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Yakov

2017年04月20日

革制帽。

 また馬齢を重ねてしまったわけだが、とりあえずくたばるまでこの路線(人生的な意味で)を続けると思う。
今回は雑記的に(あまり資料性はないのだ)。



これは素性が怪しいのだが、4-50年代裁断の参考としてとりあえず紹介。
帝政ロシアからそうなのだが、1950年代あたりまでは私物と思しい革制帽に軍の帽章を着用する例は非常に多かった。当然形は様々なのだが帝政期にはつばだけ軍用制帽と同じ(しかし革製とファイバー製がある)ものもあったのだがソ連ではあつらえた革制帽にただ赤星を入れただけ…のものがよくみられる。帝政期よりさらに私物的な扱いなので軍用と民間服の混用が禁じられた(50年代半ばと思うがまだ詳細は調べていない)戦後のある時期までに姿を消したのだが。ロシア革命・国内戦期の伝統で主に保安系職員が出張・移動中に着る程度の扱いでロシア映画に登場するアレである。ファッション革制帽自体は戦後も一貫して作られていたので実物とか映画用とかディーラーが適当に組んだものとかあまり考えずに筆者は日常で使っている(<ツッコミ待ち)。

1967年の革命記念パレードに合皮で作られた革制帽が大量に作られたのでそういう「雨に濡れても困らない」バリエーションもありがたい。  

Posted by Yakov at 21:52Comments(2)