2009年03月12日
武装警備員(5)
またまたマイナーの極北である。入手から幾歳月・・・の40年代ものを。
友人から譲り受けた49年式鉄道省警備員制帽(下級職員用)である。制帽のトップは暗青色のはずだがどう見ても黒そのもの。友人が手に入れたものはバイカ生地でおそろしく濃いながらも紺色・・・といえる範疇だったのだが。まあ手持ちの60年代警備員キーチェリも同一生産年度ながら片方は紺、もう一つは黒なので、ひょっとすると「手持ち資材で適当に仕上げた」ものがあるのかもしれない。
それにしても帽章を手に入れるため、また苦労する羽目になりそうだ・・・。
同じく49年式中級職員用肩章。当時のソビエト百科事典では文官型の銀糸織パターンのはずだが、このような軍隊式織もあった、ということだろう。何しろ他にこんな配色の肩章はないのだから。
モスフィルムの倉庫から出てきた原反の一部。ソ連では廃止された規格の軍その他の余剰品を安価でモスフィルムに卸す・・・ということがよくあったようだ。この手の品を改造して帝政やら外国の制服やらをでっち上げるのに重宝したらしい。・・・まああまり使い勝手のよくないものは50年後でもまだ残っている・・・ということになるが(笑)。
友人から譲り受けた49年式鉄道省警備員制帽(下級職員用)である。制帽のトップは暗青色のはずだがどう見ても黒そのもの。友人が手に入れたものはバイカ生地でおそろしく濃いながらも紺色・・・といえる範疇だったのだが。まあ手持ちの60年代警備員キーチェリも同一生産年度ながら片方は紺、もう一つは黒なので、ひょっとすると「手持ち資材で適当に仕上げた」ものがあるのかもしれない。
それにしても帽章を手に入れるため、また苦労する羽目になりそうだ・・・。
同じく49年式中級職員用肩章。当時のソビエト百科事典では文官型の銀糸織パターンのはずだが、このような軍隊式織もあった、ということだろう。何しろ他にこんな配色の肩章はないのだから。
モスフィルムの倉庫から出てきた原反の一部。ソ連では廃止された規格の軍その他の余剰品を安価でモスフィルムに卸す・・・ということがよくあったようだ。この手の品を改造して帝政やら外国の制服やらをでっち上げるのに重宝したらしい。・・・まああまり使い勝手のよくないものは50年後でもまだ残っている・・・ということになるが(笑)。
Posted by Yakov at 18:01│Comments(0)