、おそらくこのタイプをサンプルにして作ったものだろう。下に見えるのは野戦コート用リバーシブル襟章。
 69式初期の兵下士官用腕パッチ。80年代後期の赤地タイプは結構出回っているはずだがこのタイプは…。
 58制帽の最後期生産タイプ。以前(国境警備隊の項で)書いた通り、バンドの暗緑色が国境警備隊などと同じ緑色になっている。こういう例を見ると「ソ連の軍規定はいい加減」という俗説に傾きたくもなるが、規定自体は時代にかかわらず恐ろしく厳しいのである。
…ОТК職員の融通が利きすぎるのかも知れない…。  

Posted by Yakov at 22:50Comments(0)

2016年07月31日

再録458・通信・電報局(3)




 なぜかチェブラーシュカ特集をすると閲覧が増える気がするが、このような場末ブログにたどり着いてしまった「堅気」の皆様にはご愁傷様、といわざるを得ない(ほとんど詐欺にあったような気分になられたのではなかろうか)。まあ堅気の皆様は犬に噛まれたと思ってあきらめていただき(意味不明)、また地味な公務員ネタに戻るのである。
 ロシア時代に改組されたスペツスヴャージの袖章。組織上ФСО(連邦警護局)に属し、独自に制定されたメダルの名称も軍・治安系の特徴を示している。
 同じく略帽章(襟章・肩章エンブレムも同型)。
 未使用の肩章でボタンからスペツスヴャージのものと思われるものの詳細な資料は不明。通信省の警備員には軍通信科のエンブレム、スペツスヴャージでは上のエンブレムがつく、(例があった)らしいが普遍性があるかどうかはわからない。
基本的にこの職務では黒~灰色の制服を着用するはずなのだが、筆者は軍と同型の緑ネクタイにスペツスヴャージのマークが刺繍されたものを所有している(まあ普段着に締めているのだが)。ひょっとすると連邦警護局と同じカーキ制服を着ることもあるのだろうか?  

Posted by Yakov at 22:48Comments(0)