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Yakov

2016年11月29日

帝政レプリカ(28)

 日露戦争時期の1882年装備を。



テレビシリーズ『アンナ・カレーニナ』を機に日露戦争関連の映画もだんだんつくられるようになってきた。以前生成り生地のものを紹介したがこれは少し化繊が入っているものの、生地に腰があるので軍服として着るにはちょうどいい。



この時期の前立ては詰襟制服を綿生地にしただけのようなホック式で、プルオーバーではあるが後年のいわゆるルバシカタイプとはだいぶ違う。
  

Posted by Yakov at 22:36Comments(8)

2016年11月28日

クラシックシャツ

 今回「替え襟」の面白いものを手に入れた。



今回手に入れたのは替え襟だけなので51年東独製に留めてみた。



これである。帝政フロックのレプリカに合わせると良さそうだが、蝶ネクタイを探さないといけない。



オマケ。ボロ市で手に入れた日本の銀座・松屋製替え襟。モスクワで未使用品が複数売られていたのだが、ひょっとすると満州あたりの捕獲品かもしれない。  

Posted by Yakov at 19:41Comments(0)

2016年11月27日

続・民警(58)

 今回は映画用レプリカを。



1931年式制帽。現代の帽子工房「ヴォロノフ大佐」に発注したものらしい。帽章の七宝ペイントの発色がよくないがまあまあの出来だと思う。この頃の耳ボタンは国家章が付く。  

Posted by Yakov at 20:53Comments(0)

2016年11月25日

続・森林保護官(13)

 ソ連・ロシア移行期のネタで。



地下鉄職員によく似たブルゾン。背広型では袖章必須だが、ブルゾンは襟章だけである。しかしグレーなのは夏用なのだろうか。



襟章は佐官用。ソ連と同じエンブレムがついているがその後槌鎌マークは消える。しかしロシア型では襟章の緑ぶちが金縁に変わるので検事局のような印象になっている。ブルゾンのポケットもあまり例を見ない裁断に変わっている。ちなみにボタンは現ロシアの「槌鎌なしタイプ」になっていた。  

Posted by Yakov at 19:23Comments(0)

2016年11月24日

清掃用具。

 このブログにはろくでもない、の文字はない。というかあらかたすべてのテーマがろくでもないだけだが。



以前箒草で作った手ボウキを紹介したと思うが今回はデッキブラシである。2ルーブル20というのはまあ安いような高いような。



取っ手は日本で適当なものをはめる予定である。ぼろきれをT型の心棒にはめただけのモップもいつか買って…来ないと思う。

  

Posted by Yakov at 19:34Comments(0)

2016年11月23日

一般大学(9)

 久々に卒業バッジを。今回は農業系で。



以前アルタイ林業大を紹介したが、左はモスクワ林業技術大学のものだ。中央は農業大の基本パターンで大体このバッジをもらうのだが…右がおそらく獣医学科のものだろう。通常獣医科は青エナメルに金色のはずだが、このように農業大のベースに医療(蛇)のマークを付けたものが存在するようだ。  

Posted by Yakov at 20:02Comments(0)

2016年11月22日

海軍歩兵・仕切り直し(15)

 今回は非常に珍しい…コレクター仲間の友人が譲ってくれた逸品である。



全体を見れば普通の大戦期43年型ギムナスチョルカ(立ち襟ルバシカ式)なのだが…。



ボタンが全部海軍式で、肩章に「陸軍制服着用時の海軍エンブレム医療用」がついているのだ。海軍歩兵専用というより沿岸防護など「陸軍式制服を着る海軍将兵用」に制定されたものだが非常に支給数が少なく、戦後も速やかに廃止されたので大変珍しいのだ。ちなみにまだレプリカは出ていないのでオリジナルである。  

Posted by Yakov at 17:25Comments(0)

2016年11月20日

業務連絡&訓練用品

 本日荷物が100㎏到着。大体全部揃ったことになる。鋭意整理中だが地獄の様相なり。


 
インターポリテックス会場で宣伝していたゴム製ナガン拳銃。格闘訓練用のものなので地面に落とすとよく跳ねる。軽く炸裂する手榴弾や指向性地雷(MON-50とか)を作っている会社が販売しているが同シリーズのAK74 フルサイズはトランクに入らないので買うのをやめた。
それにしてもトリガーガードを切り抜くのは面倒くさい。  

Posted by Yakov at 20:32Comments(0)

2016年11月19日

交通ネタ(110)

 アエロフロートばかりで気が引けるが…(嘘)好きなのだ、実際。



シワシワだが、2010年式のCA(スチュワーデスの方が馴染んでる世代だが)のスカーフ。夏服はオレンジ、冬服は黒なので黒い方が欲しかったが…。布地プリントを考えるべきか待ってればそのうち手に入るか微妙なところである。



最新型らしい。帰りの飛行機では旧スカーフが使われていたので来年あたりから使われるのかそもそも夏服用なのかよくわからないが、夏冬兼用だったら嬉しいと希望的観測をしてみる。手持ちのアエロ冬服が完成するかもしれない…<ゴスロギでウェイトレスの服に使うだけで活用の見通しはない  

Posted by Yakov at 19:25Comments(0)

2016年11月18日

憲兵系(8)

 今回は珍しいものを。





いきなり写真を見せられても誰一人何の帽子かわからないと思う。どマニアの友人からもらったもので60年代末辺りにコメンダント(軍規パトロール)ように試作されたものでレニングラード軍管区で実際に使われた時期もあったらしい(報道写真は見当たらないが)。レニングラード・ペテルブルクは特殊な制帽を使うことがあり(冬宮広場など)、90年代には民警が「すべて真っ赤な制帽」を使用した時期もあったのだ。  

Posted by Yakov at 20:36Comments(0)

2016年11月17日

レプリカ境界線。

 最近はソ連やロシアの肩章を「原反」から作るようになり、金糸・銀糸から絹織のベースもできるようになった(軍事見本市でも織物工場がブースを出している)。とはいえ化繊で絹に似せて作るので艶が出たり、まあマニア的には容易に識別がつくのが現状である。



1943年式ソ連騎兵佐官肩章だが、ご覧のとおり縁がちょっと反っていたりしてレプリカなのは間違いないが…ベースの生地は某公共施設から少しだけ入手した原反を使っているのだ。ちょっと使いつぶせばもう実物と区別できなくなるレベルである。  

Posted by Yakov at 21:43Comments(0)

2016年11月16日

食器(75)

 地味なネタで。



モスクワのZIL自動車工場跡の文化施設内でアンティークイベントがあった。そこで買って来たご当地陶器である。
「黄金の輪」のスズダリ土産のコーヒーカップでちょっと小ぶりなタイプだ。



製造工場は有名なレニングラード陶器工場である。  

Posted by Yakov at 21:26Comments(2)

2016年11月15日

チェブラーシュカの友。

 久々にこのネタで。今回は特に造形が凄い。



ソ連時代ロットのクロコディール・ゲーナ。正面から見るとムーミンみたいだが。



ネクタイしたワニには違いないが、ちょっと違う。あ~・・・



チェブラーシュカと並べてみた。う~む。子供は喜ぶんだろうか。
  

Posted by Yakov at 20:38Comments(2)

2016年11月14日

携行火器アクセサリー(2)

 久しぶりの銃器アクセサリー。まあ大したものではないけど。



小型拳銃PSMの索杖。先端が二種類あるが、ホルスターには片方だけおさめるっぽい。しかし2種類持ってると片方だけ処分するとか辛いなあ…<不良在庫
ドライバー型とネジ型(ぼろきれでも引っかけるんだろうか)どっちがメジャーなのかは知らない。  

Posted by Yakov at 20:23Comments(0)

2016年11月13日

ファッション通信再び(21)

 「民間服レプリカ」はもちろん帽子にとどまってるわけではない。





縞々のダブダブ裁断ズボン(40年代風)をサンプル倉庫から選び出して裾も調整してもらったのである。
細部部品(ファルニトゥール)が軍用ズボンのカーキプラボタンや50年代軍用乗馬ズボンの金具だったりするのが面白いが、民間服なので当時の黒ボタンに替えないと…とかわけのわからないディテールアップを始めてしまった。イージーオーダーもできるので見積もりをもらっていずれ上着も注文しようと思う。個人的に20年代くらいの裁断が好きなのだ。  

Posted by Yakov at 19:27Comments(0)

2016年11月12日

ソ連末期の身だしなみ。

 兵士の身だしなみシリーズの番号を適当に振ってたのでリセットである。



前にも紹介したプラ製石鹸箱、未開封があったのでまた買ってしまった。オレンジ色のものともう一個は放送を剥がないと色がわからない。軍の基地流れなので製造年と納入先の部隊識別番号が明記してある。結局開封できずに溜め込む羽目になりそうだ。  

Posted by Yakov at 20:17Comments(0)

2016年11月11日

交通ネタ(109)

 アエロフロートネタは汲めども尽きぬ泉である。



アエロフロート2010年式(?)パーサー制帽。アエロフロートのパーサー制服の袖にデカい刺繍のアエロフロートマークがついたとき、制帽の方は2005年式の制帽を使っている例が多かったのだが、昨年のアエロフロートカレンダーにこれと思しき制帽が写っていたので探したらあった。



顎紐は純銀のソ連時代からあったような高級紐、帽章の方はこう見えてビニールプリントなのである。高級品なのかそうでないのかよくわからない。

  

Posted by Yakov at 21:18Comments(0)

2016年11月10日

ファッション通信再び(20)

 今回はちょっとした新機軸を。
モスクワで時々軍装ダンスパーティをやったりするのだが、女性陣はいつも軍服という訳でもなく当時の晴れ着で参加することも多い。
オマケに帝政期の日常生活再現劇の機会も増えたのでいろいろなジャンルの「民間服」をアテリエで作る機運が高まってきたのだ。
筆者は別に女装するわけではないので今まで横目でにらむだけだったのだが、男性用民間被服をいつもお世話になっているガルニゾンAが作り始めたおかげでまた悪い病気が出てきた。





パッと見は西にもよくある「カスケット帽」のようでソ連独自とも見えないのだが、ともかくつばがデカくおまけに「角つば」なのだ。
1940年代ファッションということで、10月の出発前に失くした昔風の眼鏡をモスクワで新調した。  

Posted by Yakov at 23:20Comments(0)

2016年11月09日

交通ネタ(108)

 しばらく面倒くさいことが続いてバタバタしている。まあとりあえず。



モスクワ地下鉄の新しいマークがこの9みたいなものになり、白地にこのマークが入った「バカボンのほっぺた」みたいな車両が増えてきた。もちろん旧車両の方が多いのだが。 このバッジの話題に移ると、勤務バッジというのともちょっと違い、地下鉄車内で子供たちやら旅行者やら(?)のグループを数人でガイドするスタッフのバッジなのだ。以前偶然出会った時は私服にこのバッジをつけていて、子供たちのいる区画に紐を貼って仕切って(他の乗客をブロックして)見学が終わって降りるときに封印を取って風のように姿を消していた。まあそういう人のものだ(<不親切な説明である)

あ、あと今日のネタを。




おめでとうございます。
  

Posted by Yakov at 19:11Comments(0)

2016年11月07日

С праздником!

 10月革命記念日おめでとうございます!とお約束で。



昨日は巣鴨イベントにお越しの皆様ありがとうございました。モスクワで買って来た当時の未使用葉書を山ほど持ってきたのだが、昨日のイベントで半分以上さばけてしまった。まあタイムリーであったわけだが。  

Posted by Yakov at 18:18Comments(0)