2017年09月08日
食器(87)
今回はうちに転がってる忘れられたネタを。
90年代初めにチェコのディーラーから買ったグラス。レディー、ジェントルマン、船長、豚・・・と下から上に「推奨酒量」が目盛ってあるのが洒落てはいるが、今のご時世だと男女同権に反するとか怒られそうなのが悲しい。ガブガブ飲まんでいいと思うぞ豚になりたくなければ。
90年代初めにチェコのディーラーから買ったグラス。レディー、ジェントルマン、船長、豚・・・と下から上に「推奨酒量」が目盛ってあるのが洒落てはいるが、今のご時世だと男女同権に反するとか怒られそうなのが悲しい。ガブガブ飲まんでいいと思うぞ豚になりたくなければ。
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21:01
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2017年09月07日
化学防護(7)
7月の国内イベントで買った防寒服である。
旧ブログ(ここでは16年7月30日の再録74)で紹介した防護服インナーОКЗКの冬用である。まあABC戦争にシーズンオフも何もないので当然存在するわけだが。パッと見はアフガンカ冬服だが当然細部は異なる。
袖部分の手甲は防護服ならではの特徴である。
各種ポケットのボタン留めスタイルや肩章なども微妙に異なる。
・・・もともと繊維に汚染粉塵が吸い込まれぬよう保護材を吸収させて織目をつぶしているので普通以上に重い。苦労して持ちかえった後推薦したら凄まじい汚れが出て本体はだいぶ軽くなった。
旧ブログ(ここでは16年7月30日の再録74)で紹介した防護服インナーОКЗКの冬用である。まあABC戦争にシーズンオフも何もないので当然存在するわけだが。パッと見はアフガンカ冬服だが当然細部は異なる。
袖部分の手甲は防護服ならではの特徴である。
各種ポケットのボタン留めスタイルや肩章なども微妙に異なる。
・・・もともと繊維に汚染粉塵が吸い込まれぬよう保護材を吸収させて織目をつぶしているので普通以上に重い。苦労して持ちかえった後推薦したら凄まじい汚れが出て本体はだいぶ軽くなった。
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19:32
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2017年09月06日
医療・衛生(62)教科書。
書籍紹介はほんのさわりしかできないので意味があるのか微妙ではあるが…。
戦前・国立医学出版局発行の中等医療要員の手引き。携帯用でなく学習教科書で無茶苦茶分厚い。実質衛生兵から医療助手レベルの内容である。
基礎医学部分は本当の概論で、平時の看護師教育でも初年度にやるような内容である。外科治療の発展史とか医療器具の説明とか実際の看護・治療現場スタッフに引き継ぐまでの要員教育用であろう。
こういう搬送・補助業務がやはりメインの紹介部分である。
戦時らしくガスマスクの教育も。
小銃による簡易担架とか、この辺は衛生兵教育資料としてマニアにも興味深いところである。
戦前・国立医学出版局発行の中等医療要員の手引き。携帯用でなく学習教科書で無茶苦茶分厚い。実質衛生兵から医療助手レベルの内容である。
基礎医学部分は本当の概論で、平時の看護師教育でも初年度にやるような内容である。外科治療の発展史とか医療器具の説明とか実際の看護・治療現場スタッフに引き継ぐまでの要員教育用であろう。
こういう搬送・補助業務がやはりメインの紹介部分である。
戦時らしくガスマスクの教育も。
小銃による簡易担架とか、この辺は衛生兵教育資料としてマニアにも興味深いところである。
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21:11
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2017年09月05日
スラブ民族衣装(3)
まあまた簡単に。
女性用のルバハ。ウクライナやベラルーシなどでも各種それぞれ異なった刺繍を入れて使っているのだがどこ風か判別するのは非常に難しい。大体身体の真ん中で合わせる(男性では斜めカット襟「カサヴァロートカ」みたいなものが多いのだが)紐絞り式が多い。スカートだのベストだの付属品が多いのでこの手のコンプリートは大変だと思う。
女性用のルバハ。ウクライナやベラルーシなどでも各種それぞれ異なった刺繍を入れて使っているのだがどこ風か判別するのは非常に難しい。大体身体の真ん中で合わせる(男性では斜めカット襟「カサヴァロートカ」みたいなものが多いのだが)紐絞り式が多い。スカートだのベストだの付属品が多いのでこの手のコンプリートは大変だと思う。
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21:22
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2017年09月04日
百科事典。
モスクワで知人から大量の本をもらった。10㎏超を15キロの古軍服と一緒にもらったので帰り道死にそうになったのだが。
1985年発行の大祖国戦争百科事典である。90年前後に神保町ナウカで買った同じ本、二冊目である。
800ページ超で歴史的人物、主な戦闘、専門用語、特殊兵科などが載った辞典なのだが…。
こういう制服や階級章のカラーイラストも有難い。というか当時はこんなもんしか出回っていなかった。そして実物・レプリカを合わせればこの着用例がほぼコンプリート可能、という現状を思うに、思えば遠くに来たもんだ、である。
陸・海・空、歩兵用兵器・火器の図版もまたうれしい。
主な会戦の戦闘地図も当然折りこまれている。
1985年発行の大祖国戦争百科事典である。90年前後に神保町ナウカで買った同じ本、二冊目である。
800ページ超で歴史的人物、主な戦闘、専門用語、特殊兵科などが載った辞典なのだが…。
こういう制服や階級章のカラーイラストも有難い。というか当時はこんなもんしか出回っていなかった。そして実物・レプリカを合わせればこの着用例がほぼコンプリート可能、という現状を思うに、思えば遠くに来たもんだ、である。
陸・海・空、歩兵用兵器・火器の図版もまたうれしい。
主な会戦の戦闘地図も当然折りこまれている。
Posted by Yakov at
20:23
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2017年09月03日
非常事態省(11)
今回も記章ネタ。
非常事態省航空要員の優秀勤務メダル。2000年代頭、消防士以外の非常事態省職員文官に肩章が定められる以前、非常事態省の制帽は大体航空要員くらいしか着用されなかったのだが(一般職員はベースボールキャップまたは民警型耳当て付キャップ使用)全職員が肩章を着用するようになってだいぶシステムが変わってきた。初期にはエポレット付セーターに航空会社同様の金線入り肩章をつけていたようだが、今では通常職員用と同型になったはずである。制服を組むのがだいぶ楽になったが少々物足りない気がするのもマニアの性か。
非常事態省航空要員の優秀勤務メダル。2000年代頭、消防士以外の非常事態省職員文官に肩章が定められる以前、非常事態省の制帽は大体航空要員くらいしか着用されなかったのだが(一般職員はベースボールキャップまたは民警型耳当て付キャップ使用)全職員が肩章を着用するようになってだいぶシステムが変わってきた。初期にはエポレット付セーターに航空会社同様の金線入り肩章をつけていたようだが、今では通常職員用と同型になったはずである。制服を組むのがだいぶ楽になったが少々物足りない気がするのもマニアの性か。
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19:58
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2017年09月02日
大戦将官補遺
昨日は書籍用の写真撮影がありまして…。
今回は友人と交換した制服ネタで。サイズがちょうどよかったのだ。
パイピングの色がやや暗くマゼンタっぽいので占領地製かもしれないキーテェリ。戦後16共和国ボタンがついていたので40年代後半製だと思われるが大戦時の野戦ボタンに交換してみた。
流石に対象の肩章はレプリカだが出来はいいので仕上がりはまあまあ。この規定だとカーキズボンにロンパスなし(41年野戦規定)でも着れるので割と活用しやすいのだ。
今回は友人と交換した制服ネタで。サイズがちょうどよかったのだ。
パイピングの色がやや暗くマゼンタっぽいので占領地製かもしれないキーテェリ。戦後16共和国ボタンがついていたので40年代後半製だと思われるが大戦時の野戦ボタンに交換してみた。
流石に対象の肩章はレプリカだが出来はいいので仕上がりはまあまあ。この規定だとカーキズボンにロンパスなし(41年野戦規定)でも着れるので割と活用しやすいのだ。
Posted by Yakov at
20:54
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