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Yakov

2012年04月09日

コサック、みたいな?(5)

 今回はモスフィルム出のコレクション紹介を。これまた旧ブログの焼き直しなのだが。

コサック、みたいな?(5)

1936年型ドンコサック服(大尉)。帝政の影響をかなり受けており、ほとんど「肩章が襟章になっただけ」の感がある。90年代前半にまとまった数が市場に流れたのだが、それでも10着は超えていないと思う。生地からして60年代より後のものとは思えず、古い映画用複製か中に本物が混じっていたのか微妙なところである。
襟に騎兵科エンブレムがつくのは考証的におかしいのだが(40年改定までは歩兵と騎兵はエンブレムなし)、穴が開いたままにするのも心苦しいので・・・。
まあソ連の偵察科エンブレムに付け替えればいいのだろうが、襟章をはがさないと交換できないのだ・・・。

コサック、みたいな?(5)

背面。細かく織り込まれたプリーツが素晴らしい。複製があまり作られないのもむべなるかな。現代コサックはたいてい(このタイプ+肩章ではなく)普通のキーテェリを使用しているようだ。

コサック、みたいな?(5)

1949年式の民警制帽。戦前のドンコサック制帽(ロストフ・ナ・ダヌー製)も持っているのだが、クラウン横にベンチレート用鳩目が付いている以外ほぼ同一である(買ってしばらく気が付かなかった)。36年ごろの丸つばと戦後の丸つばの時期がたまたま合致した、という偶然の産物だが。




Posted by Yakov at 17:32│Comments(4)
この記事へのコメント
ドンと聞いてやってきますた。
何しろウチの息子イリヤ・フョードルヴィチはドン・カザーキですから、ええ。

さておき、赤コサック。
今のとこ白コサックで物を揃えてる最中ですが、
この上着も格好良いですねえ。レプリカで良いからほしいところです
Posted by F・タナカ at 2012年04月09日 21:46
>ドン:私はクバンとかテレクとか有名どころは何でも好きなんですが、それでもやっぱりドンコサックは別格ですからねえ。
>赤コサック:やっぱりこれはこれで・・・って奴ですよね。コサックは別腹というかなんというかwソ連時代の装備は通常騎兵装備とコサック装備が微妙に混じったりして地獄なんですが(特にクバンとテレク)コレクションが進んでくると「むしろだから便利なんだろJK」とか思ってしまう末期症状に・・・。
Posted by YakovYakov at 2012年04月10日 01:17
>騎兵科エンブレム
こちらは1938年パレードですが、3:51にらしいのを着けてますね。
それ以前の規定エンブレムか、偵察なのか?
カザークもなかなか奥が深いです(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=9S2Sfh8ZyQY&feature=related
Posted by いけしびり at 2012年04月11日 00:10
いいフィルムですね。襟章は見たところ偵察っぽいですがまあ画質があれですから…。
なんにしても馬が入手困難なのが悲しいですなあ(マジレス禁止)
Posted by yakov at 2012年04月11日 11:19
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