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Yakov

2009年07月14日

ユダシキン服制帽編(1)

 現物は当分来ないようだが現地で撮影した将官制帽でも。
某博物館から出たものなので試作品の可能性もある。

ユダシキン服制帽編(1)

礼装制服の方は70年代ソ連式を意識しながらも(ボタンが大幅に減るなど)「似て非なる」感が強いのだが、この将官パレード制帽はかなりソ連時代に似ている。顎紐は海軍将官や大佐用と同じ普通の編紐になっているが金糸コイルを使った高級なものである。もっとも今のご時世でソ連式素材、ソ連型手刺繍を導入したら経費が莫大なものになってしまうと思うが。
帽章は中心の星が消え、帝政将校と帝政兵下士官を「足して2で割った」ようなものになっている。帽章サイズは小さくなり帽体の鷲もなくなったのだが相変わらずクラウンの大きさは結構大きい。

ユダシキン服制帽編(1)

この顎紐がソ連将官礼装と同型である。裏革(時にベージュの表革)に金のコイル刺繍が施された豪華版で、さすがにこんなものまで復活させたら大変な気がする。

ユダシキン服制帽編(1)

常勤用の空挺及び宇宙軍将官制帽。帽章以外はほぼ94/97年規定のままのように見える。




Posted by Yakov at 17:14│Comments(2)
この記事へのコメント
何かと「ソ連軍に戻った」といわれがちの例の新制服ですが、細かい所を見ると結局ソ連時代とは結構違うちゃんとした新制服なんですよね。
モールの部分などはよく見るとある意味で「時代の移り変わり」というものを実感させられますね…

ところで、制帽はパレード映像などを見る限りですとトップは低めになったように見えますが
これらの写真見るとまだまだ結構トップ高めに見えるような…
Posted by きむちずむ at 2009年07月15日 01:51
>ちゃんとした新制服:
そうなんですよね。今回の制帽も微妙に刺繍デザインが異なるのですが「減らすべきボタンがない」ので(笑)あまり遠くには行ってないという感じで。
まあこれでみんな機械刺繍になってたら泣きますが。

>トップの大きさ:
この辺は今なお読みきれていません。試作だからか、将校のほぼ既製服路線と違い「工房の趣味」が出るせいなのか・・・。
ま、いざ全面切替になっても「デンビル並み」にまちまちな制帽被るようになるんじゃないですかねえ。
Posted by YakovYakov at 2009年07月15日 06:54
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