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Yakov

2009年01月09日

手袋(1)

 本日この秋購入した書籍が到着。例によって室内も頭の方も大混乱である。ああ、明日からミリタリーイベントだというのに・・・もし釣り銭を間違えたら申し訳ない(<さりげなく伏線を張っておく)。
寄る年波でこのブログでも紹介漏れに気がつくことが多いのだが、まあ今回は新しいネタで。

手袋(1)

冷戦期ソ連装備では極めて普通のパレード手袋。というかパレード時は手袋は必須なのだが。モスクワやレニングラード、共和国の首都、英雄都市のパレードは白手袋が必須となる。

手袋(1)

ウール製の軍手。戦前から殆ど変わっていない。外出服でも常勤でも(将校)野戦でも必要に応じて着用、という奴である。現ロシアでは全軍(陸海軍とも)黒に統一されてしまったようだ。

手袋(1)

これまた昔から変わらない野戦ミトン。人差し指だけ別なのはいわずと知れた理由による。手の甲がバイカ(起毛綿)なのは雪を弾くため・・・なのかは知らない。圧縮フェルトの内張りは着け心地こそ悪いが保温性は充分だ。

手袋(1)

PXで購入した高級バージョン。本毛皮(ムートン)の内張りで非常に暖かい。高価なので将校が自費で買うために作られたものらしい。まあ下級兵士が自費で買ったとしても先輩に巻き上げられるのは火を見るより明らかであろう。

次回からはもう少し珍しいものを。




Posted by Yakov at 18:21│Comments(0)
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