QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
プロフィール
Yakov

2009年10月12日

再び靴ネタ(4)ソ連軍用編上靴

 ・・・まあ画像をちょっと紹介しただけで終りそうなのだが。
向こうの事情通によると80年頃、ソ連軍が最初に導入した新型編上靴(戦前~70年代の踝までのブーツは除外した話)は米軍のジャングルブーツの100%コピー(ソールの工場刻印をのぞく)だったらしい。
今回紹介するのは80年代前半のロットで、「米軍グレナダ侵攻時に西側に知られた」時代のもの。新型の中でも2世代目、といえるものかと思う。
 
再び靴ネタ(4)ソ連軍用編上靴

鳩目穴が7個のローカットタイプ。次の画像の10個穴タイプとの違いは支給対象の違いか生産時期の違いかすらよく判らないので、後日ロシアの軍服フォーラムなどを穿り返さないといけないだろう・・・。
全体に緻密に釘が打ってあり、踵にも溝が見える。製造刻印は84年だった。

再び靴ネタ(4)ソ連軍用編上靴

鳩目穴10個のハイカットタイプ。製造刻印は判読不能だったが、グレナダで入手された靴の映像(当時のCM誌、某サムズ社長の記事)はこちらに近い。旧時代のジャックブーツ踵用のソールがそのまま使われている。極めて細身(足首が)の裁断でなかなか格好がいいが使用感はどうだったのだろうか。

以上は全て本革製である。

・・・ソ連末期型の兵用編上ブーツだと下半分が裏革でつま先のチップがないタイプが主流なのだが、この頃のクォリティーは大したものだ。
今やコレクターズアイテムとなってしまった感があるが、サイズが特殊なものとか、軍倉庫の隅からまだ発掘できそうな気がするのだが・・・。




Posted by Yakov at 18:51│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。