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Yakov

2009年02月06日

続・武装警備員(3)

 今回は特殊すぎて資料が皆無。まあ武装警備員に分類して間違いないとは思うのだが。



ロシア外務省の警備パッチだが、在外大使館の警備要員、と聞いた。実際ロシア外務省の建物(モスクワ・アルバート街の終点、というか地下鉄スモレンスカヤ駅そば)の警備は普通の民警が行なっているようだ。ソ連大使館の警備員、というと映画「ニキータ」みたいだが、もちろんあの映画(の考証)には真実の一滴すら含まれていない。



画像下は在イラク・ロシア大使館のパッチだが、これまた武装(してないわけがない)警備員のものと思われる。残念ながら装備・制服一切が謎であるが、以前紹介した海外勤務服みたいなデザインなら面白いと思う(根拠なし)。
以前(2001~2年ごろ)、在アフガニスタンの旧ソ連大使館を再開する際には(武装した)非常事態省職員が派遣されたものだが、イランに関しては(実情はさておき)さすがに非常事態省の領分ではないと思う。
上にある「ロシア」の胸パッチはこれと同時に買ったのだが「一緒に着用する」物かどうかの確証はない(規格は非常事態省のものに似ている)。  

Posted by Yakov at 17:57Comments(0)

2009年02月05日

続・武装警備員(2)

 マイナーなテーマの方が筆が進む・・・というのがこのブログだが、さすがに(あまり出鱈目な記事を書くわけにも行かないので)あまりに情報が少ないものは画像紹介にとどめる他仕方ない。



ロシアの某軍装研究掲示板でも話題になったのだが、公式には存在しない、だが頻繁に目にする・・・という類のものである。
70年代に至っても武装警備員・ВОХРは縁のない緑~やや暗緑色のウールもしくはバイカの襟章しか定められていないのだが(<それ以前ももちろん)、国境警備隊の金縁襟章を使っている例もかなり頻繁に見られる。
この例でも武装警備員専用か?と思って裏を見たら、大胆にアルミ台座をぶち抜いて階級章をねじ込んだいかにも、なマイ・襟章であった・・・。まあデンビルカスタム同様、当時の隊員が身につけていたことには変わりないのだが。



この画像、なんとも珍妙な格好に見える・・・。筆者も初めはどこかの変わった民族帽か、はたまた第一次戦米軍の毛皮帽か(判り難い例で申し訳ない)・・・とおもったが、よく形を整えてみれば軍用と大差ない裁断の毛皮帽であった。帽章は60年代くらいの品質の高い武装警備員用がついていた。まあ帽子ともどもオリジナルであろう。



旧ブログで何回も紹介したパッチのヴァリエーション。あまりにも種類が多く、生産年代もほとんど藪の中、である。

次回はかなり特殊なものを(いつも十分に特殊だ、とかいわない様に)。  

Posted by Yakov at 17:36Comments(0)

2009年02月04日

続・森林警備官(1)

 これまた旧ブログの続き。最近は小物の紹介ばかりで少し申し訳ない気もするが・・・。



森林警備隊の10,20,30年記念章。同じ時期に作られたと思しいアルミ製だが、これは警備隊の創設ではなく勤続~年の記念章と思われる。10年記念のデザインが旧型(戦後40年代頃)によく似ているのが少し気になるが・・・。



腕章その一。隅に写っている襟章はレプリカの旧型襟章である。



その二。同じく隅に袖章が写っているが、これは戦後60年代くらいのものだろうか・・・。



  

Posted by Yakov at 17:48Comments(0)

2009年02月03日

続・武装警備員(1)

 これまた旧ブログで散々紹介したネタだが、もちろんそう簡単に語りつくせるものではない。ま、今回は簡単に現ロシア時代のものを。



公式の訳称を知らないので経済金融省としておくが、そこの警備員のバッジである。国防省の衛兵、交通省の警備員、ロシア郵政の警備員と同様、基本的に所属官庁別に定められた制服を着用している。
もっともこの秋(工事中の)交通省建物前を通った時に警備していたのは「ナーシ」のボランティアだった。工事終了後になれば多分制服が見れるのだと思うが・・・(間近で観察するチャンスを逸して悔やんでいる)。



以前に書いたと思うが、内務省所属の国営企業である警備局の帽章である。以前はフクロウのアップがシンボルであったのだが、また新しくCIでも導入したのだろう(2007年の秋にはもうこのデザインであった)。なんというか、この辺かつてのバブル期を思わせる(苦笑)。



モスクワの地下鉄トレチャコフスカヤとかの出口で見かける元内務省職員で編成された警備会社・ODONの襟章。こういうものも街のvoentorgで取り扱っている、というのが面白い。まあ職員以外で買うのは筆者ぐらいだと思うが。  

Posted by Yakov at 18:08Comments(2)

2009年02月02日

79迷彩(1)

 筆者のようなじじいはともかく、若い方には大昔の話であろう1985年ごろに中田商店からソ連国境警備隊のレプリカ迷彩服が発売されたことがあった。もちろん当時のことで何の資料も見当たらず、同じくレプリカの空挺、戦車兵、機械化歩兵等の刺繍製(笑)兵科パッチや適当なベレー帽と組み合わせてほぼタウンユースに着つぶしてしまったものだ。
その後数年が経ってosprey社の英文資料で正体がわかり、肩章だ襟章だ袖パッチだ、と今度は部品の探索に追われる日々が・・・。と、思えば(後期型の79戦闘服と異なり)、いかにも敷居の高い服であった。
その服のオリジナル(空挺バージョン。上下と同色のベレーつき)を7~8年前に一度入手したのだが、今はなき某ミリタリーショーの会場で不在時盗難にあってしまったのだ(<一部では有名な話)。
前置きが長くなったが、今回入手したオリジナルの一般型迷彩服を紹介する。実は未使用新品も昨年春に購入したのだが、それはまた到着後に。



とりあえず全体を。並べて紹介せずに恐縮だが、中田製のレプリカも非常によく再現されていたことが判る。ただ袖のポケットがマジックテープ(中田はボタン式)と微妙な差異があるのだが、中田が参考にしたサンプルがそうであったかもしれないので即断は避けておく。
兵下士官ではこれにフルカラーの台形肩章と襟章(着用状況によっては袖パッチ付きの例も)がつくわけだが・・・。



この服ではこのように差し込み肩章が付くように改造してある。将校がこの旧型服を着用している記録写真は極めて希なのだが、ソ連の劇映画では将校服というのも時々見かける。これがそのような例なのか、それともサブデュードの記章をつけていたのか、はたまた格好付けなのか・・・。結論が出るまでにはしばらく掛かりそうである。



おまけ。これはKGB警護部隊の自作差込肩章だが、別に迷彩服につけるわけではなく、オートバイエスコート隊の革ジャンパーとかにつけたものかと思う。まあ自作差込肩章の例として挙げてみた。
  
タグ :KGB迷彩

Posted by Yakov at 17:37Comments(0)

2009年02月01日

警察無線

・・・とか書くとラヂXラXフの人みたいだが・・・。現ロシアではモトローラ系を汎用しているので革製の専用ケースがPXで売られていたりするのだが、中身の方はまだ手に入れていない。電波法とかがうるさくてどうせ常用できないのがこの国の定め、中身のぶっ壊れたものでも欲しいものだが。

もっとも、今回紹介するのは無線機と銘打つにはあまりにも「それ以前」の話で・・・。





ソ連時代の民警がらみの記録写真でお馴染みの送受信切替マイク。大体外部に露出しているのはこの部分だけで通信機本体はケースに隠れて見えないのだが・・・。
偶然この部分だけ入手できたのだが肝心の本体がないと(型番がわからないので)無線機本体の情報が検索できないのがもどかしい。いや、別にモックアップを作ろうというのでは・・・もごもご。
・・・根がコスプレ野郎なのでこの手のガワには異常にこだわるのである(道は険しいのだが)。



これだけではあまりにアレなのでグルジア警察(シュワルナーゼ時代)の当直バッジを紹介しておく。実のところパトロール警官か交通警察かすらわからないのだが。まあしょせんグルジアだからどうでも以下略。  

Posted by Yakov at 17:41Comments(0)