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Yakov

2009年09月16日

計算機(1)

 日本でも(ソ連カメラと同様に)入手可能なものなのでこれまで紹介してこなかったのだが・・・。





1940年代、クルスク市計算機工場製の「フェリックス」型機械式計算機。日本でいえばタイガー計算機・・・というわけだが、そういう筆者とてタイガー計算機をリアルで知っているわけではない(骨董市ではよく見かける)。
目盛りをあわせてハンドルを回すことで加減乗除の計算が・・・というやつで計算尺同様「50年代技術者の必需品」のイメージだ。
メカ的な魅力は相当なものだが、何しろ死ぬほど重いのでモスクワから持ち帰る気は起きなかった。日本で売ってくれた新宿の某カメラ店には感謝するほかはない。
・・・価格のうちかなりの部分は「送料」ではないだろうか。

実は最近ソ連なつかしグッズ紹介サイト(もちろんロシアのサイトだ)ばかり覗いているため7~80年代のソ連電卓にも興味が出てきて困っている。来月にはまたモスクワに行くのだが、またつまらぬものを山ほど買い込んでしまうかも・・・。使いもしない計算尺がうちに何個も転がっているというのに業の深い話である。

  
タグ :計算機メカ

Posted by Yakov at 18:01Comments(6)