2014年07月14日
美術工芸。
昨日日本の骨董市で買って来たものの紹介である。
モスクワのカザン駅を描いたもので、絵自体はまあ特に特徴のない風景画なのだが工法が少し変わっていて…。
時代がけした銅板にエッチングで描画、手作業でエナメルというか七宝彩色をしたものなのだ。ファブリジェ工房が得意とした技巧らしいが、むろんこれ自体は現代ロシアのものだ。
非常に安く買えたのだがもちろん現地で買えば結構値の張る贈答品なのだ。
なんでも某官公庁の人事異動による局長室の模様替えの際に「不用品」と化したそうな。諸行無常である。
モスクワのカザン駅を描いたもので、絵自体はまあ特に特徴のない風景画なのだが工法が少し変わっていて…。
時代がけした銅板にエッチングで描画、手作業でエナメルというか七宝彩色をしたものなのだ。ファブリジェ工房が得意とした技巧らしいが、むろんこれ自体は現代ロシアのものだ。
非常に安く買えたのだがもちろん現地で買えば結構値の張る贈答品なのだ。
なんでも某官公庁の人事異動による局長室の模様替えの際に「不用品」と化したそうな。諸行無常である。
Posted by Yakov at 19:30│Comments(0)