QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
プロフィール
Yakov

2016年07月31日

再録445・武装警備員(6)

再録445・武装警備員(6)
再録445・武装警備員(6)
再録445・武装警備員(6)
再録445・武装警備員(6)
 現代ネタは結構ややこしい。何しろ90年代からこちら国営企業の民営化だ再国営化だと組織改変の繰り返しなのだ。
 90年代後半に街のвоенторгで偶然見つけたズベルバンク(国営銀行)の警備員制服。そんなもの街で売ってていいのか?と思ったが別に買うのを躊躇する理由もなし。ぱっと見は海軍の新型ブルゾンかと思ったがジッパーの代わりに国立銀行のシンボルマーク付きボタンで着用する。未使用新品だったので記章には少々推定が含まれる(大きな間違いはないと思うが)。
 これは警備員と集金員の係員章。後述するように今では使用されていないので「職員に化けて一攫千金…」にはもはや遅すぎるので念のため。
これら職員用の帽章も見たことがあるが値段が折り合わずにまだ入手していない(まあどのみちコスプレネタには不向きだし…)。
 以前紹介したINTERPOLITEXの会場で配っていた内務省管轄の統一企業体"ОХРАНА"のパンフレットと帽章(フクロウのマーク入り帽章は90年代後半から存在したвохр用)。組織改変で今のような形態になったのは2005年だが、当然内務省の上級職がトップで運営主体が国家であるのには変わりない。ただ重要な国家施設以外の民間企業(準国営企業も含む)の警備業務も受託しているようで、日本の感覚ではどうも理解しがたい位置づけである。
 このパンフレットなどを見ると「お気軽にご依頼ください」みたいなノリでありつつも巻末には結構重装備の装備武器リストが出ていたりして「国営の民間軍事会社」のような(<形容矛盾そのもの)不可思議な雰囲気が漂っている。先に紹介したような大銀行や郵便局などの多くは現在ここの警備システムを導入しているようである。

…もっとも郵便局のオフィス警備は別の警備会社がやっているようで…う~む。よく判らん…。



Posted by Yakov at 22:12│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。