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Yakov

2014年12月08日

帝政レプリカ(16)

 ユーラシア・バザーにご来場の皆様、お疲れ様&ありがとうございました。

帝政レプリカ(16)

土曜日は結局トルケスタン騎兵部隊の1910年規定を着て店番である。(15)で「さすがにこれはない」と言い切ったどてら服、いやチャパンではなくチェルケスカにしたわけだが、1914年からは将校もチャパンを着るようになるので(まあ実際には混用だが)かなり短期間の仕様なわけだが。制帽と毛皮帽を持っていったが毛皮帽はさすがに周囲から「ヒかれ」た。

帝政レプリカ(16)

たまたま持っていた黄色パイピングの乗馬ズボン。もともとは1920年代ソ連民警の映画用らしいが。

帝政レプリカ(16)

日曜日は大人しく地味な格好で。1949年の鉄道省武装警備員の服は前にも紹介したが…

帝政レプリカ(16)

今回実物帽章がもう一個入手したので死蔵していた予備制帽(上)推定50年代ロットが活用できて嬉しい。




Posted by Yakov at 18:41│Comments(6)
この記事へのコメント
こんにちは、はじめまして。ユーラシアバザールにてお買い物をさせていただいた者です。バッジの解説等、大変面白く、為になるお話をありがとうございました。
出店お疲れさまでした。またぜひ次回もお伺いしたいと思っています。

そして、専門的なブログに素人丸出しの質問をしてしまってお恥ずかしい限りなのですが…ソ連時代の街の紋章にやたらと麦穂?や歯車の紋様が多いのは、農業と工業の象徴だから…ということなのでしょうか。各街の特色もへったくれもない勢いで、やたらとよく見かけるなあ、と思っているのですが…。
もしよろしければ、ご教授いただけると幸いです。
Posted by piyo at 2014年12月08日 21:26
トルクメン帽は本当に活用の余地が・・・。
そうそう、帽子と言えば黒のカラクル・ピローク帽は年内には間に合いそう。茶色は来年だなあ。それか、グレーのカラクルの帽子と、コートの襟もグレーで張り替える。

鉄道武装警備員は特に地味じゃない気が・・・
Posted by F・タナカ at 2014年12月09日 04:00
Piyo様、こちらこそ、ご来場ありがとうございました。6月のロシア語コンクールの時にも(詳細日程未定)バザーはありますのでぜひご来場くださいませ。
さて、歯車と麦穂、しみじみ多いですねえ…。意匠としては時代的なものの影響も多く(紋章学の専門家ではないので年代を追って系統たてるとかは無理ですが)工業=ハンマーだった「大規模工業黎明期」から30年代の工業化時代以降の歯車の時代、原子力時代の軌道マーク…と流行は明らかにありますね。農業も稲穂一辺倒からフルーツ盛り合わせみたいな図案が流行ったり、「場所柄」はもちろんありますがソ連各共和国の発展に応じて色とりどりになったり強引に当時の流行(トーモロコシとか)ねじ込んだり時代を反映していて面白いです。
まあごった煮が魅力みたいなところのあるソ連の「各種シンボル」ですが、拙ブログでも「ヘンなもの」見つけたら取り上げていきたいと思います。
あまり「身にならない」雑ブログですが、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by YakovYakov at 2014年12月09日 09:06
同志フョードル、トルクメン帽は地元民でない身としてはどこをどうやっても色物帽ですよねえ。日本ではやはり漫画家森薫女史襲撃用くらいしか…(<威力業務妨害の犯行予告ではありません)。
>帽子:コートの襟と帽子を合わせるのは基本ですが「思いつきで外出を決める」と揃えきれずに(裁縫の手が遅い)妥協することがタタール。
>警備員:スルー推奨w
Posted by YakovYakov at 2014年12月09日 09:10
ご教授ありがとうございます!
なんと、街の意匠に流行があったとは!そうなんです、「アトミックな意匠がある街=原子力産業が盛ん」なのかと思い、付け焼刃で調べてみるも、あまり関連があるように見えない場合が多かったので、不思議に思っていました(稲穂&歯車&原子力の組み合わせを見るたびに、一体どんな街なのかと思っていました)。流行だったんですね…。
地方色だけでなく流行を取り入れた結果、あのそこはかとない一体感が生まれてくるのかと思うと感無量です。街のシンボルが平準化してしまっていいのか?という疑問も少し沸いてしまいましたが、そこもまた魅力のひとつですね。
改めまして、ご丁寧にお教えくださって、本当にありがとうございました。来年のバザールもブログの更新も、引き続き楽しみにさせていただきます!
Posted by piyo at 2014年12月10日 23:14
いえいえ、総論ですからその中には実際に秘密核施設があるところもあるのかも…(と脅かしてみる)。
ソ連時代も10年単位とかで市の紋章が変わることがあり、帝政期の紋章が復活したりそれに変なもの足したり木に竹を継いだみたいなのがありますよ。「アエロフロートの旅客機」が描かれた街の紋章(モスクワ近郊)には脱力しました。
まあ地獄趣味の最たるものなんでちょっとした機会にマークを覚えていく…みたいなスタンスがいいかもしれませんね。
なにしろロシアには紋章学の本もありますしカラーイラストの市の紋章豪華本(ポスターまである)のでいっぺんにやろうとすると半生を費やしかねないという。
Posted by YakovYakov at 2014年12月11日 03:09
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