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Yakov

2016年07月30日

再録175・夏帽(4)

再録175・夏帽(4)

前項(3)でちょっと言葉足らずだったようだがこのように固定式の夏制帽ももちろん存在する。洗濯に不便なのは間違いないが・・・。この海軍将官帽は薄いクリーム色のウール製、何かと手がかかる話である。ちなみに海軍の夏制帽は白~クリーム色の様々なトーンがあるが、白背広はほぼ例外なく薄いクリーム色である。なぜか88規定では女性用のみ純白の化繊混紡と指定されているのだが。

再録175・夏帽(4)

織の荒い綿・麻混紡のカバーがついた正体不明の制帽。戦前の海軍白キーチェリを思わせる材質、制帽の下縁にも付いた黄白色のパイピングからみて20年代の民警制帽あたりかもしれない(帽章はバイヤーが適当につけたもの)。いずれにしても(コスプレ)活用が難しい制帽ではある。

再録175・夏帽(4)

「夏用制帽」ということで69規定の将官用夏期パレード制帽もここで紹介してしまおう(デザイン自体は50年代から存在する制帽だが)。例のライトグレーのダブル服に合わせる制帽で各兵科色ごとに存在した・・・のだが経費削減のためか88年規定までに赤と青の2種類に絞られてしまい(改定年度不明。後日追記予定)、そもそも1980年にこの制帽も廃止(通常パレード用の暗青緑制帽を代わりに着用)されてしまった。ただ民警の将官は91年まで夏期パレード服とこの制帽をあわせ続けていたのでややこしい。最下段の制帽はソ連邦元帥用だが、素性についてあまり堅いことはいわないように(笑)。
次回はパナマを紹介。
(2007/2/9)



Posted by Yakov at 21:27│Comments(0)
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