2010年02月07日
税関1988-1997
本日はイベントにて以下略。とりあえずソ連~ロシア移行期の税関制服のおさらいを。
ソ連型では基本的に制帽バンドはベルベット地であったのだが92年以降(詳細は不明)単なる緑のウール地に変更されている。これは肩章のベースも同様だ。帽章のほうは結構永いことソ連型がそのまま使われていた。
天然羊毛の防寒帽もベース色がブルーグレーの専用品となっている。帽章はロシア型だが、正直市場には殆ど出回らなかった。当の税関職員の着用例も、モスクワの空港においてすらかなり遅れたように記憶している(おそらく90年代も後半になるまで見かけなかった)。
ほぼソ連型のままの制服にロシア型の勤務バッジをつけた状態の税関吏/検疫官制服(ちなみに学卒バッジはモスクワ獣医アカデミー)。上級職員の襟にはL型の飾り金具がつくのだが、制服自体はダブル型とシングル裁断が文字通り混在(職員の集合写真のカオスっぷりは凄い)しており、階級による差、礼服・平服の差のいずれの尺度から見ても釈然としないのが不思議である。
参考までにソ連時代の勤務バッジ各種。左から88年以前(階級章が襟章の時代)、88年式、ソ連の国際税関展示会の運営要員バッジ。
ソ連型では基本的に制帽バンドはベルベット地であったのだが92年以降(詳細は不明)単なる緑のウール地に変更されている。これは肩章のベースも同様だ。帽章のほうは結構永いことソ連型がそのまま使われていた。
天然羊毛の防寒帽もベース色がブルーグレーの専用品となっている。帽章はロシア型だが、正直市場には殆ど出回らなかった。当の税関職員の着用例も、モスクワの空港においてすらかなり遅れたように記憶している(おそらく90年代も後半になるまで見かけなかった)。
ほぼソ連型のままの制服にロシア型の勤務バッジをつけた状態の税関吏/検疫官制服(ちなみに学卒バッジはモスクワ獣医アカデミー)。上級職員の襟にはL型の飾り金具がつくのだが、制服自体はダブル型とシングル裁断が文字通り混在(職員の集合写真のカオスっぷりは凄い)しており、階級による差、礼服・平服の差のいずれの尺度から見ても釈然としないのが不思議である。
参考までにソ連時代の勤務バッジ各種。左から88年以前(階級章が襟章の時代)、88年式、ソ連の国際税関展示会の運営要員バッジ。
Posted by Yakov at 23:51│Comments(0)