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Yakov

2010年10月10日

帝政レプリカ(2)

 明日はチェーホフ雑貨市なのだが14日にはまたモスクワへ出発・・・と非常にバタバタしている。
筆者は別に雑貨コレクターというわけではないので(当社比)ちょっと古風なイメージの雑貨を並べるほかは「仮装記念写真」用サービスにちょっと映画用衣装でも持っていこうと思っている。ネタとはいえ、正直「誰得」な気がするが(笑)。

帝政レプリカ(2)

モスクワの友人に作ってもらった薬剤官の制帽。1910年以降の規定しか知らないのだが、薬剤官は基本的に文官の扱いで基本色は紺色、帽章も文官用である。これに対し軍医は通常の将校帽章をつけ、基本色(帽子の上部)はツァーグリーンとなる(まあ野戦では両者とも全部カーキになってしまうのだが)。
制帽リボン部はビロード製が基本で、ウール生地のものは調剤助手・医療助手のものになる。

帝政レプリカ(2)

移動時上衣である半コート。劇場から出たもので一部仕立て直しとおぼしい部分があるが、生地が帝政期のものなので仕立て自体はそう新しいものではないだろう。

帝政レプリカ(2)

襟章は最初からついていたもので、まさに規定どおりのものだった。実物肩章も何組かはあるのだが、赤色の褪色がかなり激しく(オレンジ~肌色にしか見えない)安普請の劇場出のパーツで代用してある。

帝政レプリカ(2)

その実物肩章。下に見えるのが以前紹介した「シベリア出兵持ち帰り肩章(軍医用)」で、織物ベースの幅が微妙に狭いのが判ると思う。軍医用と薬剤官用は事実幅が違うのだが(軍医の方が幅広)この程度の差だと単なる製造時のばらつき・・・という気がしなくもない。

帝政レプはそれこそ山のようにあるのだが今回はこの辺で。




Posted by Yakov at 17:06│Comments(0)
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