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Yakov

2012年07月21日

雑記・現代ロシア勲章類カタログ

 今回は書籍ネタで。
ソ連時代の勲章・メダルに関してはソ連時代の資料、現ロシア発行の各種資料で今や苦労せずに同定ができる(さすがに記章まで行くとアレだが)。当ブログで基本的にソ連の勲章とメダル紹介を省いているのはそのためだが、現代ロシアでも新たな勲章、メダル、記章が続々と制定されているわけだ。
国家制定の勲章・メダルに関しては最新のものを除けば調べるのは簡単だが、各省庁や各種団体が制定したメダル類を同定するのは本当に苦労する。各種団体が制定したものといえども制服に佩用することが許されているので「制服再現」をするにも「わからない」では済まされない(<お前は何と戦っているのだ)!
今回入手した2012年版ロシア勲章類(勲章・メダル・記章をまとめた用語が思いつかない)はこれらがすべて網羅されているのでありがたい。

雑記・現代ロシア勲章類カタログ

これが表紙である。印刷も製本も簡易版だがともかく資料がないとはじまらない。市場に出せない(譲渡禁止)勲章はともかく、バッジ交換会で見られるようなものは大抵網羅されているのだ。170p、250種の記章類収録、とかなりのクォリティだ。

雑記・現代ロシア勲章類カタログ

もちろん情報量はまちまちで勲章のように佩用法や受勲対象まで書いてあるものもあれば名称だけしか書いていないものもあるが印刷がそこそこいいので情報量は十分だと思う。
…カタログなので相場が米ドルで書いてあるのだがまあこれは全くあてにならない。物価の上昇はすさまじいのだ(苦笑)。




Posted by Yakov at 17:43│Comments(6)
この記事へのコメント
連邦崩壊後の退役軍人のパレード服とか得体の知れない団体徽章とかついててなんだかもう全然わからず。

ちなみにこれはコレクター向けの本ですよね?
Posted by F・タナカ at 2012年07月21日 18:26
コレクター向けですね。主眼は流通相場にあるんでしょうがとりあえず国家制定、官公庁制定、諸団体制定と分けてあるのでネット検索やなんかでも探しやすくはなってます。
現物があればわかるような情報だけでも「遠景画像」で見ただけのメダルを識別するには助けになりますからねえ。
・・・まあいずれ新しいのを買わなきゃならなくなるわけですがw
Posted by YakovYakov at 2012年07月21日 22:47
ロシア連邦内の諸団体の謎のメダルが判明するのはありがたいですねえ。
CIS諸国の謎の団体のメダルとか何だかもう。

そういえば帰国したウチの次席がご当地のMVDから功労メダル貰ってました。農業省も俺に何かメダルくれよ、と図々しい事を考えw
Posted by F・タナカ at 2012年07月22日 01:22
さすがに大手団体のものがメインですが、別に記念品製造会社が出した「略綬本」にほぼありとあらゆる団体のメダル略綬が出ていて、それと合わせると結構役に立ちます(当社比)。
>功労メダル:おお、すごい。なぜMVDかという気もしますがいろんな部局がありそうですからねえ。
リアル知人にロシア友好勲章もらった人が二人いるのですが(お一人は故人)写真は見せてもらいました(写真ではコピーとあまり変わらないけど)。キルギス農業省のメダルとかモスクワじゃあまず見ないので受勲に向け、一層のご奮闘をお祈りしております(<動機が不純)。
Posted by YakovYakov at 2012年07月22日 01:29
道路交通行分野のプロモータ―としてドナー引っ張って回ったってのが功績らしいです。
Posted by F・タナカ at 2012年07月22日 14:51
>功績:おお、なるほど。こういう場合の官庁の線引きって部外者にはほぼ迷宮です。
ロシアだったら間違いなく交通管理局の管轄ですけどCIS内ではいろいろあるんですねえ。
Posted by YakovYakov at 2012年07月22日 16:20
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