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Yakov

2009年03月17日

兵科シンボル(2)

 本日は趣向を変えて。兵科章の変遷についてちょっと紹介してみたいが、この調子で全兵科やる・・・とかではないのでご安心を。いよいよネタに困ったらやるかもしれないが。



帝政の装甲車部隊章と1922年式戦車兵袖章を。割と下世話・・・というか即物的な帝政デザインに対し、イメージ優先の赤軍デザインが面白い。この後盾と電撃のマークもでてくるのだが(その現物はどこかに入り込んでしまったので後日)この旧マークは1924年にも装甲部隊本部のシンボルとして残されている。



1924年式エンブレムの一部。装甲車、装甲列車、戦車の個別にマークが設定されているのがわかる。ここに出した戦車マークはややイレギュラーな現地製造タイプかもしれない。・・・さすがにこの辺は実物ではなく型取りした金属製の複製品である。黙っていればわからないかもしれないが(笑)。



1936年型戦車兵エンブレム。大小あるが、士官候補生用に小さいのが存在したのは間違いない。実際のところ小さいものを襟に着用した士官クラスの写真も散見するので「候補生専用」かどうかは断言できないが。
小型のものは早期に姿を消したようで、1943年の肩章用にはほぼ全て大型タイプがつく。



戦後の55年、69年、94年、2000年ごろの各エンブレム。なんというか当時使われていた戦車とはほぼ無関係のデザインとなっているのが面白い。最後のものなどスターリン戦車にしか見えないのだ(笑)。
最新の2004年型は胸甲騎兵の鎧にデザインがかえられたらしいが、現物にはまだ出会えていない。  

Posted by Yakov at 19:58Comments(4)