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Yakov

2016年07月31日

再録247・ソ連迷彩服大戦編(2)

 今回は雑多な迷彩を淡々と紹介する。制定年度その他はロシアのマニア間でも議論が続いている状態で、大まかな目安程度以上のことはまだ書かないほうがよさそうだ。アメリカ人あたりだと思い込みで一発ぶちかましてしまうところだろうが…。

再録247・ソ連迷彩服大戦編(2)

кикимора(妖怪の一種)と呼ばれる迷彩着。まあいきなりこのなりで出てこられたら味方でも驚いてしまうだろう。この辺の命名センスは世界共通のようで、ほとんどゲゲゲの鬼太郎の世界である。出現時期、いや採用時期は比較的早い。

再録247・ソ連迷彩服大戦編(2)

グレーがかった色調の棘葉迷彩。後述する迷彩によく似てはいるが非常に細かいパターンであるのが特徴。戦争中期より確認できる。

再録247・ソ連迷彩服大戦編(2)

昨年9月の「40~50年代編」で紹介したのと同じ棘葉迷彩。この迷彩は時々「白樺」と呼ばれることもあるのだが「白樺」の俗称は「コンピュータパターン」とも呼ばれる3色迷彩、60年代以降の2色迷彩にも使われる用語なので迂闊に使うとお互い別のものを思い浮かべることになりかねない…。ともかくこの例では大戦型の2ピース、生地は薄手の綿である。戦争後期に出現したものなのはいうまでもない。

再録247・ソ連迷彩服大戦編(2)

同パターンであるが生地がガーゼのような目の粗い生地で出来ている。耐久性には少々問題がありそうだ。

この他雪中迷彩などネタはあるのだがそれはまた後日。全くの余談だが前回話に出したソ連軍「迷彩見本帳」には緑地に白い水玉(!)が細かく入った迷彩生地が入っていた。何時の日か「緑に白の水玉カバーオール」というのを目にする機会が来るかもしれない(?)。



Posted by Yakov at 09:19│Comments(0)
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