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Yakov

2009年09月29日

再びピオニール(2)

 重箱の隅のような内容で恐縮だが(笑)。

再びピオニール(2)

ピオニールのシンボルである赤ネクタイ(ネッカチーフというべきか)2種だが、同じ80年代の製品でありながらおそろしく色調に差があるのだ。読者の皆様のモニターではそれ程の差が出ていないかもしれないが、手前のモスクワ市内工場製と奥のタシケント市工場製ではまったく別ものの様な有様なのだ(手前はオレンジ色に近い朱色、奥は真紅)。化繊製な上にソ連のこの手の染料は異常に耐久性があるので褪色とはもちろん思えない。国家規格番号、材質、年代(88年と89年では差も出るまい)が同一でここまで違うと「国家品質管理局(ОТК)はどこを見てるんだ」、という気になる。

再びピオニール(2)

学生寮で隣人だった小学生女児(学生寮の一部は普通のアパートになっていたのだ)の父親は民警だったのだが、夏休みには関係者家族向けのピオニールキャンプに行っていたそうだ。
このバッジは保養所「サリュート」のものだが、ピオニールのモチーフと「KGBマーク」をあしらっている辺りから(現ロシアでも)保安関係者家族向けの保養所として残されているようだ。

再びピオニール(2)

上質サテン地のピオニール旗。70年代以降のものだろうか。以前旧ブログで戦前の旗を紹介したこともあったが、これは周囲に房もなく結構シンプルなつくりだ。ラッパにつけるようなペナントと違い、旗竿につけるようにはなっているのだが50cm角程度の小型旗なので使用目的はイマイチよくわからない。

次回はまた制服ネタでも。




Posted by Yakov at 17:44│Comments(0)
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