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Yakov

2017年04月28日

革制帽(2)

 資料性はろくにないのだが、この前紹介したものの画像を。



1967年、ロシア革命50周年パレードに使われた合皮製キャップ。同じ生地の戦車兵風革ジャンパーと一緒に筆者の普段着である。しっかりと縫製されていて防水なのでありがたい。パレードでは赤いリボンなどを巻いて「革命派」ファションとして登場した。



制帽工場はお馴染みの第43試作縫製工場である。

  

Posted by Yakov at 20:38Comments(0)

2017年04月27日

酒は涙か…

 日本の骨董市で見つけたのだが…。



カフカスによくある角製のワイングラス。飲みきるまで机に置けない…という下戸の死亡フラグ製品である。純銀(プルーフマーク入り)でロシアでは到底買えない値段で売っていたので迷わず買った。再来週モスクワに行くのだが(笑)。純銀だと税関もうるさそうなのであまり買ってこれないジャンルなのだ。銀製でなければうちに何個も転がっているのだが。  

Posted by Yakov at 20:06Comments(0)

2017年04月26日

続・近隣国(97)

 今回は雑記的に。80年代からこちら、我が国(ロシアではない)のマニア界隈ではソ連40年式ヘルメットの代用品としてチェコの52年式ヘルメットがよく使われてきた。チンストラップと内装が革なので「ツッコまれ覚悟」で永らく使われてきたのだが…。





塗装色に緑味が足りない、チンストラップはコットンキャンバスに替えるべき、とかいろいろあるが、こと内装については…。





1939年式の特定工場(1つだけだが)では黄色、黒、茶革の内装のものがある程度生産されていたのだ。



この本のおかげである。何度も言うが代用するならチンストラップは新造していただきたい。  

Posted by Yakov at 20:29Comments(2)

2017年04月24日

再び天下の回りもの。

 ソ連の紙幣や金券(チェック)は何回か紹介したが、旧ブログでやったのでいかにも画像が小さかったと思う。





悪名高いケレンスキー臨時政府の紙幣・ケレンキ。まああの状況で価値が下落したのはしょうがないとは思うが。ソ連時代、インツーリストの観光バスツアーで必ず立ち寄る国営土産物店はなぜか帝政や臨時政府の紙幣コレクションが充実していたので当時ソ連旅行をした人は割と持っていると思う。よほどたくさん残っているのか現代ロシアでもケレンスキー紙幣はあまり値上がりしておらず今なおお安くコレクター流通している。

  

Posted by Yakov at 22:18Comments(2)

2017年04月23日

配給券。

 旧ブログとかで戦後すぐの配給券を紹介したと思うが…。



91年、モスクワ郊外リュベルツィ市の必需品配給券。ゴルバチョフ末期は混乱の極みであったがとりあえずソ連としての自覚はあったのである。これがエリツィン時代になると責任を国が放棄したわけで…。プーチンの人気が高いのもそりゃ頷ける。  

Posted by Yakov at 19:56Comments(0)

2017年04月22日

携帯身だしなみ

 今回も一発ネタで。



胸ポケットに挟む部品のついた収納式携帯櫛である。45カペーク、そこそこ値の張るお洒落グッズである。  

Posted by Yakov at 19:15Comments(0)

2017年04月21日

懐中電灯。

 倉庫を掘っていたら出てきたので…。



サマラ市の紋章の入った懐中電灯。



どうも継ぎ目がないと思ったら頭部はめ込み式であった。スイッチもレンズ横、防水に注意しているのかもしれない。例によって4.5V 電池を使用、端子を直接電灯部に挟み込むようだ。



型式名はあるが価格はなし。90年代に入ったころの製品かもしれない。  

Posted by Yakov at 19:50Comments(0)

2017年04月20日

革制帽。

 また馬齢を重ねてしまったわけだが、とりあえずくたばるまでこの路線(人生的な意味で)を続けると思う。
今回は雑記的に(あまり資料性はないのだ)。



これは素性が怪しいのだが、4-50年代裁断の参考としてとりあえず紹介。
帝政ロシアからそうなのだが、1950年代あたりまでは私物と思しい革制帽に軍の帽章を着用する例は非常に多かった。当然形は様々なのだが帝政期にはつばだけ軍用制帽と同じ(しかし革製とファイバー製がある)ものもあったのだがソ連ではあつらえた革制帽にただ赤星を入れただけ…のものがよくみられる。帝政期よりさらに私物的な扱いなので軍用と民間服の混用が禁じられた(50年代半ばと思うがまだ詳細は調べていない)戦後のある時期までに姿を消したのだが。ロシア革命・国内戦期の伝統で主に保安系職員が出張・移動中に着る程度の扱いでロシア映画に登場するアレである。ファッション革制帽自体は戦後も一貫して作られていたので実物とか映画用とかディーラーが適当に組んだものとかあまり考えずに筆者は日常で使っている(<ツッコミ待ち)。

1967年の革命記念パレードに合皮で作られた革制帽が大量に作られたのでそういう「雨に濡れても困らない」バリエーションもありがたい。  

Posted by Yakov at 21:52Comments(2)

2017年04月19日

改めて葉書(8)

 だらだらと続くネタで申し訳ない。





80年代のソ連観光絵葉書。当時外国人ホテルの外貨ショップで買うものがないとこうした絵葉書をよく買い込んだものである。ホテル内に郵便局があったりホテル内のキオスクで切手を買ってロビーから投函、場所によってはフロントに出しておいてもらう…とか地味にめんどくさいので結局土産としてそのまま日本に持って来てしまうことが多かった。というかこれがまさにそうなのだが。

この頃のソ連のカラー雑誌は盛大に写真が版ズレしていたのだが、こういうものの品質は結構しっかりしていることに、当時は痛く感心したものである(雑誌のカルチャーショックが強すぎたのだ)。

  

Posted by Yakov at 20:39Comments(0)

2017年04月18日

菓子ネタ。

 今日も軽く。



ロシア銘菓「クリーム・ファッジ」である。英語のファッジなんて聞いたことないが自動翻訳でポマートカがファッジと訳されたのでそう書いておこう。柔らかいクリーム菓子でものすごく甘いがお茶うけに最高なのである。オレンジピールっぽい何かが歯に当たるのでその触感も結構好きなのだ。ああ、菓子の説明を文章にしても仕方ないとは思うが。  
タグ :菓子

Posted by Yakov at 20:14Comments(4)

2017年04月16日

Съ Роджествомъ Христовымъ!

ブログ読者の皆様、聖降誕祭おめでとうございます!


Posted by Yakov at 20:48Comments(0)

2017年04月14日

ジャム。

 また土産ネタ。ロシアにはジェムとコンポートとワレーニエ…それ以外にもあったかもしれないが粘度というか製法によって何種類も似たような砂糖煮果実がある。



なんというかクラシックで「お文化系」な包装である。アルフォンス・ミュシャ(私はムーハと呼んでる)の絵とかあしらっているのは日本で「スラブ叙事詩」を展示しているタイミングピッタリである(ロシア製なので偶然だが)。



ものはチェリーのワレーニエである。煮崩れしない程度に出来ていて、紅茶の茶うけに食べるのがいいと思う。味見してないくせに偉そうだがそのうち食べる。  

Posted by Yakov at 20:25Comments(0)

2017年04月13日

復活祭の前に。

 来日した友人にもらったプレゼントから。いや、元々めんどくさがりなので作らないとは思うが。



どひゃーっという感じだが、パスハに使う卵を飾る熱収縮シートセットである。



文字のパーツもある。これでゆで卵を飾り付けて復活祭に備えるのだ!私は作らないけど。来年か再来年位には…<あてにならない放言

  

Posted by Yakov at 19:54Comments(0)

2017年04月12日

改めて葉書(7)+α

 今日は宇宙飛行士の日だがあまりいいネタもないので航空ネタで。



アエロフロート使用機種の絵葉書。ソ連専用というわけではなく、とりあえず切手を貼れば送れるような「だいたい国際規格」で作られている。各国のソ連観光局オフィスとかでも配るためだろうか。



ネタはソ連の民間機なのだが、ソ連によくある「ハガキサイズ」の解説シリーズという「ハガキに似た何か」である。何しろ裏面が解説でびっしり埋まっているのでハガキにするどころではない。博物館のミュージアムショップで「ハガキサイズのケース入り」を見かけたときは基本的に解説書と理解したほうが無難だと思う。  

Posted by Yakov at 23:02Comments(0)

2017年04月11日

変わり種ウォッカ。

 無限に続きそうな気もするがまた土産ネタでちょっと。



グリーンラベルとでもいうのか「緑銘柄」という名の松の実フレーバーウォッカ。漬け込みウォッカは家庭でもよく作られるが小瓶入り既製品はちょっと面白い。キャンプとかですぐ飲みきってしまいそうだが。  

Posted by Yakov at 20:08Comments(0)

2017年04月10日

菓子・老舗チョコ

 またシンプルなネタで。



左のババエフスキーチョコレートは以前「ロシアNOW」でも紹介された19世紀初頭から稼働している名門菓子工場で作られている。
上がアーモンド、下がアーモンドとオレンジピール入りのバリエーション。アーモンドが殻に包まれたままの絵が見えるが、中央アジア産のアーモンドは割と殻つきで出回ることがある。ピーナツの殻つきはロシアではほとんど見かけないが…(輸入品ばかりなせいかもしれない)。
右の「バレー」はソ連時代から有名なビターチョコ。これはアーモンド入りで細長い分包になっている。  

Posted by Yakov at 20:40Comments(0)

2017年04月09日

改めて葉書(6)

 またハガキ紹介で(リスナーのお便りみたいだな、これ)。



戦勝記念日系。もうその時期が近付いてきたのである。出張の準備しなくてはいけない。

  

Posted by Yakov at 20:45Comments(0)

2017年04月08日

観光土産。

 昨日に引き続き貰い物を。



左はマヤコフスキー博物館のマグネット。右下はモスクワ・シティー(金融街)のマグネットだが、これをくれた「チェブラーシュカのゲーナの歌を作詞した詩人の次女」がここいら辺で働いているからなのだ。
右上はメモ帳なのだが「チョコレートの包装」でおなじみ、「倒木の上の熊たち」が表紙なのだ。  

Posted by Yakov at 20:06Comments(0)

2017年04月07日

菓子・観光チョコ

 以前ガイドしたロシアの知り合いから友人がいくつか言付かってきたのでその辺もボチボチ。
食い倒れネタあんまりやってないし。



昔のモスクワを描いたミニチョコ。ウクライナのロッシェンでもキエフ広場のを出してるらしいがそんなもんに価値はない(断言)。
食べたら厚紙でも入れ戻して大事に保管しようと思う。  

Posted by Yakov at 21:19Comments(2)

2017年04月06日

KLMK模様(6)

 今回は漏れを補うためにもう一度。



例の防寒服のフード。アフガンカ型も同じような材質の薄っぺらい防水生地のフードはついているのだが、それは背中のポケットに収納されている。この前紹介したタイプではくるくる巻きこんでタブとボタンで襟の裏に留める構造になっているのが面白い。  

Posted by Yakov at 20:15Comments(0)