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Yakov

2011年03月19日

雨具。

 精神の平衡の保ち方にはさまざまなものがあり、好みのタイプは各人異なる。努めて明るい話題を探す方もいれば最悪の事態を想像することで多少とも落ち着くタイプも。筆者は明確に後者なので、その点ご理解いただけると助かる。ただ、今回の雨具ネタにそういう(?)寓意は一切ないのでそれだけはよろしく。

雨具。

雨具。

ソ連の民間用簡易雨合羽。「化学総合企業体・プラスチック加工工場」の84年式(製造89年)ビニール製である。どうせ透明なので鮮明に写りはしないし、むさくるしい筆者の着用写真を載せてもしょうがないので「100均系フードつきシンプル裁断」の説明で勘弁していただきたい。プラスチックのスナップボタンといい何といい、「使い捨て」ではないのだが使い捨て風な風情は否めない。被災地ではたぶん使い捨てにしたと思うが(<いや寓意こめてるだろ)。

雨具。

新生ロシアのポンチョで96年製、迷彩は通称ショフィールドパターン。裁断はソ連時代とまったく変わらない。
チェチェン紛争では使用例を見かけたが、そもそもこのタイプの有用性は下がっていく一方で、この綿生地型がいつまで生産されたかのはよくわからない。




Posted by Yakov at 17:17│Comments(6)
この記事へのコメント
 格好いいぞ!

 まるで一昔前のオーストリア軍ポンチョの様です。いいね。欲しいね。
Posted by 「来場者」 at 2011年03月19日 19:22
ああ、いわれてみるとそんな感じもしますね。多分色調がうまい具合にそろったんでしょうな。
ロットによってはすごい幅がありそうな気もしますが(笑)。
Posted by YakovYakov at 2011年03月19日 22:37
ん? ポンチョのリングのパーツが革製に戻ってる?
それとも金属製もあるんですかね?
Posted by 津久田重吾 at 2011年03月20日 14:46
>リング:これがまたよくわからないところですよねえ。ソ連末期型には真鍮製リングが多数あった記憶がありますが、皮製リングも結構作られています。
この迷彩で真鍮リングも見た記憶があるのでソ連新規格、旧規格それぞれを迷彩生地で作った工場があった・・・ということなのかも。
謎が謎を呼ぶ・・・というか言われなきゃ気づきませんでした。
Posted by YakovYakov at 2011年03月20日 21:31
>謎が謎を呼ぶ・・・というか言われなきゃ気づきませんでした。

じーさんらしくもない(笑)
革リングの縫製にしても、写真みたいに円周に沿ったものもあれば
放射線状に厳重に縫いつけたバージョンもあったような
Posted by 津久田重吾 at 2011年03月20日 22:21
重複消しときました。皮の縫いつけもバリエーションありますね。年代とかで調べると面白いんですが端境期というかきれいに切り替わらないとこが悩みの種ですよねえ。
ソ連がいつもアバウトかと思うとそうでもなく、でもやっぱりどでかいポカやってくれるところも魅力ですな。
Posted by YakovYakov at 2011年03月21日 00:04
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