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Yakov

2009年04月28日

番外編・努力は認めるが・・・。

 最近番外編ばかりやっている気がするが、昔買った奇妙な小物を(部屋の隅から)発掘したので紹介する次第。



モシン・ナガン用の7.62X54R実弾改造の「ペン」である。元になった弾は銅被甲の鉛弾頭、薬莢は鉄に銅メッキの戦後型らしいのだが、金色味が強いので一度メッキを剥がして黄色ラッカーで塗装したようにも見える。



ご覧の通り弾頭の削られた部分からは鉛の芯が覗ける。弾頭後部も通常弾頭そのものであることから「万年筆」のような改造はされていないのがわかるだろう。



弾頭から突き出した小さなピンと回転して固定するための薬莢ボトルネックの切り欠きに注目。おそろしい凝りっぷりである。
・・・しかし問題は「ペン先」のインクだまりな訳で・・・。つけペンのインクだまりが大きいと滴がこぼれてえらいことになるのかもしれないが、それにしてもあるかないかのインクだまりの浅さに驚く。
真鍮でこさえたクリップも出来は非常にいいのだが、「つけペン」を胸に挿すか?普通・・・。
とはいっても、筆者は(実用性が皆無とはいえ)こういう明後日の方向に凝った小物は大好きなのでつい買ってしまったのである・・・が、何となく筆者の人生を思わせるような気がしないでもない。
・・・ちょっと悲しくなってきたので本日これまで。  

Posted by Yakov at 19:21Comments(2)