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Yakov

2010年11月19日

カレンダーと干支。

 参考文献を何一つ挙げず恐縮だが、漢字文化圏で干支に動物を当てはめるのは割と各国バラバラ、であるらしい。その土地に生息しない動物を当てはめてもしょうがないわけで(辰/龍はどうした、という突っ込みは却下)たとえばベトナムでは卯に(兎でなく)猫、亥に(猪ではなく)豚、丑に水牛を当てるようである。

で、ソ連でもカレンダーや縁起物に干支があしらわれてきた歴史は結構長いのだが、中ソ関係が永い事冷戦状態であったのに対し、ベトナムとの友好関係は戦後ほぼ一貫していたのでベトナム由来の干支グッズが多かったように記憶している。
ところが近年では日本や中国由来の事物(情報も)が増えてきたためこの辺に混乱がおきてきたようだ。大抵はどちらか一方を採用しているのだが・・・。

カレンダーと干支。

その大胆な解決法・・・。両方載せてしまえばいいのだ!
織物で出来た結構高級なカレンダーなのだが、仕上がりがなんだかクリムトみたいになっている。

カレンダーと干支。

カレンダーと干支。

さらにアウフヘーベンして(いや、してないか・・・)「ウサギと猫の年」と題して月替りで両方載っけたものまである。猫好きとウサギ好きのどっちかが買う、という計算なのだろうか。中身は「アイコラ」まがい(ネコラ?)なのがまたにゃんともかんとも。

・・・雑記なので特にオチもなく終わるのである。




Posted by Yakov at 17:30│Comments(4)
この記事へのコメント
元々「猪」=「豚」が正解なのですよ?
猪=動物、豚=肉と云う、英語と同じ使い分けだったのが、何故か島国に伝播した時点で猪=野生種、豚=家畜種と意味がすげ代わってしまったのです。だから大陸の方の干支や年賀のイラストは全部「家畜種」になる次第で。
猫や水牛は、干支が東南アジアに伝わった時点で、熱帯・亜熱帯には存在しない動物を何じゃらほい?となって、絵面から似た様な動物を当て嵌めたと云った経緯で。

しかしこの「なら両方やっちまおう!」ってのは斬新なアイディア、まさに何とかまっしぐら(略おわる。)
Posted by あたがわ at 2010年11月19日 22:57
チベット人留学生から聞いたのですが、あちらにも独自の干支があるそうです。
アジア各国各文化オールスター勢ぞろいの干支カレンダーを作ると豪華絢爛だと思う。
Posted by イケシビリ at 2010年11月19日 23:22
同じく干支があってもう少しロシアに(色々な意味で)近い位置にある
モンゴル経由ではないんですねぇ。つってもモンゴルの干支も日本と変わりないようですが。
>両方載せる
一番無難かつどちらにも取れるナイスアイディアですわね。
中には普通に「は?なんで兎(or猫)いるんだよ」とかツッコミそうな人もいそうですが・・・
Posted by きむちずむ at 2010年11月20日 00:05
どうもどうも。漢字文化には疎いので(もはや偽日本人。ヤポニスタン人だからまあいいか)豚、猪の件は参考になりましたです。そういやあ中国製缶詰に「猪」とかよく書いてありますなあ。
>両方載せる:
潔癖症の一部「正統派日本人」と違い、うちのブログ訪問者の方々には概ね好評のようで。
みんな仲良く非国民でよかったよかった(サイレントマジョリティ?の人は無視してます)。
Posted by YakovYakov at 2010年11月20日 05:37
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