2012年04月06日
天然資源開発(9)
またも地道な記章ネタで。
昔のヤクート自治共和国における金採掘・生産50周年記念バッジ。デザイン的に紛らわしいので本当は60周年かもしれないが(笑)。ダイヤモンドや金資源に富んだヤクーチア(現サハ共和国)であるが厳寒のこの地での労働は(少なくとも原初期においては)囚人労働の力が大きかったわけだが、ソ連に莫大な富をもたらした功績は現在でも忘れられていない。というか自治権・発言権は現在かなり大きくなっている、ということだが。
デザインや配色からは農学系に見えるが「連邦ガス・暖房(給水)修理局」のバッジである。冬場お湯が止まると酷いことになるので、ロシアでは夏場の修理点検で2週間とか温水が止まることが(地域交代で数年置きに)ある。この2週間がいつやってきてどう耐え忍ぶかは結構頭の痛い問題である。まあ夏場ロシアに行かない、というのもひとつの方法ではあるのだが(笑)。
グプキン名称鉱山アカデミー付属モスクワ石油大学・МНИの卒業章。大学卒業章はたいてい菱形なのだが伝統に基づいて自前デザインを採用しているところも多い。これら民間大卒章の同定は非常に難しく、21世紀初頭に出た薄い本・・・ではないリーフレット三巻本に頼るところが大きい。
この本、筆者的には「これ抜きではマニアたり得ない」といってもいいくらい重宝しているのだ。
昔のヤクート自治共和国における金採掘・生産50周年記念バッジ。デザイン的に紛らわしいので本当は60周年かもしれないが(笑)。ダイヤモンドや金資源に富んだヤクーチア(現サハ共和国)であるが厳寒のこの地での労働は(少なくとも原初期においては)囚人労働の力が大きかったわけだが、ソ連に莫大な富をもたらした功績は現在でも忘れられていない。というか自治権・発言権は現在かなり大きくなっている、ということだが。
デザインや配色からは農学系に見えるが「連邦ガス・暖房(給水)修理局」のバッジである。冬場お湯が止まると酷いことになるので、ロシアでは夏場の修理点検で2週間とか温水が止まることが(地域交代で数年置きに)ある。この2週間がいつやってきてどう耐え忍ぶかは結構頭の痛い問題である。まあ夏場ロシアに行かない、というのもひとつの方法ではあるのだが(笑)。
グプキン名称鉱山アカデミー付属モスクワ石油大学・МНИの卒業章。大学卒業章はたいてい菱形なのだが伝統に基づいて自前デザインを採用しているところも多い。これら民間大卒章の同定は非常に難しく、21世紀初頭に出た薄い本・・・ではないリーフレット三巻本に頼るところが大きい。
この本、筆者的には「これ抜きではマニアたり得ない」といってもいいくらい重宝しているのだ。
Posted by Yakov at 18:28│Comments(0)