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Yakov

2010年12月23日

医療・衛生(20)

 珍しく兵器ネタをやったあとは(いつものように)あっさり地味ネタに戻るへそ曲がりブログである。今回はデッドストック(封緘つき)の医療ポーチなど。

医療・衛生(20)

医療・衛生(20)

1953年製のファーストエイドポーチ。ベルトに着用するタイプで、ポーチ自体はおそらく戦時型とそう大した違いはないと思うが内容物はやや「民需準拠」っぽい包装に変わっているのだ。

医療・衛生(20)

内容物はヨードアンプル10本(紙箱入り)希釈用アルコールアンプル10本(同)、白色三角巾1、安全ピンのほか包帯パックは6個が無理やり、という感じで詰め込まれている。ヨードアンプルは消毒用ヨーチンとして使用すると思われるが、後年出て来る水溶性ポピヨンヨードやらブリリアントグリーンなどに比べると無茶苦茶刺激の強い消毒薬をぶっ掛けられていたものである(筆者はじじいなのでヨーチンの痛さを良く覚えているのだ)。・・・ま、基本的に軽傷用のバッグだ、ということだろうが。




Posted by Yakov at 16:53│Comments(3)
この記事へのコメント
「ヨーチン」あれは塗ると痛いと言うか熱いというか怪我そものもの以上の激痛がしましたね。
今にして思えば酷い薬だったような気がします。
Posted by 西部方面奇行師団長 at 2010年12月23日 20:59
医療ポーチにしては シンプルな中身ですね
 鎮痛剤 モルヒネ 出血剤があると思ったのですが・・
 ヨードアンプルは消毒用ヨーチンをいれるよりは ウォッカ 1本入っていれば何でも使えそうですが。
Posted by 素通り人 at 2010年12月23日 23:28
>酷い薬:なんでもアレは「傷の周りに塗るもの」で「直接塗っちゃあいけない」らしい、と聞かされたのは身の回りから姿を消してからでした。
昔はどばどば使用してましたよね・・・。

>シンプル:53年製ですからねえ・・・。自力で動ける負傷者向けと、ある程度重傷(衛生兵が後方まで引きずってくるレベル)が分かれてたんじゃないでしょうか。オレンジ色のプラ救急セットが漏れなく支給されるのは世の中が落ち着いてから、っぽいですね。
>ウォッカ:そういうものは後世に残りませんから(笑)。下手すると怪我した時にはもう残ってないかも。
Posted by YakovYakov at 2010年12月24日 02:35
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