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Yakov

2018年02月28日

射撃優等賞・・・?

 二次戦ソ連マニアの方は42年制定の兵科別優等賞をご存知のことと思う。ソ連時代は結局陸海空軍消防その他数種類に落ち着いたのだが、やはり優れたデザインであったと見えて2013年にロシア連邦軍各兵科で似たデザインのものが復活した。
しかし今回のものはそれとも少し違うのである。



スペツスヴャージ・重要書類輸送局の優秀射撃章である。レイアウトは大戦のものと同系統といっても過言ではなかろう。
ソ連時代はフェルトィエーゲルと呼ばれていた内務省~国家保安系の外交行李を含む機密文書などを運搬する専門局で、当然武装しているわけだが…こういうものを制定するのは部局内で頻繁に射撃大会、競技を行っているということなのだろうか。  

Posted by Yakov at 20:37Comments(0)

2018年02月27日

メモ帳。

 今回は70年代くらいのものだろうか。



表紙は何も書かれていないグレーのメモ帳。見開きでクレムリンのスパスカヤ塔のイラスト、対面にメモとペン入れ。



どちらも罫線はない。まあその方が便利なわけだが。イラスト描きにちょうど良いかも。  

Posted by Yakov at 20:34Comments(0)

2018年02月26日

党関係。

 前々から持っているのだが、なぜか紹介し忘れていたことに気が付いたソ連共産党グッズを。



ソ連共産党50周年の純銀製バッジ。党大会とか期間限定のものは別として、正式に共産党のバッジ(党内の勲章のようなものだが)といえるものはこれくらいしかなかったりするのである。コムソモールなどは正規のバッジがあるが、党員証(書類)以外に一目で分かる共産党員バッジのようなものは実はないのである。まあ国家や地方の役職にいればおそらく党員であろう、というのは察しが付くのだが。
裏の写真を撮り忘れたが、かなり凝ったシステムで代議員バッジ同様「格が違う」設計なのである。
・・・のちになると安価な金属製も製造され、そのピンは安っぽいものなのだが、「普段身につけるとなくす」ための着用バッジなのかもしれない。ソ連解体後にできたアルミニウム製のものも存在するが、それはそれでコレクターズアイテムらしい。  

Posted by Yakov at 21:01Comments(0)

2018年02月25日

続・近隣国(107)

 今回は淡々と紹介するのみ。まあ通り一遍の情報しか持っていないのだ。



ドイツ・ゾリンゲン(地名)ヘンケル社の剃刀。箱入り未使用、刃のエッチングが見事である。



以下同文(メーカー不明)。結構ロシア国内に入っていたので割と安価に手に入るのだ。  

Posted by Yakov at 19:46Comments(0)

2018年02月23日

С праздником!+陶器

  С Днём защитника Отечества!



ということで本日は祖国防衛者の日(旧ソ連建軍記念日)である。


Reprika

レプリカの赤軍食堂用ティーカップ。



時代的には取っ手のない湯のみも汎用された。



裏の陶器工房印もよく再現されている。万一割れても価格が安い+補充が効くためにダメージが軽く済むのだ。  

Posted by Yakov at 19:38Comments(0)

2018年02月22日

狩猟系(2)

 ハンター用の散弾銃は世界中似たようなもので、ロシアでは12ゲージとか410番のものがメジャーである。



知り合いからもらった散弾銃用の弾薬ポーチ。民需用で裏のループも標準的な幅広ベルトに合わせてある。ソ連軍の狩猟クラブなどは戦前戦後と盛んに活動していたので軍服に民生パーカーを羽織って散弾ポーチというのもそれなりにあり、な組み合わせである。ソ連TOZタイプとかの散弾銃をどうするかは関知しないが。  

Posted by Yakov at 20:50Comments(0)

2018年02月21日

デンビルの逆襲(25)

 久しぶりのこのネタである。デンビルネタは永遠に続くネタではあるが、目新しいものでないとインパクトに欠けるので最近は休んでいたのだが…あった、ありました!



時代的に90年近いと思う。セーラー襟の裏はもう紺色になっている時代だが、わざわざ白い布を張ってイラストに全力を投入したのであろう。デンビルではなく、現役作業中につけていたのではないか?という気も少ししたが、取り上げられるのは惜しいので退役まで隠しておいたのだと思う。潜水艦乗員と思われるが、イラストの女性は若いころのアーラ・プガチョワだろうか??この頃のナウいソ連女性(死語)は同じような髪型をしてたのであまり自信はないが。  

Posted by Yakov at 19:43Comments(0)

2018年02月20日

食器(91)

 栓抜きはどの分類に入れるか毎回適当なのだが、とりあえずここがいいと思った。



ソ連の輸出用ノベルティだと思う。栓抜きというかガラスに金属蓋の瓶詰めを開ける道具かもしれない。アクリルの柄にイカとサンゴがあしらってある。



裏には英語でソ連の海産物名が…。チャトカの缶詰買ってくれ、とかそんなノリだろうか。  

Posted by Yakov at 20:39Comments(0)

2018年02月19日

極東戦勝記念。

 今回は友人からもらったネタで。
1945年の対日戦勝メダルはソ連マニアにとって常識中の常識であり、出回っている数も多いので所有されている向きも多いと思う。そのリボンが欠けたメダルを修理してほしいと頼まれたがリボンの予備を切らしており、ちょうど荷物を頼んでいた友人にリボンを同封してくれるように頼んだら…。



下のメダルリボンのほかに入っていたのが上の幅広リボンである。ちょうど対独戦勝記念日に配られるものと同じような材質で幅も同様…。メールで聞いてみたら、どうやら極東のイベントでノモンハン事変やら満州解放戦やらの再現イベントで配られた地域独自の記念品であったらしい。日本で配りたきゃ現地の仲間に頼んでおくよ!といわれたのだが。まあこれを身に着けて歩いても知名度からして後ろから刺されたりはしないと思うが。  

Posted by Yakov at 20:50Comments(0)

2018年02月18日

続・民警(64)

 今回は警察の法務というか予審判事というか。



92年以降の民警同様、民警の赤記章が青に変わる、というのが現代の警察の基本である。濃紺のブルゾンについた記章も兵科色の違いと兵科エンブレム位が相違である。



エンブレムの違いはこれでよく見えると思う。  

Posted by Yakov at 20:39Comments(0)

2018年02月17日

電化製品(24)

 さらっと雑記で。2012年11月30日に紹介した関数電卓エレクトロニカMK41だが・・・。



今回手に入れたMK42(左)は関数電卓でない通常の電卓であったと判明した。専門家以外の一般人用に生産規模が広がったということだろうか。まあ数字の大きさが生産順であるとも言い切れないのだが。  

Posted by Yakov at 21:10Comments(0)

2018年02月16日

ユダシキン海軍

 正確にはユダシキンデザインではないと思うが、ユダシキンデザインの服とマイナーチェンジされたよりまとも(笑)な服の規定がまとまった2013規定書の服、位に捉えていただきたい。要するに新型キーテェリである。



ソ連海軍(帝政もそうだが)伝統の海軍キーテェリは94年改定で消えてしまった。やはりこのタイプの服は必要だったと見えてほぼ同じようなデザインのキーテェリがようやく復活したのである。規定書のイラストだともっとだぼっとした服に見えたのだが、結構オリジナルに近いものができてきて一安心である。



幅が狭い肩章、袖に直接縫いつけられた袖金モール、化繊比率がさらに増えた生地と多少の差は出ているが、「ボタンが減らされる」こともなくまあまあ伝統デザイン復帰といえる出来である。  

Posted by Yakov at 20:23Comments(2)

2018年02月15日

紙もの・大学卒業章

 2011年9月17日に軍大学卒業章の解読資料を紹介したが、今回は3分冊の高等教育機関バッジ資料を入手できたのである。



軍アカデミー、一般大学、商船学校…と総合的にまとまっていて実にありがたい。文字入り卒業章でも略語ばかりなので判然としないことが多いのだ。今でこそネット検索でだいぶ見つかるが、90年代などわざわざロシア語略語辞典とか買い込んで首をひねりまくっていたのだ。



例によってマニア相場も載っているのだが、ここに記載された値段で買えるとは思わない方がいい。マニアばかりの会合に於いてもそうなのだから観光地で買えばこの2-3倍払わないといけなくなるだろう。  

Posted by Yakov at 21:08Comments(0)

2018年02月14日

「私が作りました」

 昨年秋のINTERPOLITEXは刑務所・労働コロニー製品の展示がいつもの年より多かった。というか室内3展示場の一つを丸々使っていたわけだが。ともかく面白かったが、最近タブレットがぶち壊れて撮影した画像は引き出せていないのでリーフレット紹介でお茶を濁す。



リャザン矯正労働局発行のカタログ。





木工品、子供の遊具、各種制服、民生品…こういうものの展示が各地区ごとに行われていて非常に面白い。木製マキシム機銃の玩具(ウォッカとグラスを収納できる)とかロシア人にしか思いつかないレベルのクリエイティビティに溢れた製品がそこここに並んでいるのである。どれもこれもプロそのものの出来で、あるいは刑務所の模型も囚人が作ったのかもしれない。
特筆すべきはサーベル、ナイフ、猟銃なども囚人が作っているうえ、他の作業場では官公庁の制服も縫われているので盗み出して脱走するのでは?とちょっと疑ってしまった。しかしロシアの刑務所立地を舐めてはいけない。周囲に何もないところから脱走しても死、あるのみであろう。そんなわけで刑務所謹製の武器弾薬もたくさん展示してあった。



これはトゥヴェリ州。



食品の試食コーナーもあって来場者に大人気であった。





  

Posted by Yakov at 20:24Comments(2)

2018年02月13日

表彰。

 旧ブログ(再録)で「正調スポーツ」の表題で少し紹介したと思うが今回は軍関連を。



左は50年代終わりのもの(ブランク)で、表彰本文は別途書き込む仕様である。スターリン像が消えてレーニンだけになったのも時代性を物語っている。右のシンプルな表紙のものは…。



KGB国境警備隊の表彰状である。訓練、戦闘、政治学習どの方面でも表彰できるように「優秀な成果を収め」た人間向けに万能の文面となっている。おそらく優秀記章が漏れなくついてくる表彰状であろう。ちなみに80年代のものだ。  

Posted by Yakov at 20:28Comments(0)

2018年02月12日

書籍ネタ・ソ連軍写真集。

 ソ連時代、日本にもナウカや日ソ図書を通じてソ連軍関係の本を手に入れる機会は結構あった。特に写真集は割高なので飛ぶように売れるわけでもなく、結構発売後数年は在庫されていたりするので年末のバーゲン時に買い込んだりしたものだ。



80年代末のソ連軍写真集は当時のマニアのバイブルというか解像度の良い写真を手に入れられる数少ない書籍として人気があった。わたしも90年か91年に買ったものをまだ大事にしている(当社比)。
この表紙には陸軍の特別儀仗兵が写っているが、この写真では儀仗兵が将軍用の国家章入り礼装ベルトをしていたり、細部までよく見えて面白い。



内容紹介をそっくりオミットしてしまうのだが、今回は贈呈用の本を買って来たための紹介である。本に直接サインされているわけではないが、表紙の裏にはがき大のカードが添付されていてこの本が建軍71年(1989年)にヤゾフ国防相名で贈呈された本と分かるのである。  

Posted by Yakov at 20:27Comments(0)

2018年02月11日

靴墨。

 どうということもないネタだが、軍用靴墨の紹介は今までやっていなかったと思う。まあ割と固めの靴墨なので写真を撮ってもしょうがないのだが。



蓋の写真でまあいいだろう。これは現代ロシア連邦軍で使われているもので「靴用クリーム」と書いてあるが90年代の製品(たぶんソ連製もそうだと思う)ではグッタリンと表記されていた。  

Posted by Yakov at 22:16Comments(0)

2018年02月10日

防寒小物(18)

 ダブったり忘れたりで通し番号が大幅にずれてしまった。16とか17は欠番となり果てたのでよろしく。



以前に婦人用とか海軍用とか紹介したが、ようやく軍隊式規格のレプリカフィンカを作り始めてくれた。ホックで折り返しを外して耳当てを下ろすシステムは便利である。しかしまっ黒か・・・グラーグ警備兵以外の活用法がまるで思いつかない。  

Posted by Yakov at 19:48Comments(0)

2018年02月09日

続・近隣国(106)

 今回は始末に困る貰い物である。知り合いのいる某施設が資料を整理したらダブってるか何かで不用品が出た、と段ボール一杯くれてよこされたのである。実際端切れとか西独ヘルメットカバーとか金具とかがメインだったのだが…。





戦後オーストリア軍の多分将官制帽だと思う。キレイはキレイだが、オーストリア軍礼装とかどうにもならないのでタンスの肥やし決定である。
第一次戦のオーストリア野戦装備ならいくらでも流用できるのだが…、  

Posted by Yakov at 20:35Comments(5)

2018年02月08日

豪華系レプリカ

 アイテムの元が豪華なのであってレプリカとしては並グレードなのは先にお詫びをしておく。



連邦元帥章と兵科元帥章のレプリカ。10年前には銀に分厚い金メッキ、人工ダイヤという結構なレプリカが出回っていたが最近作られていないらしく、豪華は豪華だが材質はそこそこのものが主流となってきた。戦後制服用としてはネクタイに糸で留めタブをつけて着用するので楽なものだが、戦前戦中の詰襟用だと35ミリ幅リボンで吊らないといけないので割と大変である。
連邦元帥用は赤、兵科元帥は砲兵元帥が金、空軍元帥が水色、戦車元帥がボルドー色、工兵元帥はラズベリー、通信元帥は紺、海軍元帥(ソ連邦海軍元帥でない方)はトルコ石色の35ミリリボンが必要になる…という地獄絵図なのだ!
まあ詰襟礼服作るのに比べればどうということはないが。  

Posted by Yakov at 20:26Comments(0)