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Yakov

2016年09月18日

色の道。

 ソ連でラズベリー色と呼ばれる歩兵の兵科色(最後期は陸軍支援兵科の色にのみ残された)が消えた80年代初期からこれだけ時間が経つとレプリカ業者も大変なくらい同色の生地が枯渇している。ウクライナでは少し似た色が歩兵の兵科色に残ったがやはり色味がかなり違い、マニアもいろいろ苦闘するのである。



69年規定民警のグレーに赤パイピングズボンをどぼっと青い染料に漬けたらしいズボン。戦中に見られるような濃紺にラインの入ったズボンにしたかったようだが赤いラインがちょっと青みを吸って「見えなくもない」色に近づいた偶然のようなものである。裁断が新しいし生地に化繊が多いのでまあ余りそうは見えないのだが。



上が70年前後のラズベリーパイピングなわけだが、下の白っぽいパイピングは「ソ連内務省の臙脂色パイピングが洗い続けられ退色した」ものである。古着を見ていたら新旧3本のズボンを同じおじさんが売っていて、「単に洗いざらしたもの」と判明したわけである。ああ、あの生地は漂白すれば色落ちするのか…と知ったので手持ちの臙脂色ウール原反を漂白するかもしれない。まあこの色は退色しすぎだが。

…実はラズベリー色自体、ソ連の輸入染料の都合で戦前から戦後にかけて結構変遷しているので「好み」と「設定」のせめぎ合いでどっかに落とし込むしかないのだが。そもそも論でいえばお持ちのパソコン環境で発色がかなり変わると思うので「まあそんなもん」とだけ思っていただければ充分である。  

Posted by Yakov at 21:24Comments(0)