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Yakov

2016年07月29日

再録38・НКВД(1943)

 今回はうって変わってメジャーな特集である(当社比)。このサイトのご来訪者諸氏にはこの時期の軍装はもはや常識かもしれないが、まあコレクション紹介ということでご容赦いただきたい。
今更ではあるがここでいうНКВД制服というのは内務人民委員部所属のうち保安警察(通称ORGAN)と内務軍(通称VOISKA)の両者の事を指す。両者の違いについては英・露・日本語ともに文献も豊富なので軍服についてさくさくと話を進めよう。



常勤服として使われるкитель。写真は将官クラスのもので、ズボンにはロイヤルブルーのロンパスが入る。肩章は初期のジグザグ青刺繍が入ったものだがかなり早く廃止され、青い縁の単なる将官肩章が用いられるようになる。
余談だがこのようなシステムは(保安警察の場合)この期間だけで1954年には廃止されている。その後のKGBにおいても将官用の特別な軍服は存在せず、KGBの将官は通常軍と同じ将官服を着用していた。土産用のインチキKGB将官服などつかまされないよう用心されたい(ただし内務省軍の臙脂色ラインの将官服は実在する)。



内務軍中佐の礼服。民警1947年の項で少し触れた服である。これが保安警察になるとシングルブレストに青地の襟・袖章が付き、肩章には(写真にあるような)エンブレムを欠く。肩章は初期型のかまぼこ型だが、これもすぐに六角形の青縁肩章に置き換えられていく。将官用のビクトリーパレード服は通常の暗緑青色よりさらに青みが強いがいずれにせよズボン以外は当分手に入る見込みは無い。



典型的な野戦肩章の付いたгимнастерка。ポケットは貼り付け式で、プリーツは中・上級士官には大抵付けられているのだが写真のような例外も存在する。



制帽と肩章・襟章・袖章の一例。説明が煩雑になるので簡単に流すが、技術系・管理軍政系は銀地、銀ラインが用いられる。
兵用肩章で丸いアウトラインのものは特別任務で看守、消防などが使用する。写真のМЗは「拘置所」の看守で収容所の監視兵はОЛの文字が入る、といった具合である。
見にくい位置になってしまったが青地にラズベリー縁はORGANの下級職員が使用した肩章で、臙脂に青縁はVOISKA(囚人護送隊含む)が使用。襟章は青色に淡青縁が士官用、青に臙脂縁が兵用。将官用は青に金刺繍の縁が付く。
また尉官用の礼装用袖・襟章も参考に提示しておく。
(2006/8/14)



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